天理時報2022年2月16日号3面
教区挙げて献血に貢献石川教区石川教区(角居雅一教区長)はは1月30日、金沢市の県赤十字血液液センターが運営する献血ルーム「くらつき」で、恒例の「教区献血デー」を実施。受け付けた64人のうち、52人が献血した(写真)。今年で3回目を迎える「献血デl」。当初は献血バスへの呼び込みを行っていたが、血液センターからの申し出を受け、現在は「デー」に合わせて開放される献血ルムで実施している。今年1月、県内全域に「まん延防止等重点措置」の適用が発表されたことから、献血バスの予約キャンセルが相次ぎ、献血者が激減。そんななか血液センターから教区に対して協力要請があった。今回の「デー」実施に当たり、石川教区では「LINE」アプリを活用。直属ごとの責任者から成るグループ内で相談を重ね、教区を挙げて幅広い世代に参加を呼びかけたことで、当日は例年と変わらない人数の参加者があった。教区献血担当の龍湖亮一さん(59歳・袖龍分教会長・金沢市)は「今回は高校生や大学生などの若い世代の参加者が多く、将来につながる動きが見られたように思う」と語った。(石川・山村社友情報提供)自然の大切さ伝える“葉っぱおばさん、岐阜の水野寿子さん葉っぱおばさん、こと水野寿子さん(78歳・仙峰分教会ようぼく・神戸町)は現在、未就学児とその親を対象に、葉や木の実などを使った遊びを通して、自然にふれる楽しさを伝える活動を続けている。保育士として働いていた水野さん。退職後は民生児童委員や小中学校で絵手紙の講師を務めるなど、地域の子供たちの見守り活動に携わってきた。そんななか、町役場に勤める知人から「親子で遊べる催しをしてもらいたい」と依頼を受けた。幼いころ野山で遊び、木登りをしたり、植物の葉でおもちゃを作ったりしていたという水野さん。「いまの子供たちに、もっと自然にふれる楽しさを知ってほしい」と思い、8年前に自然の植物を使った遊びを教え始めた。以来、月に一度、神戸町の子育て支援センターで実施。「葉っぱおばさん」の呼び名は、子供たちに親しみを持ってもらいたいと思って自ら付けたという。現在は感染対策を講じて活動を続けるなか、毎回10組ほどの親子が参加。紙の下に葉を敷いて、その上から色を塗る「こすり出し」や、ドングリを使ったコマ作りなど、親子が協力してできる遊びを教える傍ら、参加者に四季折々の自然を楽しんでもらおうと、自宅の庭で育てた植物を持参して見せることもある。水野さんは「子供たちが葉っぱに触れることで、自然の素晴らしさや大切さを感じてほしい。これからも親子で楽しく遊べる場を提供していきたい」と話している。(本島大・向所社友情報提供)視点〝おたすけ110番〟への即応をできればかけたくないが、いざとなれば頼るのが「10番」の緊急通報だ。警察には年間30万件超の緊急通報が寄せられており、国民の15人に1人が連絡した計算になる。少し歴史をひもとくと、1948年に全国の主要都市に緊急通報用の専用番号が設置された。当時は番号がバラバラで、東京は「110」、大阪や京都は「1110」、名古屋は「118」などだったが、60年までに「110」に統一されたという。現在、10番通報すると、各地の警察本部の通信指令室につながる。指令室では、通報内容や発信者のスマートフォン(スマホ)のGPS情報をもとに事件現場を特定。無線で指示を受けた警察官が急行する。到着にかかる時間は「リスポンス・タイム」と呼ばれ、2020年の全国平均は7分5秒だった。また110番は、いまや通話だけに限らない。聴覚・言語障害者向けに、アプリを使った通報が1年から可能になった。さらに、通報者が撮影した映像をスマホで送るシステムも導入され、車のナンバー画像から傷害事件の解決につながった事例もあるそうだ。ところで数年前、教会本部の海外部に奈良県緊急司令センターから協力要請があった。外国語での通報に対応する訓練をしたいとの申し出を受け、海外部は4言語の海外出身勤務者を派遣した。通報者が外国人の場合も少なくないため、需要が高まったのだろう。110番通報と同様に、〝おたすけ110番通報”を受ける教会長やようぼくの出番も多様化している。さまざまな問題に対応する資質を身につけることが求められ、専門分野に特化した教友同士のネットワークなども重要になるだろう。お道の者は〝おたすけ100番”に即時対応する司令室のオペレーターであると同時に、その現場に駆けつける隊員でもある。「にちくに神のせきこみこのなやみはやくたすけるもよふしてくれ」(おふでさき四号68)とあるように、親神様は私たちの躊躇ない実動を求めておられる。このことを強く思って日々を過ごしていれば、たすけの手を差し伸べる機会は必ず訪れるはずだ。(永尾)陽気ぐらしのヒント人生相談近所に大量の手作り野菜を配る義父Q同居している60代の義父が、自家製の野菜を大量に隣近所に配っています。なかには形の悪い野菜もあるので、ご近所の方々が戸惑いを感じて、変な噂が流れていないか心配です。私自身、人付き合いが苦手なこともあり、精神的に負担を感じています。(40代女性)A家族のために長年働いてきたお義父さんが定年退職後に畑を借り、夢だった野菜作りに精を出しているとのこと。健康的で生産的、日に焼けて元気そうな笑顔が浮かびます。収穫の喜び、隣近所に配る喜び——。天然自然のお恵みに感謝し、その喜びを人とも共有しようとする尊い行いだと思います。そんな楽しそうなお義父さんを、あなたも最初は微笑ましく感じておられたそうですが、次第に野菜の収穫量が増えるにつれ、配る範囲もその量も増えてきて、それがいまはあなたの気がかり、負担になっているのですね。「ふたつよいことさてないものよ」と、河合隼雄氏の著書『こころの処方箋』にあった言葉を思い出します。全体のバランスに目を向けることが大切です。「案じは要らん、と、大きな心を持ちて」(おさしづ明治21年6月)と教えられます。噂をされていないかと気にするのではなく、お礼を言われたら、あなたも「もらってくださってありがとうございます」とお礼を返せばいいし、もし苦情を言われたら、あなたが代わりに謝ってあげてください。それは「人付き合いが苦手」なあなたの勉強にもなると思います。あなたは以前と同じく大きな心で、お義父さんを微笑ましく見守っていてください。回答者西村和久一筋分教会長「憩の家」事情部講師身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]