天理時報2021年6月6日号3面
進行役の研修会もようぼく対象「みおしえ学習会」既報の通り、布教部(松村登美和部長)は、ようぼくの成人を目指す新たなプログラムとして「みおしえ学習会」を立ち上げた。現在、地域での開催に向けて諸準備を進めている。学習会は、進行役のファシリテーターのもと、参加者同士がワークシートを用いながら意見を発し合い、より深く教えを心に治めようとするもの。「八つのほこり」と「十全の守護」の二つのコースが用意されている。プログラムは、ワークシートに沿って進行。途中、教えを紙芝居調で親しみやすく解説する動画などが流されるほか、参加者がペアになって話し合ったり、一人ひとりの意見を発表したりする時間も設けられている。学習会の特徴の一つは、参加者同士が意見を交換し、教えを深め合うことにある。そのため、進行役となるファシリテーターには、進行を円滑にすること、また中立的な立場から、参加者が話しやすい雰囲気をつくることが求められる。現在、進行役のファシリテーターを養成する「ファシリテーター研修会」が行われている。親里では、3月25日に研修会を初めて実施(写真)4人が参加し、新規ファシリテーターとして登録された。また各地でも、申し込みのあった教区で順次開催し、地域での「みおしえ学習会」の実施に向けての準備が着々と進められている。創立110周年記念祭双名島大双名島大教会(中腰治夫会長・香川県坂出市)は5月2日、創立10周年記念祭を執り行った。同大教会では、記念事業として進めてきた信者会館の建築普請を通じて、心のふしんに励んできた。当日は参拝者を制限するなど、感染症対策を講じて勤められた。最初に、大教会世話人の木村成人本部員が真柱様のメッセージを代読した。続いて、おつとめが陽気に勤められ、参拝者は心勇んでお歌を唱和した。おつとめの後、あいさつに立った中腰会長は、今回の形式を取らざるを得ない状況にも、親神様の思召を求めることは欠かせないと強調。大教会陞級までの先人の足取りを振り返ったうえで、「おぢばから直接、理を頂戴し、おぢばへ直接「運べる喜び」を胸に刻み直し、いま一度、親神様・教祖にお喜びいただけるよう、ぢば一条の信仰実践に努めようと呼びかけた。(双名島大・馬場社友)別席取次人竹村喜久信立教16年5月28日お許しを頂かれました。內統領室視点”AI嗅覚〟で分析したら近年、AI(人工知能)を活用して匂いを客観的に捉える技術が発達している。その“AI嗅覚〟が、私たちの生活を大きく変えようとしている。国立研究開発法人物質・材料研究機構のグループリーダ吉川元起氏が開発した嗅覚センサーは、人間の鼻と同じように、匂いの分子の組み合わせを一組の信号として認識し、そのパターンをAIに学習させた。その結果、何の匂いか判断することができるようになったという。また、人が吐く息から「がん」を早期発見する試みも進んでいる。がん細胞には、正常の細胞とは異なる特徴的な匂いがあることが分かっており、この匂い成分を〝AI嗅覚〟で捉え、がんの早期発見につなげようというのだ。人間は緊張したりストレスを感じたりしたときも、独特の匂いが出るという。嗅覚〟で匂いを分析することで、当人の体と心の健康が指標化できる日が近づいている。一方で、AIによって人間の体と心の状態が分かったとしても、その問題が解決するわけではない。匂いの元を、どう健全に保つかが大切になる。本教では、教えを伝えることを「にをいがけ」という言葉を用いて教えられている。その人ならではの”い”を通じて、陽気ぐらしの教えの一端を伝えていくのである。私たちようぼくのにをいがけによって、親神様の存在と教祖のひながたを知ってもら人間の体と心を健全に保つ一番の近道を伝える、私たちようぼくの使命は大きい。に教えを伝えるとき、分が教理を咀嚼できていなければ納得してもらえない。私たちが“陽気ぐらしのにをい”を身につけるためには、Jろから求道の精神を忘れず、ひながたに照らして自らの信仰姿勢を素直に見つめ直すことが欠かせないと思う。”AI嗅覚〟でようぼくの匂いを分析したとき、どんな判断が出るかは分からないが、陽気ぐらしのにをい”を醸し出せるように、をやを慕道の先人に倣って素直に道を求めていきたい。(ひ)陽気ぐらしのヒント人生相談人のたすかりを心から願えないQ先日、所属教会で、新型コロナウイルス感染拡大の終息を祈念し、お願いづとめが勤められました。子供のころから他人に関心が薄い私は、罹患者のニュースを見ても他人事にしか思えず、心から祈念することができません。信仰者として失格でしょうか。(23歳男性)A思いがけない新社会人の幕開けでしたね。中止になる行事の数々、在宅ワークという働き方にも、戸惑いやストレスを感じたことでしょう。さて、あなたのお手紙を拝見し、あらためて私の周りを見回しても、「他人にあまり関心を示さない人っているなあ」と思います。一方で、大きな出来事に遭遇したとき、咄嗟に人を思いやる行動を起こす人たちのことも思い出しました。その中には、他人に関心の薄かった人もいたと思うのです。また、東日本大震災や熊本地震などでは、誰もがつらい状況の中で、優しさや思いやりの輪がいっぱい生まれたことを見聞きして、「人間っていいなあ」と感動したことを覚えています。私たちが親神様からお借りしている体では、細胞の一つひとつが助け合い補い合っています。陽気ぐらしを望まれる親の思いは、誰にも皆に込められているのですね。実際に、あなたも、早く普段の生活に戻れるようにとお願いづとめを勤められたではありませんか。一人だけの普段通り、なんてありませんから、私は十分なたすけ心だと思います。せっかく自分の心に矢印を向けておられるのに、否定的な考えが先に立っては、もいったいないと思います。自信を持って、人のために体を動かせば、もっと心が勇んできますよ。回答者吉福多恵子濃飛分教会前会長夫人身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]