天理時報2022年2月23日号2面
オンラインはたらくようぼくの集い青年会ウェブ上で信仰語り合い青年会本部(矢追雄蔵委員長)は12日、「オンラインはたらくようぼくの集い」を開催、各地の青年会員ら94人が参加した。今回は、企業向けの研修コンサルタント事業に取り組む(株)ガイアシステムの教育事業部本部長として、多くの企業なこういどで人材育成を担当してきた岡本好市氏(40歳・廣中分教会喜楽布教所長・神戸市)が講師として登場。自身の体験をもとに、職場における信仰実践のポイントなどについて話した。同「集い」は、社会で活躍するはたらくようぼくがつながり合い、勇み合える場をオンライン上に提供しようというもの。当日は、矢追委員長の開会あいさつに続いて、岡本氏が「ようぼくとして働くということ」をテーマに講演した。岡本氏はまず、自身の経歴などを紹介したうえで、自らの人生の転機となった出来事に言及した。その中で、兄が教会長に就任したことをきっかけに〝はたらくようぼく、としての再出発を決意したとして、その際に布教所を開設し、おぢばへ初参拝者を導くことを心定めした、と語った。続いて、岡本氏は目標達成のために自身が社内で実践したにをいがけのプロセスを、スライドを用いて紹介。まず、相手への理解を徹底する心構えを持ったうえで、あいさつや会話などを重ね、少しずつ交流を増やしていくことが大切である、と話した。さらに、相手の相談に乗る際に、さりげなくお道の教えを引用することや、タイミングを図っておぢばへ案内することなど、具体的なプロセスについて実体験を交えながら丁寧に説明した。最後に、岡本氏は「親神様にしっかりもたれながら、徳分を生かして、できることを実践させていただこう」と呼びかけた。この後、質疑応答に続いて少人数グループに分かれてのねりあいが行われ、受講者は職場での信仰実践などを、積極的に語り合った。「同「集い」の企画を担当する白木原一始・青年会本部委員は「今後も内容を練りながら集いの開催を続け、参加者が自らをさらけ出して語り合えるような場を目指していきたい」と抱負を述べた。◇なお、同「集い」は7月まで毎月講師を招いて開催される予定。次回の開催予定日は3月12日。岡本氏は「ようぼくとして働くということ」をテーマに話した天理大と市が連携トンガ王国支援へ天理大学(永尾教昭学長)は現在、1月15日に発生したトンガ沖大規模噴火によって被災したトンガ王国への支援を目的として、天理市と共同で「トンガ王国災害支援募金」を実施している。トンガ王国とは、ラグビーを通じて深いつながりを持つ天理大。現役学生4人を含め、これまでに1人の留学生が同大に在籍しており、昨年度の「全国大学ラグビーフットボール選手権大会」の初優勝にも彼ら留学生が大きく貢献している。こうした背景のもと、同大は2月2日から3月15日にかけて支援金を募ることを決定。また、天理市がすでにトンガへの募金活動を始めていたことから、これを〝地域連携〟の活動として拡大するべく、共同実施を要請。現在「天理大学災害支援「募金」として開設した振込口座を、天理大と天理市のホームページやSNSに掲載し、広く募金呼びかけている。トンガ出身の最初の天理大留学生であり、現在、母校の日本航空高校石川でラグビー部監督を務めているシアオシマアフ・ナイさん(32歳)は「現地では、家族と連絡が取りづらくなったり、屋根上の雨水を貯めるタンクに火山灰が降り積もって、生活用水に影響が出たりしていると聞く。大学時代を過ごした”第二の故郷〟である天理の皆さんの心づかいに感謝するとともに、一日も早くトンガの人たちが元の生活に戻れるよう願っている」と語った。なお、天理大学では本館(研究棟)1階ロビーに、天理市では庁舎1階ロビーに募金箱を設置している。問い合わせ先や募金口座などの詳細は、右記QRコードから確認できる。URLhttps://www.tenri-u.ac.jp/topics/q3tncs000023c9bj.htmlおやのこころおやのことば人間の胸の内さい受け取りたなら、いつまでなりと、踏ん張り切る。『稿本天理教教祖伝逸話篇」164「可愛い一杯」花の便りに心弾ませる季節になりました。梅の蕾が一輪ほころんだと聞くだけで、つい足を延ばしてみたくなるのは、あの馥郁とした芳しい香りに誘われるからでしょうか。春を知らせる便りがいつ届くかと、いま最も胸を膨らませているのは受験生かもしれません。合格の吉報を心待ちにしていることでしょう。その便りを早々に受け取った少女が先日、父親と共に教会へお礼参りに来てくれました。志望校に合格した喜びや大学で学びたいこと等々……。あふれる思いを生き生きとした表情で語ってくれました。印象的だったのは、将来の話に花を咲かせ、顔をほころばせる娘を、優しいまなざしで見つめる父親の姿でした。目標に向かって努力してきたのは本人ですが、親は親の立場で陰日向から支えてきたのでしょう。少女の口から親への感謝の言葉がいくつも出てきます。そんな親子の姿を眺めていて、ふと思い浮かんだのが掲出のお言葉です。ややもすると、私たちは自分の力だけで歩んでいるような気になりますが、一人ひとりの誠真実の心を受け取り、踏ん張って支えてくださる存命の教祖のおかげで、今日という一日を過ごせているのです。その感謝の気持ちを、常に持っていたいものです。先の少女は、この春に親元を離れ、一人暮らしを始めます。新天地では、どんな素敵な花の便りを受け取るのでょうか。(大西)