各地で訓練再開 – 災救隊
新型コロナウイルスの新規感染者数が減少し、地域活動が再開しつつあるなか、災害救援ひのきしん隊(=災救隊)の訓練が各地で行われた。
滋賀教区隊(藪田廣信隊長)は10月29、30の両日、高島市の複合型アウトドア施設「グリーンパーク想い出の森」から要請を受け、訓練を兼ねたひのきしんを実施した。2日間で延べ54人が参加し、施設内の枯れ木の伐採や草刈りなどの作業に取り組んだ。
これに先立つ結隊式では、同施設の理事長が「手が回らない箇所が多かったので、非常にありがたい」と謝辞を述べた。
藪田隊長(63歳・明六十一分教会長)は「いつでも出動できる態勢を整えるために、訓練は必要不可欠だと、あらためて感じた」と話した。
(滋賀・中西代表社友情報提供)
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北海道教区室蘭支部隊(岡﨑秀人隊長)は10月30日、土砂災害を想定した室蘭市輪西地区の防災訓練に参加。市職員の指導のもと、避難所の開設から避難者の受け入れ、炊き出し、段ボールベッドの組み立てと設置、発電機の取り扱い、情報伝達の各種訓練などの防災講習を受けた。
岡﨑隊長(66歳・本輪西分教会長)は「要救助者を助けるためには一定の知識が必要となる。今回の訓練は、その知識を学ぶ貴重な機会となった」と語った。
(北海道・高村社友情報提供)