天理時報2021年8月8日号3面
たすけ一条の姿に立ち返り新型コロナ終息のお願いづとめ教会本部は1日、本部神殿でお願いづとめを勤めた。このお願いづとめは、新型コロナウイルス感染拡大の終息と罹患者の平癒をあらためて願うとともに、お互いの心を一つに合わせてご守護を頂く意味を確認するもの。正午、中山大亮様が宮森与一郎・内統領と共に神殿上段へ参進。大亮様が拍子木を、宮森内統領が数取りを務めて、お願いづとめが勤められた。おつとめに先立ち、宮森内統領があいさつに立った。宮森内統領は、新型コロナウイルスの感染拡大が止まらない現状を踏まえ、8月1日は本来なら「こどもおぢばがえり」のっ最中であるとして、本部お節会や各会の総会など、あって当たり前だったものが当たり前でなくなり、混乱して、いろいろな局面で難しいと感じることがあると話した。そのうえで「このみちどふゆう事にみなのものをもているやら一寸にわからん」「月日にハなんでもかでもしんぢつを心しいかりとふりぬけるで」(おふでさき十号%8、9)のお歌を引き、その意味するところは、どれだけ艱難辛苦の中であっても、たすけ一条こそが真実との教えを広めることにあると指摘。「お道を通る私たちは、たすけ一条のためにおつとめを教えていただき、ぢばを明かしていただき、おさづけの理を頂戴しているのである」と強調した。最後に、宮森内統領は「おさしづ」を引いたうえで、「いまは何をするのも難しいときである。コロナがなくても、おたすけが難しい時代なのかもしれない。しかし、この難しい中にこそ、ともどもにしっかりとたすけ一条の姿に立ち返りたいと思う。いまこそ、おたすけに励ませていただきたい」と述べた。「みちの子作品展」開催中「立教184年みちの子作品展」が、おやさとやかた南右第2棟で開催中。今年は国内外から735点が寄せられた。「一手一つの花火を打ち上げよう」と題する手形アートを制作したのは、大原団の少年会員たち。色紙の大小の手形に将来の目標などを書き入れ、3畳大の黒の模造紙に181人分の手形を放射状に貼り付けることで、夏の夜空を彩る打ち上げ花火を表現した。責任者の中林恒子さん(54歳大原大教会長夫人)は「若い母親たちが手形を集め、少年会員と一手一つに作った。親子でおぢばに心をつなぐ大切さを学ぶ機会になったと思う」と話した。国内外から寄せられた735点の作品は、30日まで展示される(おやさとやかた南右第2棟で)視点ご守護に気づく”発想の転換〟8月8日は東京オリンピックの閉会式の日だ。今回の五輪は、世界的な新型コロナウイルスの流行により開催が1年延期され、東京都に「緊急事態宣言」が発出されるという、尋常ならざる事態の中で実施された。開催に当たっては、各方面から賛否の意見があった。とはいえ、こうして行われた以上、成功裏に閉幕することを祈りたい。大会運営に携わった関係者各位、そしてコロナ禍に向き合う私たち一人ひとりの真実ある心がけが親神様に届いて、大難を小難、小難を無難にお導きいただき、つつがなく閉会を迎え、その後のコロナウイルスへの対応が世界各国で滞りなく進むことを願いたい。オリンピックには、親里の学校で学んだアスリートたちが10人以上出場した。なかでも柔道の大野将平選手は、前回大会に続いて連覇を果たした。彼らを含め、出場した世界中の選手たちのひたむきな姿に、多くの人々が勇気と元気をもらったことは間違いないだろう。すべての選手に大きな拍手を送りたい。さて、8月24日からはパラリンピックが開幕する予定だ。同大会は、障害のあるアスリートによる世界最高峰の国際競技大会と位置づけられている。日本パラリンク委員会は「多様性を認め、誰もが個性や能力を発揮し活躍できる公正な機会」「発想の転換が必要であることにも気づかせてくれる」と、その意義を述べている。パラリンピックの起源は、ドイツ人医師ルードウッヒグッドマン博士が1948年に始めた、戦争による脊髄損傷兵士のリハビリのためのアーチェリー大会にある。当初、車いすに乗った16人の選手によって実施された。博士は治療時に「失われたものを数えるな。残っているものを最大限に生かせ」と励ましたという。人はつらいことがあると、そこに気を取られる。しかし、親神様のご守護は必ずどこかに存在する。まず、それを見つめることが、人が幸せになる鍵だ。その発想の転換”を人々に促し、陽気ぐらしへ誘うことが、われわれ道の者の務めであろう。(松村登)陽気ぐらしのヒント人生相談義母の過去の言動が許せないQ一緒に暮らす義母は、何かにつけて嫌味や小言を言う人でしたが、昨年、義父が出直してから急に弱々しくなりました。嫌味も言わなくなったのですが、義母の過去の言動が許せません。許す心を持つには、どうすればいいでしょうか。(50代女性)A最愛の旦那さんの出直しは、義母にとって、つらく悲しい出来事だったのでしょう。だからこそ、気の強い性格だった義母が、人が変わったように弱々しくなってしまったのだと思います。まずは、その深い悲しみに暮れている義母を思いやり、優しく寄り添ってください。過去の言動を消すことはできませんが、義母とのこれからの関係を、陽気ぐらしへの道として築いていくことは可能です。おさしづに「親と成り子と成るは、いんねん事情から成りたもの。親を孝行せず、親という理忘れ、親に不孝すれば、今度の世は何になるとも分かり難ない〜」(明治40年4月9日)と教えられるように、陽気ぐらしには親孝行が大切なのです。義母は、あなたの夫を育ててくれた大切な親であり、いんねんあって家族となった恩人でもあります。これからは、姑さんの良いところを見つめ、寛容と感謝の心で、夫と共に親孝行を心がけてください。ストレスが溜まることもあるでしょうが、そんなときこそ、親を立てるにはどうすればいいか、夫としっかり相談してみましょう。そして、おつとめを通じて親神様に日々のお礼を申し上げ、家族の無事をお祈りしてください。また、教会へ足を運び、教友と信仰談議を重ねることも、陽気ぐらしへの道を歩む鍵となるでしょう。回答者平澤勇一磐城平大教会長福島教区長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]