海外で子弟育成の取り組み – 海外ニュース
新型コロナウイルス感染拡大により、おぢばへの帰参が困難な状況が続くなか、国の内外で道の子弟育成の取り組みが活発に行われている。少年会ハワイ団(井上タイロン団長)とコンゴブラザビル団(ムピカ・ハナコ団長)は今夏、それぞれ独自に育成行事を実施、子供たちの笑顔が見られた。
「こどもおぢばがえり」の雰囲気を – ハワイ団
ハワイ団は8月28日、オンライン上で独自に「こどもおぢばがえり」を実施した。
これは、おぢばへ帰参できない子供たちに、少しでも「こどもおぢばがえり」の雰囲気を味わってもらおうと企画したもの。同団では、少年会本部が制作している「YouTube」のコンテンツ「みちのこチャンネル」を活用し、管内学校の生徒によるダンスやマーチングなどのパフォーマンスを観賞した。
また、「おやさとやかた講話」では、おやさとやかた前の映像と、英訳された「かみさまのおはなし」を連動させ、おやさとやかた内で実際に講話を聞いているように演出。子供たちはおぢばの雰囲気を味わいながら教理にふれた。
このほか、「みちの子作品展」の共同作品部門に出展し、銀賞を受賞した同団の作品をオンライン上で見ながら、受賞の喜びを分かち合った。
独自に「子供の祭り」10日間開催 – コンゴブラザビル団
コンゴブラザビル団は7月26日から8月4日にかけて、同団設立15周年を記念する「子供の祭り」と銘打ったイベントを開催。首都ブラザビルやポワント・ノワールなど、コンゴ共和国内各地から少年会員約170人が参加した。
期間中、少年会員たちはコンゴブラザビル教会(バゼビバカ・ピエール会長)でおつとめまなびを勤め、管内の講社祭に参拝。また、お楽しみ行事として企画された動物園訪問や、お泊まり会、アニメ映画の観賞などのプログラムを体験。10日間にわたって楽しいひと時を過ごした。
なお、期間中は万全の新型コロナ感染防止対策が講じられた。