浮島桜 – 表紙写真
滋賀県日野町の日野川ダム。周囲には公園が広がり、桜の名所でもある。春の夜明け、浮島に光が降り注いだ。 by 藤浪秀明
4月29日(火・祝)は全教一斉ひのきしんデー 誰でも人のために何かをしたり、人の役に立ったりしたときは嬉しいものです。それは、人間が互いにたすけ合って生きるように造られているからです。 私たちは人間を・・・
神と言うて、どこに神が居ると思うやろ。この身の内離れて神はなし。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一六四「可愛い一杯」 神様のお姿は人間には見えないけれども、実は体の中におられるのだと、教祖はお教えください・・・
川村 優理(エッセイスト・俳人)1958年生まれ 江戸時代から残る古民家で学芸員として働いています。鍵を開ける当番の朝は、少し早く出勤します。雨戸を開けて回るだけでも20分ほどかかる大きな家です。 材・・・
「人間は一生のうち逢うべき人に必ず会える。しかも、一瞬早すぎず、一瞬遅すぎないときに」 ある教育学者の言葉です。 春本番。就職、転勤など環境の変化で、新しい出会いが待っている人も多いでしょう。人に限り・・・
辻 治美(天理教甲京分教会長夫人)1969年生まれ 先日、あるイベントの参加費を調べていたら「ペイフォワードです」と書かれていました。 ペイフォワードとは、直訳すれば「先に払う」となりますが、自分が受・・・
世界一列の人間は、皆神の子や。何事も、我が子の事思てみよ。ただ可愛い一杯のこと。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一六四「可愛い一杯」 この世と人間を創造された親神様にとって、人間はみな等しく可愛いわが子。・・・
大和青垣の龍王山を源とし、天理市街を西流して大和川に合流する布留川。万葉集にも詠まれたこの川は、古くから市民に親しまれてきました。近年は定期的に清掃活動が行われ、ホタルの飛ぶ姿も見られます。 天理教教・・・
姿はグロテスクですが、酢の物にすると美味しいナマコ。初めて食べた人は偉いと思います。あるいは納豆。一見、糸を引いている腐った大豆のようで、臭いも独特です。 フグ毒には青酸カリの千倍の毒性があるといわれ・・・
「冬来りなば春遠からじ」 日本の古い格言かと思ったら、西洋の詩の一節でした。冬が来たら……、「寒いよね」「つらいよね」と続きそうですが、「春は遠くないよね」とつながる。一種の反転が見事です。 つらい出・・・
濱 孝(天理教信道分教会長夫人)1972年生まれ 毎日陽気に暮らしていても、いたたまれない気持ちに押しつぶされそうになるときが、たまにある。 私は涙が出ない。一粒でいい、たった一粒でいいから、私の目か・・・
水を飲めば水の味がする。親神様が結構にお与え下されてある。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』第三章「みちすがら」 これは教祖が、人をたすけるために財産を施し尽くされ、極貧の暮らしを送るなかで諭されたお言葉で・・・
学生時代から機械工学が得意で、大学院を修了後、大手重工メーカーに入社した。 結婚を機に天理教に入信。33歳のとき急性小脳炎を発症し、一時は歩行困難になったが、義兄である教会長の懸命なおたすけにより完全・・・