対象者の心の支えに
竹本和道さん(63歳・福芦分教会長・福山市)は、保護司として19年間にわたって地域の更生保護活動に貢献した功績が認められ、「法務大臣表彰」を受けた。
平成15年、新市町(当時)教育委員会委員長から推薦を受けて委嘱。「地域の青少年の育成、更生に役立ちたい」という一心で、これまで約20人の自立更生に携わってきた。
保護司を務める中で、対象者の更生には保護者の協力が必要と感じた竹本さんは、対象者だけでなく保護者とも面談するなど、対象者一人ひとりに心を砕いてきた。
これまで「中国地方保護司連盟会長賞」「中国地方更生保護委員会委員長賞」などを受賞したほか、令和3年には「全国保護司連盟理事長賞」を受けた。
竹本さんは「対象者と向き合う際は、これまでの生き方を変えて自立してもらえるよう、お道のエッセンスを交えながら話すことを心がけている。これからも対象者の心の支えになれるように、力を尽くしていきたい」と語った。
(広島・友井社友情報提供)