連載

• おやのことば・おやのこころ(2021年6月6日号)

  二ッ ふじゆうなきやうにしてやらうかみのこゝろにもたれつけ 「みかぐらうた」九下り目 三十数年前、米国シアトルの大学へ2年間留学しました。初海外の妻と生後8カ月の長男を伴っての大学院での勉学は決して容･･･

  2021年6月6日おやのことば・おやのこころ

  

• ご恩報じを念じ親元へ運ぶ真実 – おやのぬくみ

  教祖は、日夜、お屋敷へ寄り来る人々に教えを伝えられるなか、自らおたすけに出向かれることもあった。『稿本天理教教祖伝逸話篇』102「私が見舞いに」によれば、河内国教興寺村の松村栄治郎の妻さくの見舞いに赴･･･

  2021年6月6日おやのぬくみ

  

• 第26話 空と海二つが一つとなり – ふたり

  作／片山恭一　画／リン いつかトトが言っていた。大人になるといろんなことが見える。だから大人はみんな苦しそうな顔をしている。カンは大人ではないから苦しみを顔に表さない。だが人知れず思い悩んでいることに･･･

  2021年6月6日ふたりー星の降る夜はー片山恭一

  

• 時報俳壇 – ふじもとよしこ選（2021年5月30日号）

  万歩計の０に春風日本橋横浜市　番家 達也 合格子へ別席を説く神の前大津市　平井 紀夫 風光る浜街道の渚形明石市　石田 史枝 飛花落花園児の列を解き放つ横浜市　中尾 砂江 時満ちて霏霏たる桜やかた前天理･･･

  2021年5月30日俳壇

• いつも綺麗な心で、人様に喜んでいただくように　梅谷たね – 信心への扉

  文・伊橋幸江　天理教校本科研究課程講師 新型コロナウイルスのパンデミックという困難のただなかにあるいま、その闇を照らす灯を、教祖の「ひながた」の道を歩まれた先人の姿にみつけることができます。 奥さんは･･･

  2021年5月30日信心への扉信心への扉 おやさまに導かれた女性

• おぢばで感じた触やかなお働き – 修養科の四季

  第946期吉元瞳さん28歳・兵庫県加東市・元福田分教会所属 小学生のころからアトピー性は皮膚炎を患い、顔が赤く腫れるなど、かゆみや乾燥でつらい思いをしていました。 そんな私を心配した母は、教会日参を始･･･

  2021年5月30日修養科の四季修養科

  

• 教史再彩 “道のさきがけ”を今に – 「災害救援ひのきしん」の精神

  モノクロームの教史の1シーンが、AIによって今によみがえる。その彩色された世界から見えてくるものは―――。 伊勢湾台風が近畿・東海・中部地方の全域に甚大な被害をもたらしたのは、昭和34（1959）年9･･･

  2021年5月30日教史再彩〝道のさきがけ〟を今に災害救援ひのきしん隊災救隊

  

• つらい思いをしてまで働きたくない – 人生相談

  Q.昨年、新卒で就職したものの、「つらい思いをしてまで働きたくない」と感じ、1年も経たずに退職しました。実家暮らしで、自室に引きこもっている現状に焦りを感じつつも、心のどこかで安心しています。ここから･･･

  2021年5月30日人生相談古市俊郎

• おやのことば・おやのこころ(2021年5月30日号)

  人の子を預かって育ててやる程の大きなたすけはない。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』86「大きなたすけ」 当時、高校1年生の長男が熱中症で倒れたのは、東北でも最高気温37度の「猛暑日」でした。剣道の部活動中･･･

  2021年5月30日おやのことば・おやのこころ稿本天理教教祖伝逸話篇

  

• “明るい心”で通ってこそ – 視点

  東京商工リサーチによれば、昨年1年間に休廃業や解散に追い込まれた企業は、49,698件と調査開始以来最多となった。事業承継がスムーズに進まず、社長の高齢化（70代が最多）が休廃業や解散に拍車をかけたと･･･

