「後継者研修会Ⅱ」独自に – 台湾伝道庁
台湾伝道庁(桝井幸治庁長)は、昨年2月から今年3月にかけて「後継者研修会Ⅱ in Taiwan」を4回に分けて開催、計146人が受講した。これは4年前、親里での「後継者講習会」に準じる形で開かれた「後継者研修会」(海外部主催)が好評を博したことで、受講者から「再度、研修会を開いてほしい」との提案を受けて独自に企画したもの。
今回は17歳から50歳までの道の後継者を対象に、普段の生活の中で周りの人とたすけ合い、陽気ぐらしを実践していくことを目的に実施。日帰りのプログラムで、教会長による講話とねりあいが行われた。
昨年2月にスタートし、3月には新型コロナウイルスの感染拡大に伴って一時開催を見送ったものの、市中感染の広がりが収まった時期を見計らって再開。先ごろ、全4回の日程を終えた。
受講者からは「『かしもの・かりものの理』の勉強を通じて、初心に戻って自分の過去を顧みる機会が得られた。身近なところで小さい行動から始めて、思いやりの心を社会へ広めていくことが、平和な社会や世界につながるのだと分かった」「ねりあいの時間を持つことで、ほかの受講者の意見や考え方を知ることができて、とても勉強になった。感謝の心を忘れず、ひのきしん、おたすけを実践していきたい」などの感想が聞かれた。
桝井庁長(68歳)は、「『教理勉強会や、おてふり・鳴物勉強会を開催してほしい』との声も挙がっている。今後も、道の後継者が信仰実践に励み、少しでも成人できるような機会を用意していきたい」と語った。