ひながたをたどり たすけ一条に励んで – 立教186年 教祖誕生祭
225回目のご誕生日寿ぐ
教祖の225回目のご誕生日を寿ぐ教祖誕生祭は18日、中山大亮様を祭主に本部神殿、教祖殿で執り行われた。
新型コロナウイルスの感染が収束に向かいつつあるなか、存命の教祖を慕い、国内はもとより海外からも大勢の道の子が帰り集った。
定刻、大亮様は、つとめ人衆と共に本部詰所を進発され、教祖殿、祖霊殿で参拝。さらに、神殿上段へ参進された大亮様は、祭文の中で「私どもをはじめ教会長、ようぼく一同は、幾重苦難の中も明るく勇んでお通りくだされた教祖の道すがらに思いを致し、“ひながたの道を通らねばひながた要らん”とお教えいただくお言葉を心に刻んで、ただいまの時旬にふさわしいたすけ一条の歩みを弛みなく進めさせていただく決心でございます」と奏上された。
続いて、かぐら・てをどりが陽気に勤められた。
最高気温21度。山並みに春霞がたなびき、穏やかな日差しが降り注ぐなか、参拝者たちは心一つに「みかぐらうた」を唱和した。
かぐらづとめの後、真柱様、大亮様、はるえ様、布恵様は、教祖のご昼食の給仕に教祖殿へ向かわれた。
おつとめの後、山中忠太郎本部員が神殿講話に立った。
山中本部員は、教祖140年祭へ向かう年祭活動を、これまで以上に全教が心を一つにして教祖ひながたを目標に勇んで進めることが、これから私たちがなすべきことであると強調。陽気ぐらしへの道として、おつとめとおさづけを教えていただいたことにふれ、殊におさづけは、世界たすけのために教祖が現身をおかくしになってまでお渡しくだされたものであるとして、「親神様を信じきり、ひたすらたすかりを願う誠の心で取り次げば、親神様は必ず働いてくださる。誠の心を養い、おさづけを取り次ぐことのできる相手が少しでも多く与わることを願い、勢いをつけて、にをいがけ・おたすけに励ませていただこう」と述べて、講話を締めくくった。
この後、大亮様は教祖殿へ進まれ、教祖の御前で祭文を奏上。ご祝詞を申し上げたうえで、「私ども一同は、教祖の道具衆としてお使いいただく喜びと自覚を一段と高め、教祖140年祭への三年千日、素直にひながたをたどり、たすけ一条の御用に一手一つに励ませていただく決心でございます」と誓われた。
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祭典に引き続き、「よろこびのハーモニー」(婦人会・青年会・少年会主催)が中庭で催され、神苑一帯に道の子の歌声が響いた。
教祖誕生祭の様子を動画で視聴できます。