天理時報2022年5月18日号3面
【夫に手料理を批評され、つらい – 人生相談】Q. 料理が得意ではありません。一生懸命に献立を考え、工夫を凝らして作っていますが、毎回、夫に批評されます。苦手なりにも心を込めた手料理に対して、何か言われることが正直つらいです。(20代女性)A. 結婚して以来、ご主人のために毎日せっせと料理を作っているのですね。よく頑張っておられます。お手紙からは、どうして料理に苦手意識を持つようになったのかは分かりませんが、献立を考え、調理を工夫するなど、とても几帳面で、何があってもやり通す強い意思を持った方だと感じました。これだけ努力しているのだから、あなたの料理が美味しくないはずはありません。もっと自信を持っていいのではないでしょうか。さて、ご主人に料理を批評されるのがつらいとおっしゃっています。確かに人の意見はなかなか聞きにくいものですが、だからといって「あなたに、とやかく言われたくない」と殻に閉じこもっていては、悩みの解決にはつながりませんね。それよりも、一つのお料理を挟んで、あなたとご主人が笑顔で会話する食卓を心がけてみませんか。今日は、どうしてこの献立を選んだのか、どんなところに苦労したのか、時には失敗したことも。ご主人の話をじっくり聞いてみたら、「なーんだ、そうだったのか」と真意が見えるかもしれませんよ。ふたりのこゝろををさめいよなにかのことをもあらはれる(みかぐらうた四下り目二ッ)教祖のお言葉に心を寄せれば、きっと良き道が開けてきます。回答者:吉福 多恵子(濃飛分教会前会長夫人), 【創立130周年記念祭 – 鹿島大教会】鹿島大教会(清水栄宏会長・金沢市)は4月6日、創立130周年記念祭を執り行った。同大教会では、記念祭に向けての活動方針「教会をにぎやかに――全教会が目標をもって一歩前進」のもと、部内教会がそれぞれの目標を定めて日々、月々のおつとめに真実を込め、教会内容の充実に努めてきた。当日は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、参拝者をおつとめ奉仕者と部内教会の代表者に限定する一方、ようぼく・信者は教会や家庭から遥拝できるように配慮した。祭典では、真柱様のメッセージを、大教会世話人である中山治信本部員が代読した。おつとめを陽気に勤めた後、あいさつに立った清水会長は、記念祭を無事に迎えることができたお礼とともに、この日に向けて三年千日の目標を掲げて取り組んできたことへの感謝の言葉を述べた。(鹿島大教会発), 【共感疲労と「優しき心」- 視点】目を覆うウクライナの映像が、茶の間に流れ込むようになって3カ月近く経つ。いま、ニュースやインターネットのリアルな戦争報道により、精神的苦痛を受ける人が少なくない。心がざわざわしたり、胸が締めつけられたり、また「自分は何もできない」と無力感に苛まれたりと、心を痛める日が続く。また、たとえば町の荒廃ぶりや悲嘆に暮れる被災者を見ても、戦争と自然災害のそれとでは、精神的な影響のレベルが異なるという。戦争には「人の悪意」が関与しているため、より深刻なショックを受けることが分かっている。このように、苦しんでいる他者を見て、共感のあまり自分まで苦しくなることを「共感疲労」と呼ぶ。これにより不眠、食欲不振、血圧上昇、抑うつ状態などが引き起こされるとの知見が近年、注目されている。東日本大震災後に設置された復興庁「心の健康サポート事業」統括責任者を務めた、心療内科医の海原純子氏は、「共感は素晴らしい資質」と前置きしたうえで、共感疲労への対応策として、同じように感じる身近な人と「気持ちを分け合うこと」と「感情の伝播」の二つを挙げる。