  2021年5月30日視点

• 時報を通じて導かれ – 読者のひろば

  高野ミツエ（73歳・高松市） 60年前のこと。教会で生まれ育った私は、中学3年生のとき進路に悩んでいました。そんななか、なんとなく『天理時報』を眺めていると、天理高校第2部の入学案内が目に留まったので･･･

  2021年5月30日読者のひろば

• 幸せへの四重奏 – 卒業シーズン2

  元渕舞ボロメーオ弦楽四重奏団ヴィオラ奏者ニューイングランド音楽院教授 いまアメリカは卒業シーズンだ。学校カラーのガウンを着て、仲間と写真を撮る姿を見るたびに心が弾む。昨年の卒業式はコロナのせいでほとん･･･

  2021年5月30日幸せへの四重奏

  

• 時報歌壇 植田珠實 選（2021年5月30日号）

  餅肌の手指まわして「好き」「たのしい」曾孫は園で習いし手話する尾道市　福島 悦子 九十七歳「ありがタイ推進運動」励みつつ現役ようぼくさづけ取り次ぐ東京都　小松 孝 平凡な一日が過ぎありがたし優しき言葉･･･

  2021年5月30日歌壇

• 第25話 闇に消えた二つの影 – ふたり

  作／片山恭一　画／リン その夜、ホタルは夢のなかにまで飛んできて黄緑色の光を点滅させた。どうやらわたしの夢を美しく照らしてくれるつもりらしい。宙を舞う光に誘われるようにしてフウちゃんが現れた。 「そろ･･･

  2021年5月30日ふたりー星の降る夜はー片山恭一

  

• 未婚の姉と不仲になりそう – 人生相談

  Ｑ.姉との関係に悩んでいます。私は早くに結婚して子供を二人授かりましたが、“アラフォー”の姉は、いまだに実家暮らし。両親も半ばあきれた様子です。そんな姉への不満が募り、つい余計なことを言ってしまい、だ･･･

  2021年5月23日人生相談西村和久

• スポーツの持つ力が敗戦国に与えた希望 – 日本史コンシェルジュ

  1948年、ロンドンで開かれた戦後初のオリンピックに、日本の参加は叶いませんでした。38年に決定していた東京五輪の開催を返上したことに対する制裁措置でした。このとき、もし出場していれば金メダル確実とい･･･

  2021年5月23日日本史コンシェルジュ白駒妃登美

  

• 記録的な梅雨入りに思う – 視点

  今年は各地で記録的に早い梅雨入りを迎えている。四国と近畿は平年より3週間早く、1951年の統計開始以来、最も早かった。内閣府が発信している「政府広報オンライン」は、5月11日に「水防」についての注意喚･･･

  2021年5月23日視点

• 第24話 棚田を彩る黄色い花 – ふたり

  作／片山恭一　画／リン 前話のあらすじカンは本に大きな関心を示すようになる。ピノは、トトとハハ同様に不安や期待、寂しさなど複雑な心境でカンの変化を見守っていた。 第23話 少年カンは「本の虫」 土曜日･･･

  2021年5月23日ふたりー星の降る夜はー片山恭一

  

• おやのことば・おやのこころ(2021年5月23日号)

  優しい心持ってくれ。これより楽しみ無い。「おさしづ」明治33年7月3日 若葉輝く日の朝、近隣宅に仮住まい中のツバメのひなが、軒下の巣から初めて小さな顔をのぞかせました。親鳥に餌をねだって、「ピーピー」･･･

  2021年5月23日おやのことば・おやのこころ

  

• ありがとうポスト – 思い出のアップルパイ

  “アメリカのお母さん”へ 山倉麻智子（66歳・薩州分教会ようぼく・天理市） 40年ほど前、天理高校の教諭をしていた夫が「留学して英語でアメリカ史を学びたい」と言いだしました。2年間の準備を経て、テキサ･･･

  2021年5月23日ありがとうポスト