35年の感謝を込めて
西薗和泉氏(61歳・勢白分教会ようぼく)の水彩画展「日々感動・描いて・感謝して」(道友社共催)が11月21日から、おやさとやかた南右第2棟1階ホールで開かれている。
今回展示されているのは、西薗氏が長年手がけている『天理時報特別号』表紙絵の原画を中心に、美術教諭として勤めた天理中学校の旧校舎や生徒の似顔絵、今年の修養科中に描いた親里の風景など多数。水彩画を描き続けた35年間の教員生活への感謝を込めたという。
これまでに延べ600人が来場(11月30日現在)。西薗氏の在廊中には、言葉をかけて談笑する姿も多く見られた。
来場者の一人、柳瀬佳子さん(72歳・さいたま市)は、自身が所属する布教所の信者に『天理時報特別号』を毎月届けている。「友人から今展のことを聞いて足を運んだ。どこか懐かしさを感じさせる絵のタッチに親しみを持っている」と笑顔で話した。
西薗氏は「全国に『天理時報特別号』などの絵を楽しみにしてくださっている人がたくさんおられると再確認できた。できるだけ多くの人たちに、原画を見にお越しいただけたら」と語る。
展示期間は2022年1月16日まで(時間は9時~16時。26日は12時半から)。休館日は12月27日から1月4日まで。入場無料。