天理時報2021年6月6日号2面
山々の緑したたるなか5月月次祭教会本部の5月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。大亮様は祭文の中で、世界たすけの御教えを啓いて、陽気世界へとお導きくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「御前には、つとめ人衆と直属教会長ならびに教区長が登殿し、日ごろ賜る御恵みに御礼申し上げ、なお一層のご守護にお縋する状をご覧くださいまして、親神様にもお勇みくださいますようお願い申し上げます。私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、世界にお見せいただくさまざまな事情に心いずませることなく、『たすけるもよふばかりをもてる』と仰せくださる親心を深く思案し、人だすけに誠の限りを尽くす決心でございます」と奏上された。この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。大和青垣のしたたる緑がうるわしい季節。この日は、まばゆい陽光が時折、神苑の若葉を照らした。おつとめの後、春野享本部員が神殿講話に立った。春野本部員は、コロナ禍における自身の歩みを振り返ったうえで、ただ終息を待つのではなく、心を定めて具体的に動きだす必要があると強調。身の周りでできる小さなおたすけの御用が、大きな道を開く土台になると話した。また、たすけ一条の御用をつとめるうえで大切なのは、教祖ひながたをたどらせていただくことであると指摘。教祖は私たちの思案と実行をご覧になり、必ず良いように導いてくださるとして、お互いに元気にすけ一条の道を歩ませていただこうと呼びかけた。5月月次祭は、新型コロナウイルスの感染防止対策を講じたうえで勤められた(5月26日)「鼓笛お供演奏」実施へ8~11月の週末に少年会(西田伊作委員長)は8月から11月にかけて、「特別企画鼓笛お供「演奏」を実施すると発表した。既報の通り、「立教184年こどもおぢばがえり」は、新型コロナウイルス感染拡大を防止するうえから、中止を余儀なくされた。こうしたなか、「子供たちが演奏する姿を、親神様教祖にご覧いただく機会を設けたい」と、8月から11月にかけての週末に「特別企画鼓笛お供演奏」を実施す。る詳細は右記QRコードから、特設ページへ。夏休み「さんさいの里」デイキャンプもまた、今年の「さんさいの里」キャンプは、デイキャンプ(日帰り)の形で実施される。期間は7月27日から8月24日まで。少年会本部では、団・隊だけでなく、家族単位の利用も促している。詳細は右記QRコードから、特設ページへ。昨年の「鼓笛お供演奏」の様子7月期の修養科と各講習会などについて6月期に引き続き、7月期も修養科生の受け入れを行います。また、6月27日開講の教人資格講習会と教会長資格検定講習会を実施するとともに、7月2日からの三日講習会Ⅱについても開催いたします。なお、修養科の志願者ならびに各講習会の受講を希望する方は、くれぐれも体調管理につとめていただきますようお願いいたします。立教16年6月6日天理教教会本部教会本部6月月次祭の参拝について新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、教会本部の6月月次祭には、ようぼく・信者の皆様の参拝をお控えいただき、各教会・布教所、自宅などから遥拝をお願いいたします。立教16年6月6日天理教教会本部道友社合併号のお知らせ6月13日号と20日号を合併し、6月20日号として発行いたします。6月13日号はお休みとなりますので、ご了承ください。おやのこころおやのことばニッふじゆうなきやうにしてやらうかみのこゝろにもたれつけ「みかぐらうた」九下り目三十数年前、米国シアトルの大学へ2年間留学しました。初海外の妻と生後8カ月の長男を伴っての大学院での勉学は決して容易でないと、不退転の覚悟で臨んだことを覚えています。留学中の心の拠り所は、ハイシアトル教会の存在でした。授業の準備や課題に追われるなか、毎週末に家族そろって参拝することが楽しみでした。国の地で布教師として筆舌に尽くしい苦労を経験された平井会長夫妻は、いつも私たちを家族同様に温かく迎え、うれしそうに苦労話をなさいました。その中で忘れられない話があります。平井会長夫妻は毎月、約1千30㌔離れたアメリカ伝道庁の月次祭に参拝します。ある月、精神を病んで重罪を犯した男性を保護観察中に預かるさなかに、その男性と子供たちを教会に残して伝道庁へ向かったそうです。銃を所持していた男性は、不敵な笑みを浮かべて銃を磨いていたといいます。いつ暴れだし、発砲するかもしれない状況で、平井会長夫妻は神様にもたれきり、車で片道1時間かけて伝道庁へ運び、月次祭に参拝することで、いかなるご守護も頂けるとの揺るぎない信仰を身につけておられたのです。「ニッふじゆうなきやうにしてやらうかみのころにもたれつけ」おたすけの現場では、どこまで神様にもたれきれるかを試されることが、たびたびあります。平井会長夫妻から学んだおたすけの心構え、神様にもたれきることの大切さは、のちに携わることになった豪州での布教伝道の大きな心の支えになりました。(あ)