朝霧とススキの穂 – 表紙写真
奈良市の平城宮跡歴史公園。冷え込む早朝、秋の気配を感じるススキの穂に光が射し込む。すると周囲が朝霧に包まれた。 by 藤浪秀明
大正8年、近代的な輸血法が日本に導入された。輸血が盛んに行われるようになったのは戦後のことで、しばらくは、主に売血方式が採られていた。 昭和39年、無償での「献血」を推進する方針が閣議決定され、血液事・・・
人がめどか、神がめどか。神さんめどやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一二三「人がめどか」 これは、自分に対する陰口を耳にして、激しく憤っていた信者に向けてのお言葉です。「めど」とは目標という意味。人が・・・
濱 孝(天理教信道分教会長夫人)1972年生まれ その手があったか! 私の実家には、もうすぐ85歳になる父と82歳の母が、二人で暮らしている。 3人の娘と8人の孫たちは、それぞれみんな元気に頑張ってい・・・
「行ってきます」と、玄関から声が聞こえました。仕事に行く娘のようです。 「気をつけてね」と応えます。 何げない家族の会話ですが、娘は笑顔で車に乗り込みました。その笑顔が少しだけ私を幸せにしてくれました・・・
さまざまな分野の第一線で活躍する人々の生き方・考え方を紹介する『skitto』(すきっと)の最新号が発売されました。 特集のインタビューでは、今年の「日本アカデミー賞」最優秀作品賞に輝いた映画『侍タイ・・・
世界の人が皆、真っ直ぐやと思うている事でも、天の定規にあてたら、皆、狂いがありますのやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』三一「天の定規」 人間の目には真っ直ぐにに見えて、多くの人が正しいと思うことでも、・・・
野口良江(天理教栄基布教所長夫人)1977年生まれ おばあちゃんっ子 私は、自他ともに認める大のおばあちゃんっ子だ。祖母とは、私が高校に進学して寮生活を始めるまで一緒に暮らした。 初孫だったこともあり・・・
高校生のころです。ある推理小説をワクワクしながら読み始めた私に、友人がこう言いました。「犯人は××だよ」。ひどい友人がいたものですね。それからあとの内容はまったく面白くなく、楽しみを奪われてしまいまし・・・
そっちで力を入れたら、神も力を入れるのやで。この事は、今だけの事やない程に。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一七四「そっちで力をゆるめたら」 これは教祖が、自らが神のやしろであることを納得させるために、お・・・
三濱かずゑ(臨床心理士・天理教教養室(修養科)世話掛)1975年生まれ 「今から5年、時間をあげるって言われたら、何学部を受験する?」 春から大学に通い始めた次女に突然尋ねられ、答えられませんでした。・・・
「優しい」の語源は「痩さし」。つまり、痩せているという意味だそうです。そこから「痩せ細るほどつらい」「みすぼらしく恥ずかしい」という意味が生じました。 その後、つらさを抱えて恥ずかしそうな様子が、どこ・・・
11月1日(土)/ 2日(日)会場によって、どちらかの開催日となります 天理教教祖・中山みき様は、人間はこの世で「陽気ぐらし」をするために生まれてきたとお教えくださいました。そして、人々が互いにたすけ・・・