天理時報2022年5月18日号2面
【おやのことば・おやのこころ(2022年5月18日号)】これからハをびやたすけもしいかりとせつなみなしにはやくむまする「おふでさき」七号803年ぶりの“行動制限のないゴールデンウイーク”は、瞬く間に過ぎ去りました。新型コロナウイルスの感染が再拡大する不安が拭えないなか、天候にも概ね恵まれ、各地の観光地や行楽地は人、人、人で溢れ返り、従来の大型連休らしいにぎわいが戻った様子でした。そんななか東京在住の長女が、夫と息子と共に久しぶりにおぢばへ帰り、わが家に数日間、滞在しました。今回のおぢば帰りの一番の目的は「をびや許し」を戴くことで、妊娠6カ月になるのを待って、満を持しての帰参となりました。言うまでもなく、をびや許しは、人間を創められた元のぢばにおいて、安産の守護を保証して、存命の教祖から頂戴する“安産のお守り”です。疑念を捨て、一心に親神様にもたれてお産に臨むならば、どんな人でも安産させていただけると教えられています。第一子を妊娠したとき、をびや許しを初めて戴き、親神様にもたれきって安産させていただきました。その経験からか、2回目の妊娠に際しても、長女の心には一抹の不安もなく、安心しきった様子でした。今回も、をびや許しを戴き、わが家に戻ってくるなり、妊娠中の胎児の居住まいが正常でありますようにとの願いを込めて「身持ちなりの御供」を頂いていました。今秋、第二子が元気に生まれてくるのを楽しみにしています。(足立), 【海外22カ国・地域で実動 – 海外ひのきしんデー】4月29日に国内各地で開催された「全教一斉ひのきしんデー」。海外でも当日、または日を変えて、22カ国・地域の教友たちが“報恩の汗”を流した。5月8日までに編集部に届いた海外各地の「デー」の様子を紹介する。アメリカ東海岸のニューヨーク市では、少年会員12人を含む40人がニューヨークセンター周辺で清掃した(5月1日)ハワイ伝道庁周辺などで実動したほか、教会や布教所、個人単位で汗を流した(4月23日)シンガポール4月29日に出張所周辺の清掃を実施。5月1日には、ビーチ沿いに広がるイースト・コースト・パークで、ごみ拾いを行った(5月1日)メキシコ4月24日、首都メキシコシティとサカテカス州グアダルーペ市で実動。周辺道路や公園の清掃に取り組んだ韓国4月14日から5月29日にかけて、7会場での実施を計画している韓国。伝道庁の建物内や布教拠点周辺の清掃に勤しんだ(4月29日)コンゴ民主共和国首都キンシャサでは、本理世大教会につながる教友40人が、布教拠点周辺の清掃に従事した(4月29日)フランス首都パリにある天理日仏文化協会の清掃を実施。少年会員5人を含む20人が参加した(4月24日)フィリピン布教拠点のあるサンタローサとパラニャーケで清掃を行った(4月24日)タイ北部のチェンライ市では、布教拠点のある網干大教会の教友が、近くの緑道公園でごみ拾いなどを行った(4月30日), 【本部人事】教養室次長吉川万寿彦5月1日, 【第15回「社会福祉大会」- 布教部】福祉活動を通じて“真のたすかり”へ布教部社会福祉課(村田幸喜課長)は4月25日、おやさとやかた南右第2棟で第15回「社会福祉大会」を開催。社会福祉課の関係役職者186人が参集した。式典では、中田善亮表統領が「お道の社会福祉活動に期待すること」と題して特別講演を行った。中田表統領は、お道が目指す真のたすかりについて語った(4月25日、おやさとやかた南右第2棟で)この大会は“お道の社会福祉”に携わる関係者が一堂に会し、さらなるおたすけの実動と互いの連携を強めることを誓うもの。今回は、来場者を社会福祉課の関係役職者に制限するなど、新型コロナウイルス感染対策を講じたうえで実施された。式典では、松村登美和・布教部長のあいさつに続いて、中田表統領が「お道の社会福祉活動に期待すること」と題して特別講演を行った。中田表統領は冒頭、昨年の『みちのとも』に掲載された「これからの道の歩み」と題するインタビュー記事の中で、今後の方針の一つに「たすけを求める人に向き合うおたすけ活動」を挙げ、その細目として「困難な状況にある人への支援」を取り上げたことに言及。