天理時報2024年1月17日号2面
【子供が羽根を – おやのことば・おやのこころ】正月、一つや、二つやと、子供が羽根をつくようなものや。『稿本天理教教祖伝逸話篇』19「子供が羽根を」サザンカ小学生の長男は最近、カルタ遊びに熱中しています。学校の授業の合間に『小倉百人一首』を使ったカルタの時間があり、先生が読み上げる札をペア同士で取り合うのだそうです。負けず嫌いの長男は、冬休みに入っても”マイ百人一首”をじゅうたんに広げて特訓を重ねていました。成長期の記憶のスピードは目覚ましく、親子で札を取り合っても到底かなわないばかりか、やはり小さいころ百人一首で遊んだという私の父とも、すでに互角以上に渡り合っています。掲出のお言葉は、教祖が「みかぐらうた」をお教えくださった際のものです。百人一首のカルタ遊びも、江戸時代には庶民に広く普及していたといいますから、当時の人々にとって親しみやすい数え歌や和歌の形で、教えの根本を分かりやすくお説きくだされた親心を身近に感じることができます。以前は朝夕のおつとめの際に互いにじゃれ合ったりして、なかなかおつとめに集中できていなかったわが子たちですが、近ごろは大きな声で地歌を唱和し、大人をまねて手を振る姿が見られるようになってきました。これも百人一首の効果の一つといえるかは分かりませんが、長男に「『よろづよ八首』や『おふでさき』のお歌も、百人一首と同じ31文字だね」と言うと、「知ってるよ。五・七・五・七・七でしょ」と、少し得意げに返してくれました。(榊), 【立教187年 本部元旦祭 – 三年千日活動2年目初づとめ 決意新たに】三年千日の2年目の初づとめとなる本部元旦祭が執り行われた(1日、本部神殿で)立教187年の本部元旦祭は1日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で厳かに執り行われた。低気圧や前線の影響で全国的に荒天となった大晦日。年が明けた元旦未明、防寒着に身を固めた参拝者が濡れた玉砂利を踏みしめながら続々と神殿に集まってきた。午前5時前、大亮様はつとめ人衆と共に本部詰所をご進発。教祖殿、祖霊殿で参拝した後、神殿上段へ参進された。大亮様は祭文の中で、新春を寿ぐごあいさつに続いて、「顧みますれば、教祖140年祭の年祭活動三年千日の1年目として、すべてのようぼくが教祖の道具衆としての自覚をと申し合わせ、ひながたを拠り所に、それぞれのつとめに精いっぱい努力を重ねて成人の道を歩ませていただきましたが、大らかな親心のお導きにより、結構にお連れ通りいただきましたことは、誠にありがたい限りでございます」と述べられた。そのうえで「私どもをはじめ、ようぼく一同は、年祭活動の2年目を迎えて、あらためて自らの足取りを見つめ直し、一段と思召に沿うよう、一手一つに勇んでたすけ一条につとめ励み、厚きご恩にお応えさせていただく決心でございます。何卒、親神様にはこの心をお受け取りくださいまして、今年も変わらぬ親心をもってお連れ通りいただき、陽気ぐらしの世の状に一日も早く立て替わりますよう」と奏上された。引き続き、立教187年の初づとめとなる、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。夜明けが近づくにつれ、冷え込みが一層厳しくなるなか、「みかぐらうた」を唱和する勇んだ声が神苑一帯に響いた。祭典終了後、教祖殿へ進まれた大亮様は、教祖の御前で祭文を奏上。「教祖、明けましておめでとうございます」と新年のごあいさつを申し上げるとともに、「私ども一同は、教祖140年祭を目指す実動の2年目を迎え、一段と心を引き締め、教祖の道具衆としてお使いいただく喜びと自覚を高め、をやの御心を世界に伝えて、陽気ぐらし世界のふしんに丹精を尽くさせていただく決心でございます」と言上された。教祖殿での祭文奏上が終わるころ、東の山並みから初日が昇り、神苑一帯に清々しい新春の陽光が降り注いだ。, 【「災救隊基金」について】天理教災害対策委員会(仲野芳行委員長)では、「天理教災害救援ひのきしん隊基金」を常設し、救援活動のさらなる拡充のために運営させていただいております。このたびの「令和6年能登半島地震」による被害が拡大している現状に対し、同基金を通して広く教内の真心を結集し、災救隊の活動支援および被災教区への復興支援に活用いたしますので、何卒、同基金のうえにお心寄せを頂きますよう、お願い申し上げます。◇寄付方法は、災害対策委員会が指定した下記の口座への振り込み、もしくは、道友社1階カウンターおよび販売所「おやさと書店」で受け付けています。銀行振込の場合・ゆうちょ銀行または郵便局からの振り込み口座記号番号:00960−5−197968口座名義:天理教災害対策委員会・他金融機関からの振り込み銀行名:ゆうちょ銀行支店名:〇九九店預金種目:当座預金口座番号:0197968口座名義:テンリキョウサイガイタイサクイインカイ※受領証を希望する方は、災害対策委員会事務局まで。電話0743-63-1516(表統領室室務課)。ご持参くださる場合天理市内の道友社1階カウンターおよび道友社販売所「おやさと書店」で受け付けています。※受領証を希望する方は、受け付け時にお申し付けください。なお、本基金の会計年度は毎年4月1日から翌年3月31日まで。収支は定時集会で報告がなされるほか、『天理時報』および「天理教ホームページ」上に公示されます。天理教災害対策委員会, 【被災地のたすかりを願って – 談話 仲野芳行・天理教災害対策委員長】このたびの地震で被災された方々に対し、心からお見舞いを申し上げます。地震当初、災救隊本部では、すぐに水、毛布、燃料などの救援物資と給水車2台を輸送。物資は、5日に輪島市、珠洲市の各避難所に届けられ、給水車は石川教区隊によって七尾市で活動を継続しています。ですが被災地では、多くの建物が倒壊して留まる環境がなく、道路状況も切迫していることから、現在は行政から一般ボランティアの活動を控えるように要請されています。教内には独自に支援活動を行いたいという向きもあるでしょうが、行政の要請があるまでは、当面は直接被災地へ赴くことは控えていただきたいと思います。まずは、地震活動の収まりと被災された方のたすかりを願って、お願いづとめを勤めさせていただきましょう。今後は、被災教区の災救隊の活動をバックアップし、また被災された教会の復興も支援していきたいと考えています。現在、本教では災救隊の救援活動と被災教区の復興支援のための「災害救援ひのきしん隊基金」を常設しております。こちらを通して、被災地の復興支援に多くの教友の方々のお心寄せをお願いいたします。