天理時報2021年8月22日号5面
夏休み、子供たちの笑顔とひのきしんの汗が光る”育成の夏”を迎えるなか、各地の教会では子弟育成の取り組みに工夫を凝らしている。この企画特集では、お楽しみ会やひのきしんなど、各地の子弟育成の取り組みを紹介する。楽しみながら感謝の心で少年会岡山教区団(大藤浩伸団長)では現在、「めざせ!ごみゼロ!大作戦!」と銘打ち、少年会員に自宅周辺のごみ拾いを呼びかけている(写真7)。夏休み期間に入った16日には、中学生層を対象とする「少年ひのきしん隊『ゴミ拾いアドベンチャー』」と名づけたイベント教務支庁で実施。ごみ拾いやお楽しみゲームなどを行った。大藤団長(63歳・陽勇分教会長)は「コロナ禍で従来の活動ができないなか、楽しみながらひのきしんに取り組む機会になれば。年末まで、ひのきしん活動を促し、各家庭でも親から子へ教えを伝えてもらいたい」と話している。少年会島根教区団(高橋徳行団長)は、島根教区青年会と共に県内各地でひのきしんを行っている。同教区青年会は現在、支部単位で「島根クリーン大作戦」と銘打った清掃活動に勤しんでいる。こうしたなか、少年会本部から「夏休みこどもひのきしん」が提唱されたことを受け、子供が楽しんでひのきしんに取り組めるよう、少年会島根教区団と同教区青年会が協力して各支部でのひのきしんを企画した。7日には東部支部で行われ、青年会員と少年会員ら33人が参加。松江市の大芦海岸でごみ拾いに励んだ(写真8)。また、ひのきしん終了後は、お楽しみ行事として宝探しゲームを行った。なお、西南部支部では8日、西部支部では15日にひのきしんを実施。中部支部は2日に予定している。おぢば帰りの喜び伝えて津団(淺井一雄団長)は1日、詰所を会場に「おぢばへ帰ろう!」と銘打った行事を実施、少年会員42人が参加した。同団は「こどもおぢばがえり」が中止を余儀なくされたことを受け、「子供たちに信仰の喜びを伝える機会を」と、詰所での育成行事を企画した。当日は、紙芝居やDVDを通じて教理に親しむ時間が持たれた。また、ゲームコーナーも設けられ、輪投げやパズルなどで楽しいひと時を過ごした(写真9)。淺井団長(49歳・四日市分教会長)は「子供たちが日常生活の中で、親神様のご守護に気づくきっかけになればうれしい」と語った。奈良県大淀町の高邁分教会(神崎寛美会長)は、7月31日から8月1日にかけて、おぢば帰り団参を実施。10人の少年会員が参加した。今回参加したのは、清水巌一さん(39歳同教会ようぼく)が館長を務める柔道道場「大和柔心舘清水道場」に通う子供たち。神崎会長(6歳)と相談のうえ、感染防止対策を十分講じたうえで企画した。当日、本部神殿で参拝した子供たちは、「こどもひのきしんセンター」を訪れ、回廊拭きひのきしんに汗を流した。また高知詰所では、カードゲームやビデオ観賞などを楽しんだ。さらに、おぢば帰りのお土産として、先ごろ道友社から刊行された絵本『たんていまーしーぽかぽかおひさまのひみつ』を家庭に1冊ずつプレゼントした。神崎会長は「この絵本は、未信仰家庭の子供たちへのお土産にピッタリ。家に戻ったら、家族で読んでねと言って手渡した」と話している。時報俳壇ふじもとよしこ選ば青葉てをどりの影くっきりと箕面市志賀道雄早苗田に青垣映すご祭典天理市北をさむ青銅の夢一閃夏燕奈良県松村ヒロ子糸満の碑なぞる白日傘札幌市田森つとむ白靴やポエム一つも作りた横浜市番家達也妻と行く偶の贅沢うなぎの日埼玉県金谷武をどりに親しみつ待つ梅雨の明豊川市菊地美智代冷房の図書館五紙を読み漁る東京都吉田柳哲御鏡の天道虫と朝づとめ鴻巣市三浦忠裕今はなき村のバス停桐の花浜松市鈴木和加惠乗り慣れし愛車の別れ五月雨るる観音寺市川上隆子夏帽子はや一年かあの三ヶ月堺市加藤恵秋冷麦茶一生のこるぢばの味高槻市村田豊裕梅雨重し既読のつかぬライン待つ滝川市家納千世子合歓の花さては天女の忘れ衣和歌山市西澤喜久治草を刈る鎌の刃先の淡き花箕面市志賀恵美ミニトマト弾ける声の下校時京都市西加代子湯のやうな水を詫びつつ墓洗ふ明石市松本和子清流の青を借景五月鯉東京都坂田鏡介ハンモック浅間の山を揺らしけり天理市山田田を植えてアイガモロボの働き手瀬戸内市楓百合子あぢさいの寺巡りして鎌倉路川崎市木倉井鷹子草木深しルソーの絵のごと蛇の居て二戸市高屋敷節子夏の月宇宙のロマン欠けゆく世小樽市佐藤和子燕の子母のくちばし啄ばみぬ宇治市原清彦天理柔道神髄見せる夏五輪亀山市樋口育夫選者詠水打って下駄の鼻緒のにじむ色【評】志賀さん-青葉光の明るい境内。神殿内はほの暗く、つとめ人衆の凛としたてをどりの姿(影)が、目に焼きつきます。北さん-田植えを終えてまもない田に、新緑の青垣山が映えています。今日は月次祭、鳴物の音も聞こえるようです。松村さん―教祖殿の甍をピカリと光らせ飛ぶ夏燕。青い屋根への一閃は“勇み心〟を興します。次回は、10月末までの到着分から選歌・選句。投稿は短歌3首、または俳句3句まで。お名前(ふりがな)電話番号を付記のうえ、左記まで。〒632-8686天理郵便局私書箱30号「時報歌壇」または「時報俳壇」係Eメール[email protected]