天理時報2021年4月4日号3面
春の陽気満ちるなか3月月次祭教会本部の3月月次祭は26日、中山亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。大亮様は祭文の中で、たすけ一条の道を付けて、陽気ぐらしへとお連れ通りくださる親神様のご慈愛に御礼申し上げたうえで、「私ども一同は、世界一れつの陽気ぐらしを目指すようぼくの使命を胸に、日々心のほこりを払い、心澄みきる努力を重ね、一人でも多くの人々に教えを伝え広めさせていただく所存でございます」と奏上された。この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。前日の雨から一転して、雲一つない青空が広がったこの日。神苑周辺のサクラも見ごろを迎え、春の陽気に満ちるなか、参拝者は一心に「みかぐらう「た」を唱和した。おつとめの後、安野嘉彦本部員が神殿講話に立った。安野本部員は講話の中で、先人の道の歩みなどを振り返ったうえで、「素直が第一である」と強調。身上・真情書に行き詰まって教会を訪れる人は、道の信仰者の生き方にその救いを求めているとして、「親神様のご存在と教祖存命の理を心底信じきり、日々心を尽くす信仰者としての生き方が、人々の心を開き、心の闇を明るく照らすのだと思う」と語った。翌2日には、大亮様祭主のもと、春季霊祭が執り行われた。神殿では、祭文奏上に続いて、「よろづよ八首」と十二下りのてをどりが勤められた。続く「祖霊殿の儀」では、大亮様が祭文を奏上。ご恩報じの心で道のうえに伏せ込まれた先人たちの遺徳をたたえたうえで、「霊様方には一同の心をお受け取りくださいまして、たすけ一条の道がさらに伸び拓けていきますよう」と願われた。3月月次祭は、直属教会長や教区長のほか、各地の教会の代表者が昇殿して厳かに勤められた(3月26日)楽3月26日のお運びで、中根大教会(栃木県小山市)の7代会長に日髙彰氏(33歳)、本愛大教会(名古屋市)の6代会長に安藤吉人氏(3歳)が、それぞれお許しを頂いた。中根大教会長に日髙彰氏【日高氏略歴】昭和22年8月14日生まれ。59年青年会中根分会委員長。平成元年赤見分教会長。28年中根大教会役員、本部詰員。就任奉告祭は5月16日。本愛大教会長に安藤吉人氏【安藤氏略歴】昭和58年12月25日生まれ。平成20年青年会本愛会委員長。21年本部青年。28年青年会本部委員長。就任奉告祭は6月20日。視点新しい時報を〝つなぎ”に今号から『天理時報』の形も内容も生まれ変わった。内容面では、ようぼく・信者が信仰心を養ったり、道の仲間の活躍を知ったりする読み物としての色合いが濃くなる。これまでと同様に、旬々のおぢばの声”を届けることに変わりはないが、行事や活動などの詳しい情報は、天理教ホームページ上や『みちのとも』誌上で見られる。教会でも、会長の考えや教会の動きを記した教会報を発行しているところは多い。普段は顔を合わせない信者さんにも送るなどして、心をつなぐ手だてとしている。書かれている文章には会長や執筆者の人間性や信仰の温もりが表れていて、情報を知るというより〝人を知る〟面もあって、読むと楽しくなる。一方、時報は教内全体の機関紙であるが、その中に親神様の思召や教祖の温もりを感じ、信仰を共にする教友の思いや人間性にふれることで、勇みや励みが得られれば、読み応えにもつながるだろう。紙面の判型は従来の半分の大きさ(タブロイド判)になるが、その分、一つひとつの記事が際立ち、読みやすくなる。ところで、タブロイドの語義には「小型。要約、圧縮した」の意味がある。その名を取った小型新聞の発生は20世紀初頭のイギリスにあり、まず大衆紙が導入した。近年になって同国の「タイムズ」紙などの高級紙も積極的に採用している。いつでも目に入り、手が届く生活の場に、教えの息吹にふれて信仰心を呼び覚ます読み物がある環境は大切だ。新しい『天理時報』は、紙面が読みやすくなるとともに、スマートフォンなどインターネット上でも閲覧することができ、利用手段と範囲がより広がった。この機会に、あらためて家族や知人らへの”つなぎ”として大いに活用していただきたい。陽気ぐらしのヒント人生相談マスクを着けない人にイライラQ最近、マスクを着けずに外出している人を見かけると、「どうして着けないのか」と疑問を感じ、イライラします。感染症を予防するためなら、少しくらいの不便は我慢できると思います。どうすれば、イライラせずに過ごせるでしょうか。(40代女性)A現在のコロナ禍に限らず、いつの世もエチケットやマナー、ルールを守らない人はいるものです。あなたのようにきちんとしている人から見れば、イライラが募るのも頷けます。しかしイライラしているだけでは、陽気ぐらしの生き方はできません。ストレスが溜まると、あなたの身に悪影響を及ぼします。イライラは「はらだち」につながります。世の中は「十人十色」。さまざまな人がいて当たり前だと、寛容な心を持てるといいですね。人の行動を見てイライラしそうになったとき、「あの人は注意を受けるかもしれないな。かわいそうだ」などと気持ちを入れ替えることでイライラを軽減できます。また、「アンガーマネジメント」という怒りを抑える心理トレーニングも参考になります。怒りの感情が湧き上がったときは、「深呼「吸する」「6秒間数える」などが有効です。何より信仰者としては、心を込めておつとめを日々勤めることが大切です。おつとめは命の切り替えをするたすけの手だて、です。また、よろづたすけを願うのもおつとめです。生かされている喜びに感謝し、一日も早くコロナ禍が終息するように願いを込めておつとめを勤めてください。悪しき心も払われて、親神様・教祖が良い方向へ導いてくださいます。回答者平澤勇一磐城平大教会長福島教区長身上・事情などに関する悩みをお寄せください。個人情報は厳守いたします。●〒632-8686天理郵便局私書箱30号天理時報「人生相談」係●ファクス=0743-62-0290Eメール[email protected]