天理時報2022年2月2日号3面
紙面とウェブの連動一層充実へ道友社「年頭社友会」道友社の立教185年「年頭社友会」は1月25日、道友社6階ホールで行われ、教区代表社友と直属社友が集まった。冒頭、あいさつに立った松村義司社長は、全教のようぼく・信者に教えの息吹を伝え、信仰を育んでいくためには、新聞などのメディアが有効な手だてになると強調。一昨年来、教会やおたすけ先で直接顔を合わせて信仰を伝えることが難しい中で、その代わりとして文書などを使って教えを伝えていく役割は大きいと認識した、と語った。続いて今年、社友向けのLINE公式アカウントを開設したと発表。連絡事項だけでなく、新刊書の案内や「グラフ天理」などの情報をいち早く届けることができるとして、「ぜひご活用いただきたい」と呼びかけた。この後、昨年4月にタブロイド判へと刷新した『天理時報』について、読みやすくなった、明るくなったなど概ね好評を頂いているとして、そのうえで「紙面とウェブの連動企画を十分に周知しきれていない現状がある」と指摘。時報の主な記事に添えたQRコードをスマートフォンで読み込むことで、写真や動画コンテンツなどが視聴できることをあらためて紹介した。そして、今後も紙面内容の一層の充実はもとより、紙面とウェブコンテンツの連動を積極的に展開していきたいと語った。最後に、道友社の販売所である「おやさと書店」を1月にリニューアルしたことにふれ、新たに店舗西側にレストスペースを設けたので、参拝後の休憩などにご利用いただきたいと話した(下段に記事別掲)。この後、諸井道隆次長が今年度の刊行物の活動計画を発表した。道友社「おやさと書店」リニューアルオープンこのたび、親里管内の道友社販売所「おやさと書店」がリニューアルオープン(写真)。一般書籍や文房具を取り扱う「BOOKS道友」を店舗内に併置し、店内のディスプレーを一新した。「BOOKS道友」があった店舗西側には、休憩スペースを設置。親里の風景を写したフォトパネルを壁に掲示するとともに、道友社の新刊を中心とする閲覧用の書籍や、セルフサービス式のコーヒーマシンなどが置かれ、帰参者の“くつろぎの場として開放されている。「おやさと書店」の営業時間は、午前9時から午後5時まで。視点ひながたを踏んでおたすけを厚生労働省が生活保護の被保護者調査を毎月行っている。年初は1月5日、昨年10月分の概数を報告した。内容は、生活保護申請件数保護開始世帯数、当該時点の被保護世帯数や実人員数などだ。過去2年分の各月数値と前年同月比の伸び率も記載している。これを見ると、伸び率が突出している月が4回ある。すべて新型コロナウイルス感染拡大に伴って、「緊急事態宣言」が発出された月だった。申請の前年比率は、たいていの月はプラス・マイナス4パーセント程度までの間にあるが、初回の宣言が発出された令和2年4月は24.9パーセント増だった。宣言2回目の3年1月か3月までは毎月7~8パーセント増、3回目の6月は13.3パーセント、4回目の8月は10.0パーセントの増加だった。新型コロナウイルスの影響によって生活が困窮している人が多くいるのは明らかだ。コロナ禍の影響に限らず、いろいろな理由から生活が行き詰まったり、破綻を来したりする人がいる。生活保護以外に、行政はさまざまなセーフティーネットを用意しているが、対象となる人が制度を知らなかったり、手続きをうまく進められなかったりする場合はよくある。生活保護でいえば、申請手続きの前段階として、窓口である福祉事務所等での事前相談が必要になる。しかし自治体によっては、そこで3、4時間のやりとりを強いられることも少なくない。一人で適切に状況を説明できず、申請まで行きつけない人もいる。行政にも人員不足の場合があり、そうした現状において、ようぼくや教会長にできることは多いだろう。困難な状況にある人が悩みを打ち明けたり、相談に乗ってもらいたいと考えたりしたとき、誰を選ぶのか。それは、つらさを理解してくれる人ではないか。教祖は「表門構え玄関造りでは救けられん。貧乏せ、貧乏せ」と仰せになったという(『稿本天理教教祖伝逸話篇』「流れる水も同じこと」)。貧乏せと仰った教祖のお心は、もとより貧乏そのものが目的ではなく、相手をたすけることにある。そのお心を受け継ぎ、ひながたを歩む私たちには、困難に直面する人に寄り添うおたすけができるはずだ。(松村登)陽気ぐらしのヒント人生相談会話が苦手でクラスに馴染めないQ僕には、気がつかないうちに独り言をつぶやいたり、しゃべるときに言葉が詰まったりする癖があります。そのせいでクラスにうまく馴染めず、学校へ行くのが毎日つらいです。どうすればクラスメートと仲良くできるでしょうか。(中学1年男子)A学校での交友関係のお悩み、つらいことと思います。特に言葉のやりとりがうまくいかないと、お互いの気持ちが伝わりにくいので、誤解が生まれることもありますね。二つの提案があります。一つ目は、担任の先生に、この状況をよく分かってもらうことです。交換ノートのような形で、日々さまざまなことを知ってもらうことをお勧めします。そうすれば、たとえ問題が起きたとしても、担任の先生に仲介や配慮をしてもらうことにより、早め早めに手が打てます。二つ目は、クラスや友達のために何かできることはないかと毎日探してみることです。たとえば、教室に落ちているごみを拾う、生徒会に入って学校のためになることを地道に続けていく、などです。人は言葉だけでなく、真実の行いによって本当のつながりができるからです。最後に、これは私自身の経験ですが、あなたと同じように言葉がうまく話せないときがあります。しかし、研修会などで話さなければいけないときには、次々と言葉が浮かんできます。結果、北海道から沖縄まで、全国にたくさんの仲間ができました。これは長年、所属教会の月次祭で笛を奉仕させていただいているおかげだと思っています。参考にしてみてください。回答者堀健一家庭支援プログラムアドバイザー/晃栄理布教所長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]