天理時報2021年6月20日号3面
信仰生活の糧になる学びを8.8~10、11~13「高校3年生JoyousStyle」学生担当委員会(茶谷良佐委員長)は先ごろ、高校3年生を対象とする行事「高校3年生JoyousStyle」を、8月8日から13日にかけて親里で開催すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大の現状に鑑み、立教184年「学生生徒修養会・高校の部」は中止を余儀なくされた。こうしたなか、「進学や就職を控える高校3年生が、おぢばで教えを学ぶ機会をなんとか持てないか」と「JoyousStyle」を企画。親里で仲間と共に教えを学び、今後それぞれの生活で教えや教会を拠り所にした信仰生活が送れるようになることを目的とする。日程は8月8日~10日、11日~13日の全2回、定員は各回100人(男女50人ずつ)の計200人。主なプログラムは、講師による講話のほか、グループワークやソーシャルディスタンスを保ってのお楽しみ行事などを予定している。なお、宿舎では一人一部屋を原則とし、手指消毒をはじめ、検温の実施や定期的な換気など、感染拡大の防止対策を徹底する。茶谷委員長は「思い通りにならない状況が続く今だからこそ、日々の親神様のご守護を再確認し、感謝の気持ちを一段と強く持つこと、信仰生活の糧になる学びを得ることが大切だと思う。安心して受講できるよう、感染防止の対策を万全にして準備を進めたい」と話している。詳細は右記QRコードから、特設ページへ。1代会長就任奉告祭神川大神川大教会(焼山あけみ会長・兵庫県市川町)はは5月月23日、11代会長就任奉告告祭をを執り行った。当日は、新型コロナウイルスのワクチン接種を終えた信者も参拝。参拝場では「3密」を避ける対策を講じて、感染防止に努めた。また、大教会での参拝が叶わない人には、祭典執行時間に合わせて、それぞれの場所でおつとめを勤めるよう事前に呼びかけてきた。おつとめの後、大教会世話人の増井幾博本部員が真柱様のメッセージを代読。続いて、あいさつに立った焼山会長は、多くの支えを得て今日の日を迎えたことへの感謝とともに、「真柱様のお言葉、世話人先生のお話を心に刻み、亡き前会長の思いを受け継いで、親神様・教祖におもたれして、ご恩に報いる道を精いっぱい通らせていただきたい」と決意を述べた。なお、感染拡大防止の観点から記念行事は中止した。(神川大志水社友)別席取次人植谷朋彦立教16年6月11日お許しを頂かれました。内統領室視点世界的な分かち合いへ新型コロナウイルスのワクチン接種が加速している。この1年余りで四度の流行の波に見舞われた日本は、ワクチン調達に手間取ったものの、2月以降は医療従事者、高齢者、基礎疾患をもつ人などへと、任意による接種が順調に進んでいる。副反応の不安は残るが、感染抑止の〝切り札〟と期待されるワクチンへの注目が一層高まっている。ワクチン発見は、致死率の高い天然痘を端緒とする。18世紀末、英国の医師ジェンナが「牛痘種痘法」を考案した。当時、乳しぼりをする女女性に牛特有の天然痘の発疹がが見られたが、なぜかヒトの天天然痘には感染しないことが知られていた。ジェンナーは女性たちの発疹の液を採取し、その苗を子供の腕に接種したところ、ヒトの天然痘には感染しないことを突きとめた。人類初のワクチン誕生である。その後、ジェンナーは特許を取らなかったため、種痘技術は瞬く間に世界へ広がった。もちろん日本にも伝わっている。幕末の嘉永2(1849)年、医師で蘭学者の緒緒方方洪庵は、大坂で蔓延するる疱疱瘡瘡(天然痘のこと)を抑ええるるたため、牛痘苗を使う方法をいち早く取り入れた。当初は「牛になる」と全く相手にされなかったが、粘り強く正しい情報発信に努め、やがて官許が下り、近畿一円にワクチンを供給する分苗所が広がった。明治5(1872)年には奈良県下1カ所(丹波市〈現・天理市〉を含む)で実施する旨が布告され、8年の上半期までに県内で約1万人が接種を受けたという(『天理教事典』から)。1日に閉幕したG7サミット。対面では2年ぶりとなる先進7カ国の首脳は、パンデミックからの復興などを集中審議した。その課題の中に、ワクチン供給の国際的協力体制があった。コロナ禍にあって浮き彫りとなった世界的問題の一つは「格差」だ。「修理肥」としてのワクチンは、一部に寡占されることなく広く分かち合ってこそ、世界人口の集団免疫の獲得に寄与する。事実、ジェンナーや緒方洪庵ら多くの人々の普及の努力により、天然痘は1980年に根絶宣言された。今日の世界的危機からの復興は、あらゆるレベルでのたすけ合いと分かち合いを通じて果たされるだろう。ワクチンは、その象徴かもしれない。(ま)ぐらしの人生相談息子が暴力・暴言で手に負えない中学3年生の息子は、コロナ禍の影響で学校が休校になって以来、部屋に引きこもっています。幼少から約束を守れず、昨年からは昼夜逆転の生活になり、暴れる、暴言を吐くなど手に負えない状態に。「この子がいなければ」と、つい考えてしまいます。(40代女性)A相談者がすでに学校や児童相談所に相談している前提のもと、不登校や暴力・暴言などの行動をする100人以上の子供たちと生活してきた経験から二つの提案があります。一つ目は、子供が生活の中で得るものを、食事、学び、適切な住環境や衣服、世話取り、遊びなど法的に保証されている「人権的要素」と、インターネット、夜間の外出、バイクなど、一定のルールを守って安全に使える「特権的要「素」に分けることです。「人権」は無条件で使うことができますが、「特権」は基本的な生活ルールや親との約束を守ったときに使えます。これを家族で相談して約束をつくります。特に思春期の子供は、「人権」と「特権」を分けることが大切です。「特権」は小学生のころに設定するのが効果的なので、この設定は簡単でないかもしれません。二つ目は、相談者自身が親神様のご期待に応える行動をすることです。そのためには、自身を教えに導いてくれた人に「親神様が私に期待されている行動は何でしょうか」と直接聞いてみましょう。子供さんは、相談者の期待に応えることが難しい状況なので、まずは相談者が、親神様のご期待に応えられるように自ら手本を示すことで、必ず解決の糸口を見せていただけると思います。回答者堀健一家庭支援プログラムアドバイザー晃栄理布教所長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係■ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]