天理時報2023年7月26日号3面
【12代会長就任奉告祭 – 岡山大教会】岡山大教会(長﨑憲治会長・岡山市)は7月2日、中山大亮様を迎え、12代会長就任奉告祭を執り行った。当日は、国内はもとより海外からも、ようぼく・信者が参集した。祭典では、真柱様のメッセージを、大亮様が代読。その中で「どれだけ時が経ち、会長や教会に関わる人の顔ぶれが変わっても、教会設立を願い出た初代の心と変わってしまってはならない」と諭された。そのうえで、新会長には「自ら求めて成人の道を歩んでもらいたい」と促されるとともに、参拝者には「新しい教会長を先頭に立てて、教会の活動が活発に繰り広げられるようにおつとめいただきたい」と話された。おつとめの後、あいさつに立った長﨑会長は、「『素直・実行』を合言葉に、皆さま方のお心寄せを頂戴し、一手一つに、一生懸命つとめさせていただきたい」と決意を語った。祭典後は、マジックショーや鼓笛演奏のほか、ビンゴ大会が催された。(岡山大・峰平社友), 【妻がスマホの動画ばかり見ている – 人生相談】Q. 妻は在宅中、子供の世話をするときや入浴時までも、いつもスマートフォン(スマホ)でYouTubeなどの動画を視聴しています。妻の態度に嫌気が差し、このまま夫婦として一緒に過ごしていけるのか自信がありません。(30代男性)A. 最近、どこにいてもスマホの画面に目を落としている人たちの多いこと。見始めると、時の経つのも忘れてしまいますね。奥さんが動画を見ているときに話しかけても上の空では、あなたも面白くないですよね。まだ小さいお子さんに、家庭で大人の良い手本を見せられないことも心配です。あなたが、夫婦としてやっていけるのかと思われるのも無理はないと思います。しかし、こうして相談してくださっているのは、なんとか立て直したい気持ちがあるからだと思います。奥さん自身が気づいて、少しでもスマホと距離を置くことを決心してもらいたいものです。そのために、あなたができることを一緒に考えてみましょう。私たち人間は、互いにたすけ合って陽気ぐらしをすることを目的に、いま、ここにいます。あなたの家庭の困り事にも、計り知れない親の思いが込められていると考えます。夫婦・家族の仲を結び直すために、まずは神様とのご縁を深く、強くしたいものです。おつとめ、ひのきしんなどの“プラス1”の実践を目指しましょう。そのうえで、奥さんの話をじっくり聞くこと。なかなか話し合いにはならないでしょうが、くじけないで。どうか、奥さんを悪者にすることなく、家族みんなが良くなる道を思案してみてください。回答者:吉福多恵子(濃飛分教会前会長夫人), 【“子供の祭典”再開に寄せて – 視点】いよいよ「こどもおぢばがえり」が4年ぶりに開催される。親里では会場準備が佳境を迎え、ワクワク感が久しぶりに甦りつつある。今年は行事会場数が減ったことをはじめ、申し込み方法などが大きく変わったので、教会に配られた要項や「こどもおぢばがえりオフィシャルサイト」、『天理時報』の特集(7月5日号)などをよく参照されたい。引率も前例通りにはいかないし、子供を誘うにも白紙の状態から始めねばならない。しかし、その大変さにも増して、再び開催されることが有り難い。教内子弟の育成・丹精のうえで、「こどもおぢばがえり」に託してきたものがいかに大きかったかは論をまたないし、にをいがけにも大きな役割を果たしてきた。この3年、各教会ではコロナの感染の波を縫って「こども会」やひのきしんを続け、夏に子供たちを連れておぢば帰りを行った例は少なくない。親里では、ひのきしんを受け付けたり、小規模の行事を催したりしたほか、詰所でも受け入れ態勢を取ったところもあり、引率者自身も、なんとか子供たちを喜ばせようと心を砕いてきた。おぢばで良い思い出をつくってやりたいという願いが、子弟育成のもとではなかろうか。教祖は、子供を伴わずに帰参した梅谷四郎兵衞に「梅次郎さんは、どうしました。道切れるで」と仰せになった。以後「梅次郎は、毎度、父母に連れられて、心楽しくお屋敷へ帰らせて頂いた」と『稿本天理教教祖伝逸話篇』にある。おぢばに帰り、親元で温かく包まれる思い出は、子供心に掛け値なしのお道に対する親しみを育むことになる。コロナ禍で3度中止を余儀なくされたことと、内容が様変わりしたことに、直接の関係はない。しかし、これが立て合ったことには、親神様の大いなるお計らいがあると思えてならない。おぢばで何を伝え、どういう世話取りをするのか、あらためて銘々がよく考えることを促されているのではないか。連れ帰る者も迎える者も、もう一度、白紙からつくり上げるつもりで前向きに取り組むことで、道の子弟育成の要の一つを再確認させてもらえるに違いない。(松村義), 【道の文字通訳者をオンラインで養成 – 社会福祉課】布教部社会福祉課(村田幸喜課長)は16日、「『道の文字通訳 遠隔修正者』養成講習会」を初めて開催、7人が受講した。国内の聴覚障害者が約40万人に上るなか、耳の不自由な人たちへ情報を伝える手段として、音声認識アプリによる「文字通訳」がさまざまな場面で導入されている。これは、講演などにおける話し手の言葉を、その場で文字変換するもの。認識の際に生じる誤変換は、パソコンなどを使って即時に修正できる。この講習会は、講演会場から離れた場所で、誤変換を修正する方法についてオンラインで学ぶもの。◇当日は、講師が文字通訳の現状などを説明した後、地域で当事者相談等を務める山村信平さん(62歳・袖山分教会長・金沢市)が体験談を発表した。感音性難聴の山村さんは、難聴・中途失聴者への支援が行き届いていない現状にふれ、難渋を抱える人のための「情報保障」が必要と指摘。そのうえで「耳が聞こえないことで、人と人は切り離されてしまう。道の文字通訳が、切り離された人同士をつなぐ“おたすけ”につながれば」と期待を語った。この後、講師が聴覚障害の種類や特性、当事者への接し方について講義。続いて、実演を交えながら、音声認識アプリの使い方や、パソコンやスマートフォンで誤変換を遠隔修正する方法などを解説した。受講者の一人、木富美穂さん(47歳・城吉分教会ようぼく・奈良県大淀町)は、昨年から要約筆記の勉強を始めたほか、同課主催の「手話通訳ひのきしん者養成講習会」も受講している。木富さんは「耳の聞こえづらい人にとって日本語は同音異義語が多く、認識しにくい言語だと教わり、文字通訳の必要性をあらためて理解した。きょう学んだことを、一日も早くおたすけに生かしたい」と語った。