近年の福祉活動を取り巻く現状について話を進めた。その中で、いま世の中では福祉やボランティアへの関心が高まっている一方、制度の隙間や手余りが必ず存在すると指摘。そこに私たちようぼくの働き場があるとして、「神様から頂く御用だと自分に任じて、つとめさせてもらう気持ちをしっかり持っていただきたい」と述べた。そのうえで、お見せいただく節に込められた親神様の思召と親心を味わい、それを乗り越えていくには、ようぼくの力が必要と強調。人間は身上・事情を通じて親神様の神意を悟り、心のほこりを払って、いんねんを切り替える道を通ることで真にたすけていただけるとして、「私たちは、やはりそこを目指していかなければならない」「医療も福祉も、そのための修理肥だと思う」と語った。さらに、「おさしづ」を引いて、薬を服用し医者にかかることと、神様にたすけていただくことは全く異なるとして、「医療や福祉を、おたすけに掛かるきっかけと捉え、そこから“真のたすかり”へ向かっていく本当のおたすけ人の姿勢を持ち続けていただきたい」と求めた。この後、来年から教祖140年祭に向けての三年千日活動がスタートすることに言及。年祭活動をつとめるためには、準備期間である今年の動きが非常に大切だとして、「一斉に良いスタートが切れるよう、何をどう取り組むのかを、しっかり考える必要がある」と語った。最後に中田表統領は、福祉活動はわれわれの生活にとって身近なものであり、おたすけのきっかけとしては非常に有効な手だてであるとして、「それぞれの専門分野だけではなく、お互いの立ち位置をよく理解して共に活動していくことで、お道の福祉活動がより一層充実していくとともに、多くのおたすけの場面を生んでいけるよう」と今後への期待を述べて、話を締めくくった。◇午後からは各種連盟・委員会ごとに総会・分科会を実施。里親連盟(梅原啓次委員長)では、「認定NPO法人児童虐待防止協会」理事長の津崎哲郎氏を招いて講演会が行われた。, 【おやのことば・おやのこころ(2022年5月11日号)】あんたは、これからおたすけを一条に勤めるのやで。『稿本天理教教祖伝逸話篇』115「おたすけを一条に」大教会で青年づとめをしていたときのことです。ようぼくのDさんは日ごろから、自分の畑で採れた野菜を神様にお供えしてくださっていました。その野菜を頂きに私がたびたび畑へ伺うと、Dさんは決まってこうおっしゃいます。「中田君、おたすけ人はなあ、野菜を作る者の気持ちが分からんとあかんで」。しかし、若かりしころの私は、その言葉の意味するところがよく分かりませんでした。数年後、Dさんは重い身上により60代の若さで出直されました。それから数カ月が過ぎ、私はDさんの1年祭に自分なりに何かお供えをしたいと考え、大教会の敷地内に枝豆の苗を植えることにしました。私にとって初めての野菜作りです。おかげさまで苗はすくすくと順調に育ちましたが、その間、毎日様子を見に行っては手入れをし、台風が来た日などは株が倒れはしないかと気がかりで、雨の中を何度も行き来したものでした。そんなある日、はっと、Dさんが言っていた言葉の意味に気づいたのです。おたすけ人は、たすけたいと思う相手のことを常に心にかけ、心配なことがあればすぐに足を運ぶ。それは心から湧き出る思いであり、行動であります。まさに野菜を作る人の心と一緒だと思いました。1年祭当日、不揃いの枝豆をDさんの祭壇に供え、あの言葉を嚙みしめながら、心からお礼申し上げました。二十数年経ったいまでも、忘れられない思い出です。(中田), 【6月期の修養科と各講習会などについて】5月期に引き続き、6月期も修養科生の受け入れを行います。また、5月27日開講の教人資格講習会と教会長資格検定講習会を実施するとともに、6月3日からの三日講習会Ⅲについても開催いたします。なお、修養科の志願者ならびに各講習会の受講を希望する方は、くれぐれも体調管理につとめていただきますようお願いいたします。立教185年5月4日天理教教会本部, 【教庁人事】総務部次長・同総務課長(兼)橋本広満5月1日