天理時報2023年11月8日号6面
【修養生活を通じて有り難さ嚙みしめ – 読者のひろば】大西勇輝(22歳・愛媛県今治市)幼いころから病弱だった私は、これまで何度も命が危ぶまれる経験をした。5年前の夏、過労により体調が急激に悪化し、「自律神経失調症」をはじめ複数の疾患を併発した。当時、高校生だった私は日常生活もままならなくなり、心身ともに苦しい日々が続いた。そんななか昨年、所属教会の会長さんから、「修養科を志願してみては」と勧められた。体調面に不安があり、ためらいもあったが、「いまを逃したら、神様にたすけていただける機会はもう来ないかもしれない」と思い、志願を決めた。翌日から、たちまち体調が良くなっていった。その不思議な体験に、「親神様がお導きくださっている」と感じずにはおれなかった。修養生活に入ると、始めは体調が優れない日もあったが、親神様にもたれることを意識する中で体が軽くなり、症状は大幅に改善されていった。現在、完治したとはいえないものの、外出や食事など、それまで一人では困難だったことができるようになった。いま日常生活の中で、ご守護の有り難さを嚙みしめている。また修養科中に、教友の悩みに寄り添うことで自身のつらさが和らいだ経験から、「将来は臨床心理士になって、自分と同じような悩みを抱えた人に寄り添いたい」と考えるようになった。その目標を叶えるため、現在、天理大学の心理学科を目指して受験勉強に取り組んでいる。これからも日々のご守護に感謝し、目標の実現に向かって努力を続けていきたい。, 【「またあした!」- 成人へのビジョン19】イラスト・かにたづこ「先生、『またあした』っていうのは、天理教用語なんですか?」と修養科生。聞けば、修養科から詰所へ戻る際に、会う人ごとに「またあしたー」と声をかけられるので、しまいに「はて、これは何かしらの天理教用語かもしれん」と思ったとのこと。彼から受けたさまざまな質問の中でも、私の一番のお気に入りです。私たちは生きるために、さまざまなものを食べる必要があります。タンパク質、炭水化物、糖分、塩分、ビタミン……数え上げればきりがない栄養素。人は生きるのに必要なそれらを自分で作り出すことができません。世界から取り込む必要がある。だから、食べて、エネルギーを得、血肉とし、排出する。それが「私」の体を形づくっています。同じように、私たちはたくさんの言葉を食べています。赤ちゃんは、聞こえてくる言葉を自分の中に取り込んで言葉を覚えます。それが日本語なら日本語、英語なら英語、タガログ語ならタガログ語。人は置かれた環境の言葉を身につけます。周りの言葉を耳で食べ、心で消化・吸収しているのです。それは次第に、“私の心(世界観)”をも形づくっていきます。言葉は食べ物です。だから心に良いものもあれば、悪いものもあります。あいさつ、感謝、満足、不平、不満、愚痴……それらは栄養素(もしくは毒素)のように、取り込むとさまざまな作用を及ぼします。言葉は相対的なものです。善悪どちらか一方だけを知ることはできません。しょっぱさが甘さを引き立てる。スパイスもないと寂しい。人は酸いも甘いもさまざまな言葉を食べて成長していく。大切なのは、そのバランスです。「体は食べたものでつくられる。心は聞いた言葉でつくられる。未来は話した言葉でつくられる」といいます(北原照久)。言葉は私たちの生の肥やしになり、痩せ細らせもする。「声は肥」なのです。冒頭のエピソードは、教祖が怠け者の作男に、いつも「御苦労さん」と優しい言葉をかけ続け、のちに人一倍の働き手になったという逸話を思い出させます。彼が受け取った言葉もまた、肥となって心を養ったに違いありません。またあした。それはきっと「あすもまた、あなたに会いたい。会えますように」という祈りの言葉なのです。, 【「おやさとひのきしん」申し込みフォーム開設】ようぼく・信者の三年千日活動を後押しする情報を随時アップしている「教祖140年祭特設ホームページ」に、このほど「おやさとひのきしん」の申し込みフォームが開設された。年祭活動の旬にぢばへ伏せ込むべく、親里でのひのきしんを希望する団体・個人に対して受け入れを行う「おやさとひのきしん」。現在、「神苑、境内地」「おやさとやかた東棟周辺」「豊田山墓地」の3カ所の清掃ひのきしんを受け付けている。申し込みフォームを利用できるのは、「神苑、境内地」「おやさとやかた東棟周辺」の2カ所。ひのきしんを希望する場合は、ホームページの各現場の「申し込みフォーム」をタップ。続いて「代表者氏名」「ひのきしん希望日」などの必要事項に回答した後、「送信」ボタンを押せば申し込み完了となる。また、「申し込みフォーム」に併設された「マップの確認」を開けば、3カ所の受け入れ現場の位置が確認できる。なお、各現場の問い合わせは下記の通り。○神苑、境内地受付 保安室境内掛本所、西支所(連絡先)境内掛本所 TEL:0743‐63‐2562(内線3601)時間 本部朝づとめのまなび終了後から夕づとめ1時間前まで○おやさとやかた東棟周辺受付 おやさとやかた管理室管理掛 TEL:0743‐63‐2092(内線3451)時間 8:00〜15:00○豊田山墓地受付 教祖140年祭事務局(内統領室) TEL:0743‐63‐1927(内線3303)時間 9:00〜16:30※年祭特設ホームページは下記URLからhttps://www.tenrikyo.org/oyasama140nensai/