なかでも後者については、「近くにいる人を被災者だと思い親切にしてみる」ことを提案する。日本在住のウクライナ人は約1,900人とされる。たとえば隣人が、かの地につながる人だと思えば、温かく優しく接することができるはず。こうした優しい心が人から人へ伝わり、自らの心の回復にもつながると海原氏は強調する。優しい心といえば、次の「みかぐらうた」が浮かぶ。「むごいこゝろをうちわすれやさしきこゝろになりてこい」(五下り目六ッ)「酷い」には残酷や悲惨などの意味がある。戦争はまさに「酷い」の極み。お歌では、そうした無慈悲な、人を押さえつけ苦しめる心を使わぬよう強く否定したうえで、丸い、包み込むような「優しき心」になるよう促されている。日々のおつとめを通して戦火の鎮まりを祈るとともに、さまざまな理由で心を痛める身近な人に、「優しき心」で接することを、あらためて心掛けたい。(松本), 【実技勉強会リニューアル「ちょっと! パッと! べんきょう会」- 少年会】少年会本部(西田伊作委員長)は4月26日午後、「ちょっと! パッと! べんきょう会」を、おやさとやかた真南棟4階で初開催した。これは、従来行われていた「少年会実技勉強会」をリニューアルし、さまざまな場面でパッと使える実技を短時間で学ぶもの。初回のテーマは「みちのこのうたであそぼう!」。開講あいさつに続いて、少年会本部の講師が『みちのこのうた』の歌詞をリズムに乗せた「うたあそび」を紹介。手足やボールなどを使って実演しながら、「初めはできないことが、できるようになっていくところに、子供たちは『うたあそび』の楽しさを感じる。少しずつ段階を踏んで、できることを増やしていくのが大切」と、楽しく遊ばせるための工夫について話した。参加者の一人、土田修三さん(54歳・天王地分教会ようぼく・大阪府豊中市)は「以前、教外の野外活動に参加した際に、少年会主催の研修会で学んだスキルを生かせたことから、もっと多くの実技を身につけたいと思った。所属教会で子供向けの行事を行うときは、今回学んだことを進んで活用していきたい」と話した。次回は5月26日午後、「カンタン折り紙」をテーマに開催される予定。, 【第259回臨時集会 – 集会員任命 新任22人】各教区の新体制発足に伴い、4月26日付で中田善亮表統領から集会員が任命された。これを受け、翌27日には第259回臨時集会が開かれた。新集会員47人のうち、約半数の22人が新任。議長には老沼康集会員(栃木)が、副議長には橋本成人集会員(福井)が再任した。集会員いずれも任期は3年。教区、氏名、直属・所属教会の順。新は新任。(敬称略)奈良新 中川徳弘 生駒大教会長京都舩越昌徳 西陣・神德分教会長三重中西和久 日本橋・勢海分教会長大阪咲摩定夫 南・歌島分教会前会長兵庫新 中島重典 飾東・神大分教会長滋賀新 田辺幸司 河原町・南大津分教会長和歌山田中理誠 此花・湯浅分教会長静岡新 大池藤次 益津・島田分教会長愛知新 中島功雄 本愛・本清明分教会長岐阜曽我陽一 東濃・可児分教会長山梨新 齊間陽一 甲府・甲斐塩山分教会長長野新 髙橋浩太郎 日光・桔梗ケ原分教会長徳島新 太田正信 撫養・阿德分教会長高知新 佐藤正二 本愛・本土佐分教会長愛媛新 忽那世理雄 伊野・吉伊分教会長香川辻直孝 生駒・三豊分教会長東京新 西初信 東愛・愛都分教会長千葉鈴木明生 牛込・瑞明分教会長埼玉新 西妻清治 秩父・真開分教会長群馬木村正也 深川・髙崎分教会長栃木老沼康 都賀・川向分教会長神奈川鶴巻英一 東愛・濱華分教会長茨城瀧沢信雄 髙知・東髙一分教会長福井橋本成人 此花・此武分教会長石川新 杉田道興 越乃國・加賀ノ荘分教会長富山齊藤雄太郎 越乃國・越中分教会長新潟新 中村一之 