スズメのお宿春の共演 – 表紙写真
大阪府堺市の白鷺公園。ハスが満開の時期、午前中に訪問。スズメがハスの中からお出迎えしてくれているようだった。 by 藤浪秀明
毎年夏休みの時期に、奈良県天理市で開催される「こどもおぢばがえり」は、70年以上続く真夏の天理教の一大イベントです。 親神様が最初に人間を宿し込まれた地点である「ぢば」は、すべての人間のふるさと。この・・・
菜の葉一枚でも、粗末にせぬように。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一一二「一に愛想」 教祖が「粗末にせぬように」とおっしゃったのは、単なる節約ということではありません。菜の葉一枚にも、子供である人間に陽気・・・
野口良江(天理教栄基布教所長夫人)1977年生まれ 集団登校の班長さん 歩いて出勤しようと少し早めに家を出た朝、天理小学校に通う子供たちの集団登校の時間と重なりました。今日は月曜日、みんな大きな荷物を・・・
会議のとき、意見の直後にさっと対案を出せる、頭のいい人は羨ましくなります。短時間で解決策を導かねばならない場合、こういう人は貴重です。 家族や友人との会話でも、一概には言えませんが、頭のいい人ほど、話・・・
「物は大切にしなされや。生かして使いなされや。すべてが、神様からのお与えものやで」という天理教教祖の教えを、具体的に身に行う活動の一つに図書修理がある。 この活動は誰もが気軽に取り組め、図書館や学校に・・・
人を救けたら我が身が救かるのや。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』四二「人を救けたら」 このお言葉は、人をたすけたら今度は人が自分をたすけてくれる、という功利的な意味ではありません。親神様は、自分のことより・・・
三濱かずゑ(臨床心理士・天理ファミリーネットワーク幹事)1975年生まれ 真っ赤なカーネーションが街を彩り始めるころ、自分自身に問いかけることがあります。 「私はちゃんと、母親をできているだろうか?」・・・
甍の波と雲の波 重なる波の中空を橘かおる朝風に 高く泳ぐや鯉のぼり 最近では「やねよりたかいこいのぼり」と歌う童謡のほうをよく耳にしますが、筆者は小学校で習った冒頭の唱歌の文語調の響きが好きです。 近・・・
4月29日(火・祝)は全教一斉ひのきしんデー 誰でも人のために何かをしたり、人の役に立ったりしたときは嬉しいものです。それは、人間が互いにたすけ合って生きるように造られているからです。 私たちは人間を・・・
神と言うて、どこに神が居ると思うやろ。この身の内離れて神はなし。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一六四「可愛い一杯」 神様のお姿は人間には見えないけれども、実は体の中におられるのだと、教祖はお教えください・・・
川村 優理(エッセイスト・俳人)1958年生まれ 江戸時代から残る古民家で学芸員として働いています。鍵を開ける当番の朝は、少し早く出勤します。雨戸を開けて回るだけでも20分ほどかかる大きな家です。 材・・・
「人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに」 ある教育学者の言葉です。 春本番。就職、転勤など環境の変化で、新しい出会いが待っている人も多いでしょう。人に限り・・・
辻 治美(天理教甲京分教会長夫人)1969年生まれ 先日、あるイベントの参加費を調べていたら「ペイフォワードです」と書かれていました。 ペイフォワードとは、直訳すれば「先に払う」となりますが、自分が受・・・