天理時報2021年9月26日号3面
オンライン活用し幅広い活動を展開青年会青年会本部(矢追雄蔵委員長)では、コロナ禍の影響により、教内における対面での諸活動が中止や制限を余儀なくされるなか、インターネットを活用したさまざまな取り組みを推進している。インターネットの動画投稿サイト「YouTube」では、「かしもの・かりもの」をテーマとする信仰感話「千遍」を昨年2月から配信。また、Web会議アプリを活用した取り組みとして、お道を信仰する結婚を望む男女に出会いの場を提供する「仕合わせパーティーオンライン」や、専門性を持っておたすけに取り組むようぼくの体験談や対談などを通して、会員におたすけへ動き出すきっかけを提供するオンラインセミナー「OtasukePicks徳分への気づき」を継続開催している。さらに、学生担当委員会の後援のもと、15歳から25歳までを対象とするオンラインセミナー「よろコピ」を今年7月から新たにスタートさせるなど、幅広い年齢層や立場に合わせた人材育成の取り組みを展開している。Web上に働くようぼくが集いその一つ、18日には「はたらくようぼくの集いオンライン」を実施。各地から92人が参加した。これは、社会で活躍する“はたらくようぼくがつながり合い、勇み合える場をオンライン上に提供しようというもの。集いでは、矢追委員長の開会あいさつに続き、「障がい児育児の中でみつけた陽気ぐらし」と題して、障害児専用アパレルブランド「medelme」の代表を務める原村綾さん(41歳・福治分教会教人長崎県大村市)が登場。障害のある子供を育てる中で悩み苦しんだ経験や、そこから得た気づきなど、自身のエピソードを交えながら語った。なお、青年会本部の取り組みに関する詳しい情報はホームページへ。https://www.tenrikyo-seinenkai.jp/自身の取り組みについて話した原村さんの活動は、本紙3月7日号でも紹介。この記事を右記QRコードから閲覧できる。視点憂えるアフガニスタンの現状8月、アフガニスタンに20年駐留していた米軍が撤収した直後、イスラム原理主義勢カタリバンが政権を奪取した。米国は「9.11」同時多発テロ事件をきっかけに、テロ組織の壊滅とアフガニスタンに民主主義を根づかせることを目指したが、達せられなかった。一方、タリバン政権にとっては、民族自決を成し遂げ、自らが信じるイスラム法による統治を復活することになる。現地ルポによると、一般にアアフガニスタンの人々は、素朴朴で礼儀正しく親切だが、古くから民族間の対立もあって内戦やテロが続いたことで、その犠牲となり、貧困にもあえいできた。さらに追いうちをかけるようなこの混乱で、恐怖と絶望を感じているという。また、米国介入以前のタリバンは、女性の仕事や教育に著しく制限を設けていたが、今回はイスラム法の枠内での権利を認めると主張していることなど、国際社会の常識を意識しているふしも見られるが、なお予断を許さない。国際紛争は、民族、宗教、イデオロギー、歴史などの複雑な要素が絡み合っていて、一概に是非を論じにくい。かし戦争やテロ、差別は悲しく忌むべきことであり、民主主義国家に属して自由と平和と平等を享受している私たちとしては、現状では民主主義政体が最も優れていると考えるうえから、この状況を憂慮せざるを得ない。『産経新聞』の「正論」で、櫻田淳・東洋大学教授は「『民主主義』という政治体制や『自由』を筆頭とする諸々の価値は、それに合う文明上、社会上の『土壌』にしか根付かない『植物』である。(中略)そのような『土壌』がアフガニスタンにはなかった」と指摘している。根本的には、人間としての普遍的な価値による精神の土壌をつくることが大切なのだ。そのためには、気の遠くなるような絶えざる努力を必要とする。だからこそ、遅々たる歩みであろうとも、世界中の人々の心を澄みきらせ、陽気ぐらしの教えを浸透させていく私たちの歩みの大切さを、あらためて思う。(松村義)陽気ぐらしのヒント人生相談パートの仕事が長続きしないQパートタイムの仕事が長続きしないことに悩んでいます。人間関係や店のルールに馴染めず、職場を転々としています。収入も安定せず、不安な日々を過ごしています。良い職場に巡り合うには、どうしたらいいでしょうか。(50代女性)A良い職場に巡り合うために、いままでの考えや行動を変えてみるのはいかがでしょう。行政の就職窓口などを活用するのも一つですが、ここでは信仰的にこの問題を考えてみます。一般的に「袖すり合うも他生の縁」というように、お道では浅からぬいんねんによって人と人は出会うと教えられています。出会った人たちと陽気ぐらしを勉強するために、親神様の深い思召によって、人は組み合わさっているのです。誰しも好きな人にも嫌いな人にも出会います。これからは、嫌いな人に対する見方を変え、あなたの心を磨いてくれる恩人と捉えて付き合ってみてください。また、「蔭日向なく自分の事と思うて働くから、あの人は如才ない人であるから、あの人を傭うというようになってくる。こうなってくると、何んぼでも仕事がある」「働くというのは、はたはたの者を楽にするから、はたらく(側楽)と言うのや」(『稿本天理教教祖伝逸話篇』197「働く手は」)と教えられています。あなたの仕事によって助かる人がいると考え、どんな仕事も喜んで取り組みましょう。人生を良い方向に向けるには、何よりも親神様のお力が必要です。毎朝、心を込めておつとめを勤め、一日をスタートさせてください。親神様が良い方向へと後押しをしてくださいます。回答者平澤勇一磐城平大教会長福島教区長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]