第6回「てびき」 – つながりTalk Room
ようぼくが信仰生活を送るうえで感じる素朴な疑問や悩みについて、編集部が独自の調査を実施。このコーナーでは、さまざまな疑問や身近な悩みについて、読者モニターたちが自身の体験や考えを交えながら共に解決への糸口を探っていく。第6回は、「てびき」に関する疑問・悩みについて”つながりTalk”を紙上紹介する。
Q1 どんなときにてびきを感じる?
私自身の事情のもつれを会長さんに相談すると「神様から、心を入れ替えるようにとのてびきではないか」とお諭しくださいました。しかし、いまの状況にどうしても不足してしまいます。皆さんは、どんなときに神様のてびきを感じますか?
(20代男性)
【ANSER】
職場の人間関係で心を倒しかけたことがありましたが、精いっぱい努力し、現在も同じ職場で楽しく働いています。振り返れば、あの苦しい節は、神様の子供可愛いゆえのお導きだったと感じています。
竹下紀子(36歳・方城分教会ようぼく・福岡市)
親神様は心通りに、ちょうどいいご守護を下さいます。それに気づいたのは、私自身の大きな身上がきっかけでした。「成ってくる理」をよく思案すれば、不足はなくなってきますよ。喜んで、この道を通りましょう。
島川ヒロ子(72歳・本愛岳分教会岳島布教所長・長野県小諸市)
順調だったことがうまくいかなくなったときに、親神様が何かを伝えようとされていると感じます。そんなときは気持ちを切り替えて、親神様・教祖にお喜びいただけることだけを考えるようにしています。
古川真由美(53歳・大野分教会教人・鹿児島県霧島市)
心底てびきを実感できるのは、過去を振り返ったときだろう。あなたが今できることは、思い悩みながらも、をやの教えと会長さんの導きを真っ白な気持ちで信じきり、周りの人の喜びを中心に考えて行動することだと思う。
山本健児(55歳・神加分教会ようぼく・神戸市)
てびきは”神様からのお手紙”だと思っています。心や身体が疲れているとき、いまある幸せが見えなくなるとき、神様がお手紙を下さって、ご守護の世界を、あらためて思い出させてくださるのだと思います。
生駒優子(53歳・名愛分教会ようぼく・名古屋市)
Q2 どのようにてびきに応える?
家族の身上をきっかけに、仕事の合間を縫って教会へ足を運ぶようになりました。皆さんは、神様のてびきを感じたり、悟ったりしたとき、どのように神様の思召にお応えしてきましたか?
(30代女性)
【ANSER】
てびきに応える道は、をやの望まれることは何かと考え、行動することだと思う。思召が少しでも分かるようぼくに近づけるように、教えを学び直す機会を意識してつくっている。
坂下寛幸(47歳・釧正分教会長・北海道釧路市)
『稿本天理教教祖伝逸話篇』100「人を救けるのやで」が頭に浮かぶ。私自身も難しく考えすぎず、おつとめやおさづけを通じて、家族や身近なところから、にをいがけ・おたすけを心がけていきたい。
小長谷啓太(46歳・華越一分教会ようぼく・名古屋市)
ひのきしん、にをいがけ、日参。私自身の実体験だが、この三つの行動が、神様の思召にお応えするために欠かせないことだと思う。
宮田敦彦(65歳・東川越分教会ようぼく・埼玉県川越市)
教祖は、人をたすける心になることを何よりも望まれてなるほどいる。つまり「成程の人」に近づく努力が大切なのだろう。「この人の言うことは素直に聞ける」「話しやすい」と思ってもらえる人になることも、成人への確かな第一歩になると思う。
松村純(48歳・博門分教会長・福岡県北九州市)
てびきを感じるとき、深く思案できるように、教会で参拝したり、ひのきしんをしたりしている。さらにその先に「自分にできるおたすけ」を見つけることが大切ではないだろうか。
山腰敏生(65歳・陽輝分教会ようぼく・大阪市)
(イラスト:やのうあゆみ)
私のオシ面
昨年10月19日号から新年号(1月4日号)までの10週分の紙面の中から、読者の関心が高かったイチオシの記事をランキング形式で紹介する。
【1位】
ヒューマンスペシャル
「生きる希望」をリアルに描いた親子の愛情物語
(12月21日号1・4・5面)
映画『桜色の風が咲く』を観てきた。福島さんの著作も読んだが、映像になると一層心に迫るものがあり、素晴らしく感じられた。
(50代男性)
【2位】
ヒューマンスペシャル
町工場から宇宙へ――信仰と技術で描いた”ものづくりの軌跡”
(10月19日号4・5面)
安田さんの「常に人さまに喜んでもらうことを考えて通れば、やがて自分自身もたすかっていく」との言葉が心に響いた。
(50代男性)
【3位】
特別企画 おたすけに生きた女性
――成人の歩みをたどる 諸井その[上]・[下]
(12月7日号4・5面/12月14日号4・5面)
ぢばに心を寄せ、たんのう一筋でしっかりと家を守り、夫を支えた その の通り方に感動した。
(70代男性)
ほっこりトピック
一椀のすまし雑煮あらためて感謝!
田岡利依(45歳・東三分教会ようぼく・天理市)
3年ぶりに行われた本部「お節会」に帰参しました。従来の運営方法から大きく変わりましたが、一椀のすまし雑煮を頂戴することができ、感謝の思いでいっぱいです。また、会場を出る際に、お下がりのお餅を頂き、とても嬉しく思いました。
一方、感染症対策を徹底した食事の仕方や対応などから、これまで当たり前だった「お節会」の光景が、どれほど有り難いことだったのかと、あらためて実感しました。
いまだ不安な日々が続くなか、給仕を務めてくださったスタッフの皆様に、心から御礼申し上げます。