甲府・北越分教会長岡山青木繁樹 玉島・中外分教会長広島新 笠松洋一 明和・明月分教会長鳥取新 明石幸一 神川・聖湖分教会長山口今西陽一 髙安・北群分教会前会長島根新 門脇元教 笠岡・島根分教会長大分園田幹男 香川・杵築分教会長福岡吉福新太郎 東神田・西鎮分教会長長崎新 八木幹雄 芦津・東大屋分教会長鹿児島新 德重活範 東肥・九薩分教会長熊本茶木谷安信 大江・肥之國分教会長宮崎船田昌規 髙岡・宮園分教会長佐賀新 武市正範 国名・西松浦分教会長沖縄新里朝正 東肥・國頭分教会長北海道新 笹田道継 洲本・膽振分教会長福島渡辺正彦 白羽・福島分教会長宮城菅原潮 梅谷・本吉分教会長山形中村俊一 山名・出羽分教会長岩手新 中田祥浩 島ケ原・花巻分教会長青森菅原誠 大垣・青榮分教会長秋田上田弘一 島ケ原・秋森分教会長, 【職場の後輩が陰口 どう付き合えば… – 人生相談】Q. 職場で、後輩が私のことを「役に立たない」と陰口を言っているのを偶然、耳にしました。とてもショックを受け、その後輩との付き合い方が分からなくなりました。これから、どうすればいいでしょうか。(40代女性)A. 大きなショックを受けられ、これからどんな気持ちで接すればいいのか、戸惑いますね。あなたが受けたショックについて、二つのケースを想定しました。一つは、これまで自分の仕事ぶりは問題ないと思っていたのに、それを否定されて自信に傷がついたというショック。もう一つは、いままで仕事はしてきたものの、あまり自信がないまま、なんとなくしてきたところを、ズバリ言い当てられたというショックです。あなたは、どちらでしょうか。ショックを受けたときの心の内を冷静に考えてみるといいですね。仮に前者なら、私の一部を見ただけで勝手にレッテルを貼っている後輩は、少し軽薄な人なのだと受け取っていいでしょう。あなたはいままで通り、何もなかったように付き合えばいいのです。後者なら、あなたのどんなところが役に立たないのか、今後どうすればいいのかを知り、改善する時期が来たと受け取ってはどうですか。陰口なので後輩には直接聞けませんが、上司や同僚に自分の仕事ぶりについて相談し、意見を聞いてもいいかもしれません。見えるもの聞こえるもの、すべてはこちらの受け取り方次第です。その奥に神様のメッセージがあると思えば、その都度、感情的になることもないでしょう。回答者:古市俊郎(福之泉分教会長・公認心理師), 【創立130周年記念祭 – 南紀大教会】南紀大教会(下村庄太郎会長・三重県熊野市)は4月23日、創立130周年記念祭を執り行った。同大教会では、記念祭に向けて「いつも笑顔で! おたすけの喜び広げよう」を活動方針に掲げ、各教会がおたすけを実践し、その喜びを周囲に広げることを目指して取り組んできた。当日は、新型コロナウイルス感染症対策を徹底し、参拝者を大教会役員、教会長夫妻、教会長子弟らに限定して勤められた。祭典では、真柱様のメッセージを、大教会世話人の山澤廣昭本部員が代読。続いて、心をそろえておつとめを勤めた。あいさつに立った下村会長は、記念祭の意義について話したうえで、「初代会長一人から始まった南紀の道は130年間、それぞれの地域に根づいて、にをいがけ・おたすけに励ませていただいた。神様に見込まれて、この道にお引き寄せいただいたお互いが、この間違いのない道をご恩報じの心でしっかりつないでいくことを、あらためてお誓い申し上げたい」と今後の決意を述べた。なお、同大教会では、ようぼく・信者を対象に「創立130周年記念参拝」と銘打った行事を5月中に全5回実施する。(南紀大・水野社友), 【「信心十分の理あればこそ」- 視点】以前『信心事始』(深谷太清著・学生担当委員会)が発行されたとき、「信心」という言葉に惹かれ、思わず手に取った。