“先手必勝”で初の選抜大会へ – 天理高ソフトボール部
天理高校ソフトボール部は、2022年11月に行われた「奈良県高校ソフトボール新人大会」で初優勝を飾り、「全国高校女子ソフトボール選抜大会」への出場を決めた。
今年のチームは、主砲の河野彩音選手(2年)をはじめ、昨秋の新人大会で打率10割を記録した辻本明莉選手(1年)など、打撃力の高い選手がそろう。
県新人大会では、初戦で優勝候補の奈良文化高校と対戦し、初回に3点を挙げるなど7‐2と快勝。続く準決勝をコールド勝ちすると、奈良女子高校との決勝でも初回に一挙6点の猛攻を見せ、五回コールドで初優勝した。
一方、県外の強豪校と練習試合を重ねる中で、林祐一監督(37歳)は「全国で戦うためには強固な守備が必要だと感じた」と話す。
その後、チームは僅差の試合を守り勝てるよう、ノック練習を中心に捕球やスローイングなど守備力の強化を続けている。
また、「機先を制す」を合言葉に掲げた。初回に相手を圧倒する”先手必勝”を心がけて大会へ挑む。
林監督は「まずは選抜大会で1勝すること。自分たちが練習してきたことを全力で出しきり、積極的なプレーを心がけたい。その結果が勝利につながれば」と話している。
なお選抜大会は、3月18日から鹿児島市の南栄リース桜島グラウンドで行われる。
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このほか、同卓球部女子の山崎琴音選手(1年)が女子シングルスで選抜大会に、同柔道部が男女ともに団体戦と計8階級の個人戦で「全国高校柔道選手権大会」に出場する。