急がず慌てず 優しい心で – おやのことば・おやのこころ
2023年4月15日
おやのことば・おやのこころ 六ッ むごいこゝろをうちわすれ
「みかぐらうた」五下り目
やさしきこゝろになりてこい
先日、初めて通る道で車を運転していると、後方の警察車両に停車を求められました。自分としては全く無意識だったのですが、少し前に通り過ぎた交差点で一時停止義務を怠ったとのことです。付近に停車車両があったため標識が見えづらくなっていたこともありますが、もちろん言い訳にはなりません。交通違反で取り締まりを受けたのは、免許取得直後に初心者マークの表示を忘れて以来20年ぶりのことです。
教会へ戻り、事故につながらなかったことをお礼申し上げるとともに、その数日前に「みおしえ学習会」のファシリテーター(進行役)として出向した際のことを思い返しました。学習会のテーマは「八つのほこり」です。ワークシートの中に、自分が最も積みやすい「ほこり」を一つ選び、具体的な場面を振り返る設問があります。私の場合は「はらだち」だと思い、学習会当日の朝、「今日一日は『はらだち』の心を使わず、優しい心で過ごそう」と決めて出発したものの、運転中、急な割り込みなどに遭遇すると、つい腹を立ててしまうことがありました。
今回の違反にしても、自らの注意力不足もさることながら、日ごろから急がず慌てず、人に譲る心を意識していれば、未然に防げたに違いありません。ドライバーとしての初心と併せて、優しい心を日々忘れずハンドルを握る大切さを胸に刻み直しました。
(榊)