特集 教祖のひながたに親しもう 教祖伝フェア(4)
ひながたを子育てに生かしたい
Q. 初めての子育てに戸惑う毎日です。教祖のひながたを学び、親として一歩成人したいと思うのですが、おすすめの本があれば……。
A. 日々、家事や子育てに頑張るお母さんにおすすめしたいのが『拝啓おやさま――道の子の”心の文箱”』(道友社編)です。
この本は、平成元年から12年間にわたって『天理時報』で連載された読者投稿欄「拝啓おやさま」の中から55編を取り上げ、一冊にまとめたものです。
“教祖へのお手紙”の一つひとつに、日常で感じる信仰の喜びやご守護への感謝の思いが、飾らない言葉で綴られていて、共感・感動すること間違いなし!
教友たちの、教祖をお慕いする気持ちに心がほっこりして、思わず胸が熱くなり、涙がこぼれるようなお手紙も。
また、堤保敏氏の四季折々の挿絵と短いコメントも、読み手に元気を与えてくれます。日々の忙しさで心が休まらない人には、ぜひ手元に置いてもらいたい一冊です。
そして、この本と併せて読んでもらいたいのが『おやさまへの手紙』(道友社編)。この本に載っているお手紙は、5歳から11歳までの子供たちが書いたものです。
たどたどしいイラストや文字に、思わずクスっとするものから、考えさせられるものまで、さまざまです。「こんなに小さい子でも、教祖の存在を確かに感じている……」と、子供に教えを伝える大切さについて、あらためて考えさせられます。
読み終わった後、お子さんと一緒に、教祖にあてて、お手紙を書いてみては。教祖を思う子供の純粋な言葉に、親としての新たな気づきがあるかもしれませんよ。
“四会”のイチオシ
婦人会『たすけ一条の道――「稿本天理教教祖伝」を繙く』中山もと著
青年会『おやさまの教え――用語解説』上田嘉世著
少年会『おやさまと先人〈上・下〉』文・諸井道隆/絵・ささくら
学生担当委員会 Web〈Happist〉「逸話篇にまなぼう」
教祖のひながたに親しもう