第24話 やさしく見守ってやれば育つ – ふたり
前話のあらすじ夏休みが近づき、ビョーンさんのスクールは忙しくなっていた。カンも、ときどき子どもたちを連れてボードで少し沖に出る。それは、あの夏の日を思い出させる光景だった。 第23話「海はもう一つの地・・・
前話のあらすじ夏休みが近づき、ビョーンさんのスクールは忙しくなっていた。カンも、ときどき子どもたちを連れてボードで少し沖に出る。それは、あの夏の日を思い出させる光景だった。 第23話「海はもう一つの地・・・
株式会社マナベルで代表取締役を務めている吉川孝之さん(48歳・教会本部ようぼく)。人材育成コンサルタントとして、高校生から経営者まで幅広い層を対象に研修を実施するなど、人材育成や教育の分野で活躍してい・・・
暦のうえでは「白露」を迎えます。夜中に大気が冷え、草花や木に朝露が降り始めるころです。心なしか暑さも和らいできました。そんな中にも、今年の夏を振り返ると、3年ぶりにおぢばに子供たちの笑顔が戻ってきたよ・・・
竹下紀子(36歳・福岡市) 先日、両親と共に北海道へ旅行に行きました。 道内を観光する中で「博物館網走監獄」を訪れたとき、教誨堂という場所に『みちのとも』が展示されていました。どうやら、受刑者に対する・・・
落合陽子(49歳・大阪市) 兵庫県内の病院で看護師として勤めています。一般病棟のため、新型コロナウイルスに感染した人は受け入れていませんが、1カ月前にも院内でクラスターが発生するなど常に危機感をもって・・・
地元のケーブルテレビまで使って募集してきた「こどもおぢばがえり」。それでもやはり、岩手といった遠方からの団参募集は容易ではなく、どうにかマイクロバス1台で帰らせてもらうのが通例だった。 10年ほど前の・・・
おやしきの北東には、教祖のご在世当時の風景を彷彿させる豊かな田園風景が広がり、親神様にお供えするお米が昔ながらの方法で栽培されている。今回は「稔りへの祈り」について紹介する。 8月中旬を過ぎたころ、稲・・・
心で弾け。その心を受け取る。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』54「心で弾け」 涼やかな虫の音が聞こえる季節となりました。 少年会員を連れておぢば帰りをした夏の日から、はや半月。その団参の思い出ムービーを、・・・
親里では最近、朝夕のおつとめ前後や昼休み、勤務後などの時間を見つけ、神苑や境内地で草抜きのひのきしんに勤しんでいる方の姿をよく目にする。真実の姿に頭の下がる思いがする。 草抜きについて思い出すのは、中・・・
Q. 中学2年生の娘と小学6年生の息子はとても仲が良く、お互いの距離が近すぎるのではと心配しています。毎晩、遅くまで二人で談笑し、一緒に風呂に入ることもあります。子供たちに性別意識を持たせるために、親・・・
四コマ漫画のもとになったYouTubeチャンネル『千遍』(青年会本部)を聴くことができます。
夏休みの宿題に取り掛かるのは、いつも決まって始業式の直前。終わらない宿題の山を前に、かつての僕は泣きながら取り組むのでした。 同じ宿題でも、初日に終わらせる子、計画的にこなす子、慌てるはめになる子など・・・
Q. 小学2年生の息子はゲームで遊んでいるとき、自分が劣勢になると暴言を吐いてしまいます。友達とゲームで遊ぶことも多く、交友関係に支障が出ないか心配です。どうすれば言葉づかいを改めさせることができるで・・・
京都大学大学院特定教授乾直樹さん お道の信仰者として、多くの問題を抱えるいまの社会を変えていきたい――。 京都大学大学院特定教授の乾直樹さん(59歳・本部直属大阪分教会正純布教所長後継者・奈良県大和郡・・・
四ッ よくをわすれてひのきしん これがだいゝちこえとなる 「みかぐらうた」十一下り目 この夏、妻の提案で、日曜の朝に教会の境内地でラジオ体操を始めました。なじみのある音楽に合わせてリズムよく手足を・・・
あるマーケティング会社が18歳から20歳までの男女に行った意識調査によると、「今悩んでいること」として挙げた第1位が「今後の未来のこと」だったという。この調査結果から、若者の間に将来への漠然とした不安・・・
坂本志奈子(64歳・愛媛県宇和島市) 15年前、義母と二人で修養科を志願しました。当時85歳の義母は、両足の身上から長らく車いす生活を送っていました。通院を続けても、身上が快方へ向かう兆しが見えなかっ・・・
橋角ちよえ(55歳・京都府舞鶴市) 信仰家庭で育ちましたが、結婚して家を出てからは一時期、信仰から離れた生活を送っていました。 30年前、次男が1歳2カ月のころ。夜泣きがやまず、泣き方に違和感を覚えた・・・
ウクライナの戦いが始まってすでに半年。われわれにとって「プーチンの戦争」の最も苦い教訓は何か――そう問われれば、迷わず「21世紀のいまも人類は、核戦争の脅威のただなかにいる現実を突きつけられたことだ」・・・
夏休みが近づくと、ビョーンさんの店を訪れる客の数が増えてくる。スクールのほうも忙しくなる。はじめてサーフィンを習うという人のなかには、若い女性や家族連れが多かった。ビョーンさんに頼まれて、カンもときど・・・