天理時報2021年7月18日号7面
『新善本叢書』完結原本の色彩忠実に再現研究者ら幅広く活用天理図書館天理図書館(東井光則館長)は今年2月平成27年に始めた『新天理図書館善本叢書』(全5期36巻)の事業を完結した。高精細フルカラー版の『新善本叢書』は、研究者の間で、国宝や重要文化財などの原本に限りなく忠実な資料と位置づけられ、高い評価を得ている。天理図書館は、資料の収集を通して、道を広め、世界文化に貢献することを目指して、中山正善・二代真柱様が大正14年に創設。その後、二代真柱様のご遺志が今日まで連綿と受け継がれ、さまざまな複製事業が行われてきた。その取り組みの一つである『善本叢書』は、貴重な史料のさらなる「活用」と、原本を後世に残す「保存」を目的として製作され、昭和46年から15年間にわたって80巻刊行。国宝、重文を含む和書、漢籍など多種多様な史料が収録され、研究者や愛書家たちに幅広く活用されてきた。「保存」「利用」の両立を図るこうしたなか、原本と遜色のないフルカラー版の需要の高まりを受けて、『善本叢書』を増補改訂したフルカラー版『新善本叢書』の製作を開始。この『新善本叢書』の印刷には、高度な図版印刷技術を有す天理時報社が携わり、平成27年から順次刊行。今年2月に全5期36巻をもって完結した。収録史料は、諸国風土記の伝本で最も古い写本の『播磨国風土記』(国宝)、漢和辞書『類聚名義抄』(国宝)といった第一級の重要史料など、各分野の最も重要な伝本が選ばれた。このほか、武士や貴族、庶民の暮らしなどを細密かつ華麗に描いた『奈良絵本』(室町時代後半~江戸時代前半に製作された絵入りの本)など、高精細のフルカラー印刷が不可欠な史料などが多数収録された。岡嶌偉久子・同館司書は「史料は収蔵庫から出して直接触るたびに傷むため、原本を直接手元に置いて分析する機会が極めて少ない。原本に忠実な複製本を作成することで、手軽に分析することができる。また、原本を開く機会も減るため、『保存』『活用』の両立を図るうえでも、大変意義のある事業となった」と、その重要性を説明している。全36巻の『新善本叢書』。高度な印刷技術によって第一級の重要史料が再現されている『奈良絵本』のひとコマ。直衣や十二単が色鮮やかに印刷されている表彰地域の更生保護に尽力法務大臣表彰鳥取の西垣滿昭さん西垣滿昭さん(77歳・二方分教会幾鳥布教所長・鳥取市)は、更生保護活動に貢献した功績から、法務大臣表彰を受けた。長年にわたり地域の自治会の活動に力を尽くしてきた西垣さん。千成21年、知人の推薦を受け保護円を委嘱されて以来、15人の自立更生に携わった。対象者と向き合う際は、親孝行の大切さを伝えてきた。こうしたなか、教えに興味を持つ対象者も少なくなかったという。また、保護司を務める傍ら、地域の自治会の連合会長を務めたほか、「まちづくり協議会」会長などを歴任。多岐にわたって地域活動に貢献した。西垣さんは「どんなときも人とのつながりを大切にし、一手一つの教えを心に置いて、お与えいただく御用をつとめてきた。支えてくれた人たちや、縁あって巡り合った人たちに心から感謝しつつ、これからも地域社会に力を尽くしていきたい」と語った。(鳥取・岸本社友情報提供)訃報本部准員平野知三さん7月1日午前11時21分出直された。66歳。飯降政彦本部員斎主のもと、みたまうつしは4日午後7時45分から、告別式は5日午前11時30分から、それぞれ天理市布留町の第122母屋で執り行われた。【平野さん略歴】昭和30年6月8日生まれ。ウィスコンシン大学卒業。平成8年本部准員。山内博さん(90歳・郡山大・谿羽分教会長)6月9日出直された。大教会准役員、綾部市宗教者懇話会会長、道友社支部社友を務めた。京都教区。関口正司さん(96歳・日光大・金町分教会長)6月10日出直された。大教会役員、教区主事、葛飾支部長などを務めた。東京教区。上本陽一郎さん(86歳・京城大・京奉分教会長)6月10日出直された。大教会役員、少年会京城団団長、左京支部長などを務めた。京都教区。梅本延枝さん(87歳・此花大此別府分教会前会長夫人)6月1日出直された。大教会婦人准役員を務めた。大分教区。遊佐三津夫さん(70歳・山名大会達分教会前会長)6月11日出直された。福島教区。植木豊さん(77歳・中央大東東隆分教会長)6月22日出直された。静岡教区。古田國康さん(80歳・岐美大・中江鎮分教会長)6月13日出直された。愛知教区。上野幹男さん(63歳・伊野大・深江濱分教会6代会長)6月13日出直された。大分教区。久米輝彦さん(77歳・芦津大・明高分教会前会長)6月14日出直された。布教の家「徳島寮」寮長、徳島西支部長などを務めた。徳島教区。井筒正孝さん(86歳・津輕大黒石分教会前会長)6月15日出直された。青年会本部委員、大教会役員、教区長、黒石市教育委員会委員などを務めた。教内紙誌で健筆を振るい、著書に『あすなろのうた』『なべて世は事もなし』(いずれも道友社刊)がある。青森教区。東尾タケ子さん(100歳・城法大・城之文分教会前会長夫人)6月16日出直された。大阪教区。小椋清さん(94歳・湖東大湖大勇分教会前会長)6月16日出直された。大教会役員などを務めた。滋賀教区。木村道子さん(90歳・八木大・元和分教会4代会長)6月177日出直された。大教会役員を務めた。奈良教区。宮脇正行さん(79歳・名東大大誠分教会長)6月18日出直された。福島支部役員を務めた。大阪教区。山本はつえさん(95歳・静岡大・藁科分教会前会長夫人)月1日出直された。静岡教区。