土田優子(78歳・石川県七尾市)
2カ月ほど前、古くからつながりのある教友と久々に再会しました。懐かしい昔話に花を咲かせるうち、おぢばへ帰りたいとの思いが強まり、先月、およそ1年ぶりに帰参しました。
未信仰の私がお道の教えを知ったのは50年ほど前。当時、家庭内での人間関係のもつれから八方塞がりの状態に陥り、落ち込む日々を送っていました。そんななか、近所に住んでいた布教所長さんが、悩みを聞いてくださったのです。
その後、布教所長さんの勧めで、当時勤めていた美容院の仕事に都合をつけて修養科を志願しました。
修養科では、お道の教えや教祖のひながたを学びつつ、ひのきしんに精を出す中で、塞ぎ込んでいた心が徐々に前向きになっていきました。そして修了を前に、生涯お道を信仰していく心を定めました。
その後、美容師として復職。現在は、お客さんからの個人的な悩み相談に乗る中で、お道の教えをもとに、自身のたすかった経験などを伝えています。
身上を健やかにご守護いただく限り、今後も”ようぼく美容師”として、信仰初代の私にできるにをいがけ・おたすけを意識して、末永く仕事を続けていきたいと思います。