立教186年3月月次祭 – 春の雨降るなか
教会本部の3月月次祭は26日、中山大亮様祭主のもと、本部神殿で執り行われた。
大亮様は祭文の中で、果てしなき親心と自由のご守護のまにまに、陽気づくめの世界へとお導きくださる親神様のご慈愛にお礼申し上げたうえで、「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、日々ひながたを胸に心を治める努力を重ね、教祖の道具衆として、たすけ一条の道に誠真実を尽くすとともに、課題である道の将来を担う人材の育成に精いっぱい努めさせていただく所存でございます」と奏上された。
この後、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
この日、親里は朝から春の雨が降り注いだ。全国から帰り集った大勢の参拝者たちは、色とりどりの傘を手に、一心に「みかぐらうた」を唱和した。
おつとめの後、仲野芳行本部員が神殿講話に立った。
仲野本部員は、「おさしづ」や自らの経験などをもとに、教祖の親心にお応えする通り方に言及。教祖は「『言いつけられた用事を、よろこんで、素直にさしていただく』、これが一番喜ばれた」との先人の言葉を引いたうえで、教祖の溢れる親心にお応えしたいとして、この旬は「これからのお道を担ってくださる方々に、喜び心いっぱいの年祭活動を映すときである」と語った。
先人の遺徳しのび – 春季霊祭
翌27日には、春季霊祭が執り行われた。
神殿では、祭文奏上に続いて「よろづよ八首」と十二下りのてをどりが勤められた。
続く「祖霊殿の儀」では、大亮様が祭文を奏上された。その中で、教祖のひながたを心の頼りとして懸命にお通りになり、後に続く者へつないでくだされた先人の遺徳をたたえたうえで、「霊様方には一同の心をお受け取りくださいまして、今もこれからも、たすけ一条に励むようぼく・信者たちをお見守りくださり、教祖140年祭を目指す大切な時旬に、一層の成人と実動の歩みを進めさせていただけますよう」と願われた。