天理時報2021年5月2日号4面
会長さん49歳勉強熱心で、いつも教えを分かりやすく伝えるために、どうすればいいか考えている。コロナ禍に鑑みて、講社祭〝リモート講話〟を試みる夫・優作72歳デジタル化が進むなか、紙を使わないことに不便を感じている。今回の講社祭では、会長さんの代わりに初めて祭主を務めた妻・和代70歳主婦最近、夫婦でスマホデビューした。分からないことは、嫁のつきみに相談している長男・祥平38歳会社員家族と離れて単身赴任中。講社祭では、講話の時間からリモートで参加した嫁つきみ35歳パート勤務デジタル機器は、ある程度使える。インターネットを活用した教友の取り組みに関心がある和代そうねえ。でも、ある程度は仕方がないんじゃないかしら。「物を大切にする」ことにもつながると思うし。会長さん教会でも、全教一斉ひのきしんデーの会場を案内するときなど、必要な方に必要な情報が届くように気を配っています。やはり、いまはデジタル化の過渡期ですからね。一方で、その是非はともかく、人々の〝居場所〟がデジタル空間へと移っていく中で、新しいトラブルも生じてきて、また新しい〝おたすけの場、が生まれつつあると思います。つきみ時報の元日号でも、ネットを通じて熱い思い〟を発信している若い教友の皆さんが紹介されていましたね。地域や世代をまたぐ横断的なコミュニティーも生まれているみたいですよ。「お願いづとめ」を考える会長さんさて先日、教祖誕生祭が勤められました。この機会に、教祖のひながたについて、あらためて考えてみましょう。教祖は、月日のやしろにお定まりになってから、世界の人々をたすけるために、口で説き、筆に記して教え導いてくださいました。さらには、私たちが実行しやすいようにとの親心から、ご自身が身をもって、真にたすかる道、ひながたの道を歩んでくださったのです。優作それこそ今回、祭主を務められたのは、会長さんの姿を毎月見てきたからです。手本や見本があるというのは、実にありがたいことですね。祥平教祖のひながたについて、歴史的な事実はある程度分かっているつもりですが、その要点はどこにあるのでしょうか。会長さん祥平さんは、教祖についてどんなイメージを持っていますか?祥平そうですね。やはり一番は、温かくて優しい感じです。時に厳しいお仕込みがあっても、それは子供のためを思っての親心というか。会長さんそうしたイメージは大切だと思います。私たちが教祖ひながたを手本とするとき、単にそのご行動をまねるだけでなく、そこに込められた親心について思いを馳せることが欠かせません。優作簡単なことではありませんが、そうした姿勢でひながたを理解しようとする努力が、自らのたすかり、また身近な方のおたすけにつながっていくんでしょうね。会長さんその通りです。4月1日、本部神殿で新型コロナウイルスの終息と罹患者の平癒をあらためて願ううえから、お願いづとめが勤められました。おつとめに先立ち、宮森与一郎・内統領は「教祖がお通りくだされたたすけ一条のひながたの道を、いまの自分はどうすれば踏み行えるのかをしっかり思案し、心を定めて実行していこう。それぞれに親神様から託されたおたすけがあるはず。何からでも始めていこう」と呼びかけられました。教祖のひながたにふれ、「いまの自分はこれが「できる」というものを、ぜひ探してみてください。和代そういえば、時報の4月18日号の特集「教祖のひながたに親しもう」で、教祖にまつわる本がたくさん紹介されていました。気になる本があったので、あとで、つきみさんにネットで頼んでもらおうかしら。祥平お願いづとめというのは、私たちの真の心からのお願いという〝頼みごとをお聞き届けくださった親神様が、目に見えないお働きを世界中へ届けてくださるということにも思えてきます。つきみおさづけも、同じように考えられるかもしれません。教祖は現身をかくされることで、ご存命同様に、しかも、いつでもどこにでも駆けつけてくださるわけですから。会長さん面白い考え方ですね。でも、そのように考えを巡らせると、私たち人間は、インターネットが登場する以前から、不思議な神様のお働きによって〝つながる世界〟に暮らしていると言えるでしょう。親神様・教祖からのメッセージをしっかりと受信できるように日々、心を澄まし、親心に包まれた〝見えない世界〟に心をつないでいきたいものですね。