伊藤健さん(78歳・小貫分教会ようぼく・横手市)は先ごろ、長年にわたり県のバスケットボールの振興に貢献したことが称えられ、秋田県スポーツ協会から「スポーツ賞・功労賞」を贈られた。
学生時代はバスケットボール部に所属し、卒業後は秋田県内の高校で教員として勤めた。昭和43年から同競技の日本公認審判員として県内外で活躍した。
平成7年に審判員を引退した後も、教え子が指導する高校のバスケットボールチームで顧問を務めるなど、半世紀を超えてバスケットボールの指導や振興に努めてきた。
また伊藤さんは、これまで県バスケットボール協会理事、常任理事、副会長などの要職を歴任。現在も同協会の顧問を務めている。
「大学時代の恩師に憧れ、私もあの人のように、との思いで指導に当たってきた。親神様のご守護に感謝しながら、これからもひのきしんの精神でスポーツの発展に貢献していきたい」と伊藤さんは語った。
(秋田・稲毛代表社友情報提供)