天理時報2022年4月13日号7面
天理スポーツ指導者講習会スポーツ心理学から見る〝勝ち続ける組織づくり、親里管内学校のスポーツ関係者などを対象とする「天理スポーツ指導者講習会」(主催=学校法人天理大学天理スポーツ強化推進室)3月18日、天理大ふるさと会館で開催され、80人が受講した。16回目となる今回は、スポーツ心理学の日本における権威で、(株)TsutomuFUSE,PhDSportPsychologyServices代表取締役の布施努氏が「勝ち続ける組織のつくり方」と題して講演した。この講習会は、管内のスポーツ指導者たちが、選手の強化育成や各種競技の内容充実を図ることを目的に毎年開かれている。講演に立った布施氏は、冒頭、自身がメンタルコーチとしてさまざまなチームと関わってきた経歴を紹介。その経験を踏まえ、スポーツチームや会社でも目標を明確に定めて努力することで、いくつかのスキルが自然と身につくという「目標設定」の基本的考え方を説明した。そのうえで、自身がコーチを務めた桐蔭学園高校ラグビー部が天理高校と対戦したときの例を挙げて説明。「パスが上手な相手に対して、どのような展開に持っていくべきか目標設定をすると、選手たちの状況把握能力が身につく」「選手たちに能力がついてくると、今度は相互にコミュニケーションを図るようになる」などの具体例を挙げ、目標設定の重要性を強調した。続いて、現代スポーツのコーチングの分野では、スポーツ心理学の視点からのスキルの可視化が重要視されていると指摘。「スキルを細かく可視化することで、より効果的なトレーニングが可能になり、さらに、身につくスキルも把握できるようになる」と語った。理想とする役割を演じるこの後、心理学的知見を交えながら、人が成長する際の性格の成熟過程に言及。人は成長する過程において、これまで知り得なかった自身の性格に気づくときこそ、言動や感情のコントロールができるように性格が成熟していくと語った。そのうえで、キャプテンなどチーム内での個々の役割は、各チームのカラーによって性格が異なると指摘。自身がトップアスリートを調査した経験をもとに、素の性格〟で競技している人が少ないという事実を踏まえ、「映画でたとえるなら、チームの監督は映画監督で、選手は役者。日常生活から、それぞれの役割をどのように演じるかがチームづくりに大きく関わってくる」と語った。最後に、指導者は次世代の指導者や社会へ貢献する人材輩出のため、学生がスポーツを通して得られる経験の質を高めることが大切だとして、「選手のパフォーマンスがうまくいっていないときこそ、試行錯誤しながらチャレンジできる〝場づくり〟に取り組んでもらいたい。そして、異なる分野の指導者同士がコミュニケーションを取り、お互いに学び合うことができれば」と話を結んだ。Profile布施努氏1963年東京都生まれ。早稲田実業高校、慶應義塾大学では野球部に所属し、高校時代は甲子園で準優勝、大学時代は全国優勝を経験した。2000年、かねて関心があったチームづくりについて学ぶため、14年間勤めた職場を退職して渡米。ウエスタン・イリノイ大学を修了した後、スポーツ心理学の最高峰であるノースカロライナ大学グリンズボロ校大学院で博士号を取得した。帰国後は、最先端のスポーツ科学をベースに、フィールドでメンタルトレーニングを共に行える数少ないスポーツ・サイコロジストとして活躍。これまでに日本代表、東京ガス、トヨタ自動車、桐蔭学園などのチームでメンタル指導を行い、メダル獲得や全国優勝などに導いている。スポーツ心理学博士の布施氏が「勝ち続ける組織のつくり方」と題して講演した(3月18日、天理大ふるさと会館で)お知らせ輸送部4月本部月次祭交通情報は天理教HPへ4月本部月次祭の交通規制、駐車場案内、臨時列車(近鉄・阪神、JR)等の最新の情報は、天理教ホームページ内の「交通情報」でご確認ください。https://www.tenrikyo.or.jp/yoboku/traffic_information/訃報粟田橿勇紀さん(81歳・河原町大・加茂川分教会前会長)1月16日出直された。大教会准員、山科支部長を務めた。京都教区。中津正さん(90歳・撫養大・天徳分教会前会長)2月25日出直された。徳島教区。清水基弘さん(86歳・飾東大・久樂分教会前会長)3月16日出直された。兵庫教区。眞鍋順一さん(79歳・兵神大・大夕張分教会前会長)3月17日出直された。大教会准役員、空知支部教務部長などを務めた。北海道教区。石田仁さん(79歳・東本大・本勇魂分教会初代会長)3月1日出直された。埼玉教区。二村正三さん(74歳・敷島大・南咸分教会前会長)3月1日出直された。五條支部長などを務めた。奈良教区。細井道男さん(77歳・日光大・壬生分教会長)3月20日出直された。栃木教区。暮田繁子さん(82歳・蒲生大・三津清分教会長)3月23日出直された。西支部婦人会主任を務めた。神奈川教区。岸本一美さん(80歳・兵神大・奥分教会長)3月25日出直された。大教会准役員、美嚢支部長などを務めた。兵庫教区。五十部禮子さん(78歳・大縣大・惠豊分教会前会長夫人)3月25日出直された。山口教区只津良子さん(90歳・撫養大・務古分教会長夫人)3月26日出直された。兵庫教区。浅井芳郎さん(73歳・津大津濱分教会長)3月月26日出直された。静岡教区。相原壽子さん(83歳・兵神大・千喜分教会初代会長)3月27日出直された。長野教区。永末アサヱさん(101歳・名東大・賀愛分教会長)3月28日出直された。広島教区。岡能理郎さん(82歳・大原大・姉川分教会前会長)3月28日出直された。滋賀教区。井上権次郎さん(78歳・髙岡大・立間分教会長)3月25日出直された。愛媛教区。瀧帛子さん(90歳・本愛大・本孝心分教会前会長)3月30日出直された。中川区支部婦人会主任を務めた。愛知教区。鈴木昭一さん(75歳・立野堀大・立興道分教会長)3月30日出直された。埼玉教区。