天理時報2021年4月18日号2面
天理大と天理医療大が統合へ天理大に医療学部を設置内容充実と研究の進展に天理大学を運営する学校法人天理大学(深谷善太郎理事長)と、天理医療大学を運営する学校法人天理よろづ相談所学園(奥村秀弘理事長)は3月30日、「法人合併基本合意書調印式」を行った。この合意により両法人は合併し、法人名称を「学校法人天理大学」とする予定。天理医療大が医療学部を天理大へ学部譲渡し、両大学の統合が成立する。令和5年4月1日合併予定。大正14年に創設された天理外国語学校を母体とする天理大は現在、人間、文、国際、体育の四つの学部と7学科7専攻6研究コースを有する。一方の天理医療大は平成24年、天理看護学院と天理医学技術学校を統合・大学化して開学。〝お道の看護師・臨床検査技師〟育成の実績を踏まえつつ、より質の高い医療を提供することを目指し、医療学部のもとに看護学科と臨床検査学科が設置された。このたびの合併は、天理医療大の医療学部を天理大へ学部譲渡(学部の設置者変更)する形で進められる。両法人が合併し、学校法人天理大学として存続する。これにより、学校法人天理よろづ相談所学園は解散となる予定。調印式では、合併に向けた協議の経緯などが説明された後、深谷理事長と奥村理事長が「法人合併基本合意書」に署名。続いて両理事長が、それぞれあいさつした。今後、文部科学省へ申請書類を提出するための協議が進められる。なお、令和4年4月から天理大と天理医療大の間で「単位互換制度」が導入される。【深谷理事長談話】このたびの合併は天理大学にとって、臨床心理、社会福祉、またスポーツ医学などの分野での内容充実と研究の進展につながる。さらには、国際交流という点に関しても、新たな分野が加わることになる。天理大学の総合的なステータス向上のうえに大いに期待できることであり、心から喜ばせていただいている。今後、合併についての具体的な相談を着実に進めていきたい。「法人合併基本合意書」に署名した深谷理事長(左)と奥村理事長(3月30日、学校法人天理大学ニュース新入生のドキドキの1日天理小入学式春うららかな6日、天理小学校で入学式が行われた。真新しい制服と、色とりどりのマスクを身につけた73人の新入生は、見慣れぬ校舎に緊張の面持ち。ピンと背筋を伸ばしていすに座る姿がういういしい。この日、人生初のドキドキの1日〟となったかもしれない。5月期の修養科と各講習会などについて4月期に引き続き、5月期も修養科生の受け入れを行います。また、4月27日開講の教人資格講習会と教会長資格検定講習会を実施するとともに、5月2日からの三日講習会Ⅰ、5月日からの同盟についても開催いたします。なお、修養科の志願者ならびに各講習会の受講を希望する方は、くれぐれも体調管理につとめていただきますようお願いいたします。立教16年4月14日天理教教会本部教会本部4月月次祭の参拝について新型コロナウイルス感染拡大防止の対策として、教会本部の4月月次祭には、ようぼく・信者の皆様の参拝をお控えいただき、各教会・布教所、自宅などから遥拝をお願いいたします。立教16年4月41日天理教教会本部おやのこころおやのことば四ッよくをわすれてひのきしんこれがだいちこえとなる「みかぐらうた」十一下り目春の陽気に誘われ、家族で庭木の植え替えを行いました。スコップを手に体を動かしていると、額にうっすらと汗が浮かんできます。柔らかな風は、湿った土の匂いをはらんでいます。掘り起こした土を触ると、ほのかに温みが感じられます。この地の温みが〝芽吹きの合図”となるのか、庭の草花も日一日と彩りを増しています。日差しを浴びる地面は、まさしく命を育む土壌なのです。その土壌をより豊かにしているのが肥の働きです。わが家では、草木に合った肥を季節ごとに施しています。幼い娘二人の出生記念樹も、おかげで順調に成育中です。豊かな土壌からは豊かな命が育つ。火水風のご守護はもとより、肥の恵みのありがたさが、あらためて胸に込み上げてきます。「四ッよくをわすれてひのきしんこれがだいゝちこえとなる」欲を忘れ、報恩感謝の思いで行うひのきしんが肥になる、とお教えいただきます。自然界の摂理と同じように、豊かな信仰を育むには肥の伏せ込みが欠かせません。そのためにも率先してひのきしんに励み、成人のための土壌づくりに努めたいものです。そうした親の求道の日々を通して、子供たちの信仰の芽も育まれるのだと思います。春の花々と緑の競演は今が盛り。動感あふれる命の息吹を感じながら、今日も勇んでひのきしんに励ませていただきましょう。(お)