人に支えられていま誰かの支えに – わたしのクローバー
藤本加寿子(元天理高校教諭)1959年生まれ 「音訳しています」 退職して5年。久しぶりに会った方から「どのように過ごしているのですか?」と尋ねられるので、「音訳しています」と答えている。 文字で書か・・・
藤本加寿子(元天理高校教諭)1959年生まれ 「音訳しています」 退職して5年。久しぶりに会った方から「どのように過ごしているのですか?」と尋ねられるので、「音訳しています」と答えている。 文字で書か・・・
筆者の住む温暖な地方でも、一年で最も寒い時季を迎えています。しかし、ふと庭先の梅に目をやると、もう花芽が膨らんでいました。体感する温度はさほど変わらないように思えますが、梅は確かに暖かさを感じているよ・・・
保護司とは、犯罪や非行をした人たちの立ち直りを地域で支えるボランティアで、法務大臣から委嘱される。 主な役割は、保護観察を受けている人と毎月面接を行い、指導や助言をすること、刑務所や少年院に入っている・・・
皆んなも、食べる時には、おいしい、おいしいと言うてやっておくれ。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一三二「おいしいと言うて」 私たちが口にする、動物も植物も、元は命あるものです。慈しみの心をもって、不足せず・・・
濱 孝(天理教信道分教会長夫人)1972年生まれ 大みそかの夜には 小学1年生の、これから初めての冬休みに入るという終業式の日に、担任の先生がこんな話をしてくれた。 「大みそかの夜は、うれしかったこと・・・
温もりが恋しい季節になりました。ふと入ったコンビニではホットドリンクが目につく所に置かれ、肉まんやおでんのコーナーには人が並んでいました。外に出て、マフラーで顔の半分を覆いながら歩きます。呼気のほどよ・・・
年の瀬も押し詰まったころ、全国各地の教会からお供えされた鏡餅が、天理教教会本部神殿の四隅にうずたかく積み上げられます。その量、約22トン(昨年度)。正月の三が日、神前に供えられた後、1月4日の「鏡開き・・・
この屋敷は、人間はじめ出した屋敷やで。生まれ故郷や。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』三三「国の掛け橋」 奈良県天理市にある「ぢば」は、親神様が最初に人間を宿し込まれた地点であり、すべての人の故郷です。教祖・・・
三濱かずゑ(臨床心理士・天理ファミリーネットワーク幹事)1975年生まれ 今年、ドラマをきっかけに有名になった言葉が「人生〇周目」です。昨年、体調を崩して死にかけていた私も、2周目の人生を与えられたつ・・・
慌ただしく時が流れる現代。心に余裕がなくなると、活動的な働きを司る交感神経が、どうしても過剰に働いてしまいます。 そんなときこそ深呼吸。心がスーッと落ち着きます。深く呼吸することで副交感神経が刺激を受・・・
生かされているありがたさを一人でも多くの中高生に伝えたいと、警察庁が主催する「命の大切さを学ぶ教室」の講師として、福岡県内を中心に講演を行っている。 2016年12月に、四女・陽菜さん(当時6歳)を突・・・
物は大切にしなされや。生かして使いなされや。すべてが、神様からのお与えものやで。 『稿本天理教教祖伝逸話篇』一三八「物は大切に」 豊かな時代となり、大抵のものは手に入ります。それでも、より良いものや新・・・
川村優理(エッセイスト・俳人)1958年生まれ 地方のFM局でラジオのパーソナリティをしています。ラジオが好きになったのは、歌詞に集中して音楽を聴けるからです。 テレビの歌番組では、画像に見とれてしま・・・