頂いた恩を誰かに送る– わたしのクローバー
辻 治美(天理教甲京分教会長夫人)1969年生まれ 先日、あるイベントの参加費を調べていたら「ペイフォワードです」と書かれていました。 ペイフォワードとは、直訳すれば「先に払う」となりますが、自分が受・・・
辻 治美(天理教甲京分教会長夫人)1969年生まれ 先日、あるイベントの参加費を調べていたら「ペイフォワードです」と書かれていました。 ペイフォワードとは、直訳すれば「先に払う」となりますが、自分が受・・・
世界一列の人間は、皆神の子や。何事も、我が子の事思てみよ。ただ可愛い一杯のこと。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一六四「可愛い一杯」 この世と人間を創造された親神様にとって、人間はみな等しく可愛いわが子。・・・
大和青垣の龍王山を源とし、天理市街を西流して大和川に合流する布留川。万葉集にも詠まれたこの川は、古くから市民に親しまれてきました。近年は定期的に清掃活動が行われ、ホタルの飛ぶ姿も見られます。 天理教教・・・
姿はグロテスクですが、酢の物にすると美味しいナマコ。初めて食べた人は偉いと思います。あるいは納豆。一見、糸を引いている腐った大豆のようで、臭いも独特です。 フグ毒には青酸カリの千倍の毒性があるといわれ・・・
「冬来りなば春遠からじ」 日本の古い格言かと思ったら、西洋の詩の一節でした。冬が来たら……、「寒いよね」「つらいよね」と続きそうですが、「春は遠くないよね」とつながる。一種の反転が見事です。 つらい出・・・
濱 孝(天理教信道分教会長夫人)1972年生まれ 毎日陽気に暮らしていても、いたたまれない気持ちに押しつぶされそうになるときが、たまにある。 私は涙が出ない。一粒でいい、たった一粒でいいから、私の目か・・・
水を飲めば水の味がする。親神様が結構にお与え下されてある。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』第三章「みちすがら」 これは教祖が、人をたすけるために財産を施し尽くされ、極貧の暮らしを送るなかで諭されたお言葉で・・・
学生時代から機械工学が得意で、大学院を修了後、大手重工メーカーに入社した。 結婚を機に天理教に入信。33歳のとき急性小脳炎を発症し、一時は歩行困難になったが、義兄である教会長の懸命なおたすけにより完全・・・
教誨師とは、刑務所や少年院などの矯正施設へ定期的に出向き、受刑者の徳性を養ったり、宗教心を培ったりする宗教家のこと。 自らの信仰信念に基づく講話や、被収容者の願い出に応じて個人面談を行うなど、民間ボラ・・・
やさしい心になりなされや。人を救けなされや。癖、性分を取りなされや。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一二三「人がめどか」 これは教祖が、入信後間もない人に諭されたお言葉です。癖は誰にでもあり、悪い癖を直す・・・
三濱かずゑ(臨床心理士・天理ファミリーネットワーク幹事)1975年生まれ 年末に誕生日を迎え、40代最後の1年が始まりました。「人生百年時代」の折り返しを意識してしまいます。 一瞬を大切に 「今この瞬・・・
新しい年を迎えました。日本では「明けましておめでとう」、英語圏では「ハッピーニューイヤー」と言葉を交わします。新たな年に祝意と幸せへの願いを込める習慣は、洋の東西を問わないようです。 いつもと同じよう・・・
お正月は故郷へ帰り、親と一緒に新しい年を迎える人も多いことでしょう。 奈良県天理市にある「ぢば」は、神様が最初に人間を宿し込まれた地点であり、すべての人間の故郷です。ここでは、親なる神様を慕って帰って・・・