天理時報2022年3月9日号2面
春の訪れ感じるなか2月月次祭教会本部の2月月次祭は25日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。大亮様は祭文の中で、教祖をやしろとしてこの世の表にお現れになり、世界たすけの真実の道をお啓きくだされて以来、変わりない親心をもって陽気ぐらしへとお導きくださる親神様のご厚恩にお礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、いかなる困難な状況下にあっても、教祖のひながたを手本に、銘々の信仰信念を一層高めるとともに、多くの人に教えを伝え広め、おたすけに積極的に取り組み、陽気ぐらしの輪が広がるようつとめさせていただく決心でございます」と奏上された。この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。教祖殿前の紅梅がほころび、春訪れを感じる暖かさに包まれたこの日の親里。神苑一帯に穏やかな陽光が降り注ぐなか、参拝者は心一つに「みかぐらうた」を唱和した。おつとめの後、喜多秀和・本部員が神殿講話に立った。喜多本部員は、教祖のひながたから「陽気と勇み」を学んでみたいと前置きしたうえで、2年にわたる新型コロナウイルスの蔓延がもたらした影響を振り返った。そのうえで、親神様はどんな状況においても陽気ぐらしをさせたいと思召されていると強調。いまこそようぼくは、教えていただいたことの実践に、思いきって踏み出すチャンスだと話した。続いて、教祖の50年のひながたについて話を進めた。その中で、ひながたを顧みれば、貧のどん底に落ち切られたことや、留置投獄を余儀なくされた御苦労が目につくとして、その厳しさゆえか、自らたどることに躊躇してしまいがちだと指摘。「御苦労の連続ではあったが、その内面に目を向けると、いつも明るく勇んでおられたことに気づくはず」と述べた。この後、『稿本天理教教祖伝』と同『逸話篇』をひもときながら、教祖のひながたを通して感じる「隔て心のない大らかな心」や「温かさ」について語った。最後に喜多本部員は、ひながたを身に行うことで「なるほどの人」に近づいていけるとして、教祖の親心あふれるひながたを知識として知っているだけにとどめず、日常の中で実践しようと呼びかけ、話を締めくた。2月月次祭は、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じたうえで勤められた(2月26日)管内高校卒業式陽気ぐらしの教えを胸に卒業シーズン到来。親里管内の各高校は先ごろ、人数制限などの感染症対策を講じたうえで卒業式を執り行った。天理教校学園高校の第17回卒業式は2月22日、同校講堂で行われ、男子83人、女子91人が卒業した。式典では、中田一校長が訓辞。「親神様のお導きをじかに感じられるこの教校学園高校で学んだことを励みに、誰もが仲良くたすけ合い、共に世界たすけの御用に歩ませていただこう」と話した。また、天理高校第1部および第2部の令和3年度卒業式は翌23日、それぞれ総合体育館で挙行された。卒業生は、第1部が男子230人、女子160人、第2部が男子47人、女子48人。竹森博志校長は、第1部卒業生に対する式辞の中で、「教祖の教えを学び、節から芽を出す力を十分に備えてきたことに自信を持ち、新たな道を胸を張って歩んでほしい」とエールを送った。進学や就職、道専務など、新たな道へ一歩を踏み出す計659人の卒業生は、おぢばで学んだ陽気ぐらしの教えを胸に門出した。天理高第2部の卒業式後に持たれた最後のホームルームでは、お世話になった先生に花束が贈られた(2月25日)道友社合併号のお知らせ3月16日号と23日号を合併し、3月23日号として発行いたします。3月16日号はお休みとなりますので、ご了承ください。おやののこころおやのことば七ッなんでもこれからひとすぢにかみにもたれてゆきまする「みかぐらうた」三下り目1年前、コロナ禍の影響で外国への渡航ができない状況が続くなか、留学の強い意思を示した天理大学生13人が、1年間の交換留学のため出国しました。国内の多くの大学は留学生派遣を見送っていましたが、天理大学では、なんとか留学を実現させようと、諸条件が整った韓国の五つの協定校への派遣を決定。しかし派遣担当の筆者にとっては、大きな不安と懸念を抱くものでした。以後、本部朝づとめで、人間思案を捨て、すべてを神様にお任せし、おれする心を定め、学生の留学中の健康と安全をお願いすることが日課になりました。その後、韓国に続いて米国、カナダ、ブルネイ、フランス、ドイツ、ロシア、コロンビア、スペインの9カ国に6人の学生を派遣。2月末現在で、そのうち4人が留学中で、コロナ禍によるさまざまな制限を受けながらも、充実した留学生活を送っています。1年前に韓国へ出発した学生たちは、今年に入って順次帰国しました。留学中は誰一人としてコロナに感染することなく、皆、優秀な成績を収めて留学を終えたのです。そして、口を揃えて「コロナ禍でさまざまな制限があって大変なこともたくさんありましたが、留学して本当に良かったと思います。留学の機会を与えてくださり、ありがとうございました」と、心から感謝の言葉を伝えてくれました。今後とも、陽気ぐらし世界建設の人材育成の大切な御用として、一人でも多くの学生を海外へ送り出したいとの思いを一層強くしました。(足立)