天理時報2021年4月4日号7面
話題を追って奥さんは世界王者埼玉の岡庭冴美さん教会長の奥さんはボクシングの世界王者国際ボクシング連盟(IBF)女子世界アトム級チャンピオンの花形冴美選手(本名=岡庭冴美さん・36歳)は、先ごろタイトルマッチに臨み、2度目の王座防衛に成功。夫・健さん(4歳・北葛分教会長)との結婚を機に、教会生活に入った冴美さんは、この試合をもって現役を引退した。世界の頂点に立った冴美さんが描く次のビジョンとは――――。ボクシング王座を防衛し引退修養科へ「自分の力を出しきれた。ボクシングの世界に未練はない」。引退試合となるタイトルマッチを終えた冴美さんの表情は、やかだった。運動神経が良く、生時代にサッカーやハンドボールなど団体競技に打ち込む一方で、人間関係の難しさを味わった。そこで「一人でできるスポーツを」と考える中で、ボクシングと出合った。2歳のとき、自宅近くの花形ジム(花形進会長)に入門。大けがや4度の世界戦敗北を経験しながらも、プロ10年目の2018年、IBF女子世界アトム級王座を獲得した。「”頑張りきることができない自分”を変えたかった。絶対に逃げなと覚悟を決めて取り組んだ結果、夢を叶えることができた」「自分を大切に」恩返しの人生を冴美さんがお道の教えを知ったのは、世界の頂点に立った翌年の5月。知人の勧めで日本ボクシングコミッション(JBC)審判員の健さんと出会い、交際を始めたことがきっかけだった。6カ月間の交際を経て19年1月に結婚。教会生活に早く馴染めるようにと、移動中などの空き時間を利用して「みかぐらうた」を覚えるとともに、月次祭の日には、コロナ禍で直会ができない代わりに、信者さんが持ち帰る弁当を自ら手作りした。健さんは「妻の人柄が影響したのか、会の雰囲気も明るくなった」という。一方の冴美さんも「教えを実践する夫の姿を見ることが、自分自身を振り返るきっかけになっている。私も夫のような通り方ができるようになりたい」と語る。3月18日に臨んだIBF女子世界アトム級タイトルマッチは、10ラウンドを戦い抜いた末の「引き分け」世界王者のまま有終の美を飾り、ボクシング生活を終えた。一番近くで応援してきた健さんは「審判員を務める私でも、極限まで自分の身体と向き合ってタイトルマッチに臨む妻の姿を通じて、ボクシングは、お借りしている身体を存分に生かす競技なんだと教えられた気がする。妻はまだ信仰者としての一歩を踏み出したばかり。少しずつでも、共に教えを実践できるようになりたい」と話す。5月から修養科を志願予定の冴美さん。「ボクシングは、自分を追い込むことを求められる競技だが、その一方で、自分を大切にできないと、けがをしてしまい、決して強くなれない。自分の身体を大切に使わせていただくという部分では、お道の教えにも通じるものがあると感じている。これからは夫を支えながら、お世話になった方へ恩返しができるような人生を歩んでいきたい」と、第二の人生への抱負を語った。2度目の世界王座防衛に成功した冴美さん(中央)と夫の健さん(右)と花形会長(3月18日、東京・後楽園ホールで)これから共に道を歩む冴美さんと健さん(3月21日、埼玉県三郷市の北葛分教会で)訃報細木美地生さん(88歳・敷島大・六踏分教会長)3月2日出直された。北海道教区。田﨑義人さん(5歳・防府大・菅麻分教会前会長)3月5日出直された。山口教区。長瀬れい子さん(90歳・南阿大・備北分教会長夫人)3月5日出直された。広島教区。加藤和子さん(8歳・本愛大本髙見分教会前会長夫人)3月8日出直された。大教会婦人を務めた。愛知教区。鈴木道夫さん(8歳・東愛大・愛盛分教会長)3月9日出直された。岡崎支部役員などを務めた。愛知教区。高場正幸さん(7歳・岡大・東志免分教会前会長)3月9日出直された。旧粕屋支部長を務めた。福岡教区。中嶋フサさん(30歳・髙安大道治分教会長)3月11日出直された。東京教区。山口忠さん(56歳・東本大本北園分教会長夫君)3月11日出直された。千葉教区。渡邊桂太郎さん(70歳・那美岐大・桂城分教会長)3月14日出直された。大教会責任役員、教区長を務めた。秋田教区。加藤爲吉さん(8歳・北洋大大代分教会長)3月15日出直された。岩船支部長、保護司を務めた。旭日単光章を受章。新潟教区。