辞書で引くと、「加護を願って、神仏を信じること。また、神仏を信じる心」とある。類語に「信仰」があるが、「信仰」は宗教的なものを信じ尊ぶ自覚的な態度をいい、対する「信心」は、加護を願って一心に神仏やその教えを信じる心をいうと、その違いに言及している。原典の中で、特に「みかぐらうた」では「しん/\゛」という言葉をもって教えの理が説かれている。三下り目の「九ッ こゝまでしん/\゛したけれど もとのかみとハしらなんだ」「十ド このたびあらはれた じつのかみにはさうゐない」のお歌では、信心は元の神・実の神へ向けられるべきものと示される。また、五下り目では「五ッ いつまでしん/\゛したとても やうきづくめであるほどに」と、陽気に満ち溢れた心が肝心であると教えられている。さらに六下り目では、七ッから九ッにかけて「しん/\゛」という言葉が続き、信心するうえでの心得違いを正し、心の入れ替えを促されている。「おさしづ」には、「信心信仰、信心十分の理あればこそ、道を通りたこそ。この事情聞き分け。最初とんと難しい日もありた。もうなあと言う日ありたやろ。通りてこそ、後々今の世界。一つ治まりたる処、たんのうしてもうどうでありた」(明治28年7月28日)とある。信心の道を通りてこそ今の世界があるとしたうえで、たんのうの心を治めるよう諭されている。私たち道の信仰者は、教祖が自らお通りくだされた、陽気ぐらしへ真っすぐにつながる、たすけ一条の道をたどることを第一の目標に据える。だからこそ、天理教を信仰しているということを「お道を歩む」「お道を通る」と表現するのだろう。それが「信心の道」である。内に向けた信心の鍛錬は、必ず行動となって日常生活に表れ、生活の核となり、他者へ及ぶ。そんな徳を頂戴できる「信心の道」を、お互いに歩ませてもらいたい。(永尾), 【訃報(2022年5月11日号)】水口大教会長代務者 髙岡英亞さん(たかおか・ひでつぐ)80歳。4月26日出直された。本部詰員、大教会役員、教区主事などを務めた。滋賀教区。南紀大教会前会長夫人 下村孚瑳子さん(しもむら・ふさこ)91歳。5月1日出直された。婦人会南紀支部長、教区婦人会主任、天理教三重互助園園長を務めた。三重教区。上垣敬一さん(うえがき・けいいち=75歳・河原町大・大今里分教会前会長)3月21日出直された。東成支部長などを務めた。大阪教区。渡辺一彦さん(90歳・筑紫大・宮田分教会前会長)4月11日出直された。本部詰員、大教会役員、少年会筑紫団団長、教区主事を務めた。福岡教区。中山玉子さん(90歳・東肥大・旭ケ丘分教会前会長夫人)4月12日出直された。婦人会東肥支部委員、都城支部婦人会主任を務めた。宮崎教区。山田佳代子さん(100歳・紀陽大・紀野分教会3代会長夫人)4月16日出直された。和歌山教区。月俣均さん(つきまた・ひとし=84歳・髙安大・安岐月分教会長)4月21日出直された。福岡教区。中尾洋一さん(なかお・よういち=81歳・本部直属天元分・山乃街分教会長)4月22日出直された。天元分教会役員、神戸北支部長などを務めた。兵庫教区。鈴岡幸子さん(すずおか・ゆきこ=90歳・髙安大・愛昭華分教会前会長夫人)4月23日出直された。愛知教区。永島精一さん(84歳・本島大・渋谷分教会前会長)4月23日出直された。大教会役員、教区啓発委員会委員、渋谷支部長を務めた。東京教区。藤原治栄さん(ふじわら・はるえ=97歳・山國大・八鹿分教会4代会長夫人)4月26日出直された。大阪教区。矢谷富子さん(90歳・山國大・周山分教会前会長夫人)4月26日出直された。大教会婦人、南丹支部婦人会主任を務めた。京都教区。