天理時報2023年7月5日号3面
【SNSで戦場の動画を見て苦しむ同僚 – 人生相談】Q. 同僚のAさんは、ウクライナの現状を心配し、SNSで情報を追うように。しかし、戦場の動画などにふれるうちに、気持ちが落ち込み、不眠症となり、会社を休むようになりました。Aさんの人生が壊れてしまうのでは、と心配です。(30代女性)A. SNSは、いまでは新聞やテレビ以上の”情報ツール(道具)”になりました。どこでもリアルタイムに情報が取得できるメリットがある一方で、デメリットもあります。ロシアによるウクライナ侵攻の問題はマスコミで連日報道されており、映像や記事を見るたびに心が痛みます。一れつきょうだいが互いにたすけ合い、陽気ぐらし世界を目指すうえからも非常に残念でなりません。いまはSNSを利用した情報戦の時代でもあります。情報が氾濫する中で、SNSの過度な利用に疲れを感じる人は少なくありません。Aさんのように、心に深い傷を負う人もいます。現在は教祖140年祭へ向かう、たすけの旬・成人の旬です。悩み苦しむAさんに寄り添い、心が救われるように、話に耳を傾けていただきたいと思います。できれば、近くの教会へ一緒に足を運び、Aさんの心の救いとともに、戦争終結を祈念するお願いづとめを勤めてはいかがでしょうか。Aさんに対しては、今やらなくてはならないことを一緒に考えたり、ほかに集中することを見つけたりすることも大事だと思います。共に祈ることによって、親神様・教祖はきっと背中を押してくださいます。回答者:平澤勇一 (磐城平大教会長・福島教区長), 【創立130周年記念祭 – 治道大教会】治道大教会(矢追雄蔵会長・奈良市)は4月15日、中山大亮様、中山はるえ様を迎え、創立130周年記念祭を執り行った。同教会では「初代の心にかえり 神一条につとめよう」を柱に、教会参拝やおつとめ、おたすけの励行などを盛り込んだ4項目の活動方針を掲げ、その実践に努めた。また、参拝しやすいようにと、大教会の諸施設の補修や整備を進めてきた。当日の式典では、真柱様のメッセージを、大亮様が代読された。続いて、喜びの心いっぱいにおつとめを勤めた。おつとめの後、矢追会長は大亮様、はるえ様へ御礼の言葉を述べ、参拝者に向けては、謝辞とともに「記念祭に向けての歩みは、教祖140年祭活動に拍車を掛けることになると言い続けてきた。今後も、その思いで精いっぱい励ませていただこう」と決意を述べた。(治道大教会・西尾社友), 【「苦手」を克服し一歩前へ – 視点】「下手の横好き」とは、下手にもかかわらず、そのことが好きで熱心に取り組み続けるという意味であり、たいていは謙遜して言うことが多い。対義語は「好きこそ物の上手なれ」だろう。いずれにせよ、ある物事を好きになれば少しずつでも上達していく。好きであること、夢中になれることが上達の第一条であろう。一方、好きの反対は嫌いだが、嫌いにならないことも大事だと思う。ある物事が嫌いになり、遠ざけたり拒絶したりせず、「苦手」に留めておく。苦手な状態であれば、やがて克服できる可能性がある。嫌いになって取りつく島がなければ、改善の余地はない。嫌いを嫌いなままに留めず、苦手へと昇格させる、そのちょっとした違いが、将来、大きな違いになっていく。ところで、お道の活動で苦手と感じることはないだろうか。「ひのきしんはできるが、にをいがけ・おたすけ、おさづけを取り次ぐことは……」という人は少なからずいるのではないか。先に挙げた苦手な例は、相手があってこそであり、こちらから申し出ない限り実行が難しいため、苦手意識を持つのかもしれない。苦手の克服は、それを実行することが自分にとってプラスになる、成長につながると信じられるかどうかが鍵だろう。新たな価値観を見いだせるかどうかである。苦手なことに取り組む際は、自らの心のハードルを下げ、まずは一歩前へ進むことを意識すれば、心はずいぶん軽くなる。「みかぐらうた」に「なにかこゝろがすんだなら はやくふしんにとりかゝれ」(八下り目七ッ)とある。心が少しでも澄んで謙虚になり、それに取りかかることへの価値を見いだしたなら、心のふしんのために、にをいがけ・おたすけに取りかかるよう促されていると思案する。続くお歌では、「やまのなかへといりこんで いしもたちきもみておいた」と仰せられる。いまは教祖140年祭へ向かう旬。たとえ上手に教えを取り次げなくても、心を澄まし、成人への一歩を踏み出そう。それが苦手の克服につながり、やがて「下手の横好き」へと昇華していく。その努力の中で、「この人に教えを伝えたい」と思う相手と出会わせていただけると信じる。(永尾), 【旭山動物園でひのきしん55回 – 北海道・上川支部】北海道教区上川支部(白畠道之支部長)は6月4日、北海道旭川市の旭山動物園で恒例の除草ひのきしんを行った。同支部では、昭和42年に同園がオープンした翌年から清掃ひのきしんを続け、今回55回目の実施となった。同園は、国内外から来場者が訪れる全国有数の動物園。ところが過去には、レジャーの多様化による客足の減少や、寄生虫が引き起こすエキノコックス症が園内の動物に広がった影響で、閉園の危機に直面したことがあった。こうしたなか、同園が独自に推し進めた「行動展示」によって来場者が急増。経営状況もV字回復し、「奇跡の動物園」と称された。一方、同支部の教友たちは、来園者が少ない時期も、変わらずひのきしんを続けたことで、園の信用は高い。5支部の教友たちが園内の除草に汗を流した(6月4日、旭山動物園で)当日は、旭川・富良野・天塩・宗谷の各支部からも婦人会と少年会の会員が参加し、5支部合同で実施。老若男女89人の教友たちが園に集まり、約2時間半にわたって除草ひのきしんに勤しんだ。白畠支部長(64歳・永山分教会長)は「これまで長きにわたって、園の職員さんや来園する方に少しでも喜んでもらおうと、ひのきしんを続けてきた。これからも多くの教友に参加してもらえるよう、報恩感謝のひのきしんに励みたい」と話した。(北海道・大矢社友情報提供)