天理時報2023年10月18日号3面
【ひきこもり状態から社会復帰したい – 人生相談】Q. 15年前、仕事上の大きな失敗から人間関係がもつれ、引きこもるようになりました。いまでも当時のことを思い出すと苦しくなるので、外へ出られず、生活保護に頼って暮らしています。社会復帰するには、どうすればいいでしょうか。(40代女性)A. 15年前から動けなくなってしまった心。つらかったですね。よくお手紙を書いてくださいました。社会復帰したいというあなたの気持ちを形にできるように、一緒に考えてみましょう。まず、いまの生活はどうでしょう。いろいろな理由で昼と夜が逆転していませんか。「朝起きて服を着替える。玄関から外へ出て深呼吸する」。たとえできない日があっても落ち込まないで。明日があるのですから。「近くの教会に参拝する」という目標を立てたら、昨日より一歩でも歩数が伸びるかもしれません。また、体調面も気になります。睡眠や便通を整えることも一つ。心療内科や精神科を受診していますか。カウンセリングで少しでも心が軽くなるといいのですが。定期的な通院は、これからの社会復帰にも役立つそうですよ。もう一つは、社会への扉を開くことです。今回手紙を下さったように、社会にも助けを求めましょう。各地域には「ひきこもり地域支援センター」があります。市役所などで聞くと、つないでもらえます。ぜひ相談してみましょう。さあ、自分を責めるのは終わりにしましょう。いままでも、これからも、教祖はきっとあなたのそばで見守ってくださっています。それを信じて、心を明るく保つことだけを考えてください。回答者:吉福多恵子(濃飛分教会前会長夫人), 【ひながたを素直にやってみる – 視点】大リーグの大谷翔平選手が今季アメリカンリーグのホームラン王に輝いた。投手としても160キロを超える球を投げ、「二刀流は通用しない」との定説を覆し、いまや記録と記憶に残る大選手となった。大きな理想を掲げ、その実現に向けて着実に努力を重ね、確かな結果を出す姿に、憧れとともに快感を覚える。才能に溢れていることは言うまでもないが、すでに高校時代には「マンダラート」という目標達成シートを作り、身体を鍛え、技を磨くことはもちろん、食べ物、寝ること、感謝やあいさつなど生活全般に至るまでストイックに努力し続けてきた。マンダラートとは、真ん中のマス目に実現目標を書き、周囲のマス目に目標達成のために必要な要素を書き込むことで、目標と課題を明確にするというもの。大リーグ先輩格のダルビッシュ有投手は「大谷君のすごいところは裏の部分」と証言している。筆者にも人生の目標がある。ようぼくとして一人でも多くの人をたすけ、陽気ぐらしを伝えたい。陽気ぐらしをするための方法は、ほこりを払い、わが身思案を去ること、親神様にもたれきること、人をたすけること、教えを伝えることなど、教祖がさまざまな角度から明確にお教えくだされている。たとえば、「全教一斉にをいがけデー」の際に、あらためて感じたことがある。こかん様が17歳で初めて大阪へ神名流しに赴かれたとき、心中にはいささか葛藤があったかもしれないが、そんななか、教祖が「行ってらっしゃい」と送り出されたであろう声を素直に受け、いそいそと出かけられたのだと思う。これに倣えば、たとえ神様のお話を切り出すことへのためらいがあったり、手応えや成果が感じられなかったりすることなどから、にをいがけへの苦手意識を持っていたとしても、まずは「素直にやってみる」ことが重要だろう。長く道を歩んでいると、どうしても現状に折り合いを付けがちになる。いまは年祭活動の旬でもある。高い目標を掲げ、染みついた妥協心やしがらみを払拭して、教祖の教えを素直に実行し続けたいと思う。(松村義), 【一手一つにつとめる心づくりを -「ようぼく一斉活動日推進の集い」京都教区】「京都教区ようぼく一斉活動日推進の集い」には、教区の代表者ら60人が参加。当日に向けて一手一つにつとめる決意を新たにした(2日、亀岡市の教務支庁で)京都教区(金山雄大教区長)は2日、亀岡市の教務支庁で「京都教区ようぼく一斉活動日推進の集い」を開催。同教区の主事、支部長、各会代表者ら約60人が参加した。これは、今月29日に行われる第1回「ようぼく一斉活動日」(主催=教会本部)に向けて、教区内の機運を高め、一手一つにつとめるための心づくりを図るもの。同教区では、これまで一人でも多くの人に「ようぼく一斉活動日」に参加してもらおうと、各支部の会場やプログラムを記載したチラシを独自に作成。管内のようぼくへ配布するなどして周知徹底に努めてきた。当日は、金山教区長(58歳・本部直属淀分教会長)のあいさつに続いて、村田幸喜・たすけ委員会委員(47歳・本部准員)が講話した。その中で、村田委員は「ようぼく一斉活動日」の目的が、ようぼく一人ひとりが教祖140年祭を意識し、日々の信仰実践に取り組むことにあると説明。受け入れ側は「勇んで、素直な心で、一手一つにつとめることが大切だ」として、活動日の当日は、参加者に少しでも喜んでもらい、ご存命の教祖にお喜びいただけるよう努めていただきたいと呼びかけた。その後、竹下善夫・城南支部長(65歳・圓山分教会長)が活動日に向けた支部の取り組みについて発表した。集い終了後、金山教区長は「『推進の集い』を通じて、『ようぼく一斉活動日』をつとめるうえでの心の持ち方を学ぶことができたと思う。当日は、参加者に喜んでもらえるよう、『喜ばさずには一人もかえされん』という教祖のお心を胸につとめたい」と話した。◇なお、「ようぼく一斉活動日」の国内会場、海外会場に関する情報は「教祖140年祭特設ホームページ」から確認できる。当日の様子を動画で視聴できますhttps://youtu.be/G0IJ0STFFLQ