互いに勇ませ合い足並みをそろえて 第5回 直属教会の動き – リポート三年千日 一手一つに成人の歩みを
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教祖140年祭へ向かう三年千日の“踏み出しの年”も折り返し。各教会では、教友同士が勇ませ合って成人の歩みを進められるよう、さまざまな取り組みが行われている。今回は、先ごろ団参などを実施した三つの直属教会の動きを紹介する。
おぢば帰り団参に約600人 – 髙知大教会
6月25日午後1時すぎ。本部神殿西礼拝場では、髙知大教会(島村正規会長・高知市)につながる教友たちがおつとめを勤めていた。この日、同大教会による「おぢば帰り団参」が行われ、各地から約600人が帰参した。
三年千日の達成目標に「初参拝者1万人」「おぢばがえり3万人」を掲げる同大教会。今回の団参は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、帰参が叶わない教友が少なくなかったことから、一人でも多くのようぼく・信者に帰参してもらい、教祖に喜んでいただこうと計画されたもの。
当日、西礼拝場に集合した教友たちは、全員でおつとめを勤めた後、西境内地でひのきしんを実施。照りつける日差しのもと、丹念に草を取り除いた。
またこの日、106人が「基礎講座」を受講、28人が別席を運んだ。
門田諭・同大教会布教部長(61歳・比江分教会長・高知県南国市)は「今回、おぢば帰りができた喜びを、今年10月以降に実施される『ようぼく一斉活動日』への勇み心につなげていきたい」と話した。
「躍進のつどい」で成人図る – 双名島大教会
6月11日、香川県坂出市の双名島大教会(中腰治夫会長)の信者会館では「双名島大教会ようぼく躍進のつどい」と銘打った行事が初めて開かれた。
これは、大教会につながるようぼく一人ひとりが、勇んで年祭活動に取りかかり、ひながたの実践を通じて成人を図る契機とするもの。三年千日の間、毎年テーマを変えながら、年6回実施する予定だ。
今年のテーマは「教祖」。「諭達第四号」の中で示される「ひながたを目標に教えを実践」するために、教祖のひながたについて、あらためて学ぶ。
当日は35人が大教会に参集。中腰会長による講義やグループワークなどを通じて、教祖の足跡をたどるとともに、おたすけの場面でどのように相手に寄り添っていくのかなどを、熱心に話し合った。
中腰会長(60歳)は「『躍進のつどい』という名称には、教祖年祭へ向けて一歩でも成人の歩みを進められるように、との思いを込めている。『躍進のつどい』を通じて、互いに勇ませ合いながら、教祖に喜んでもらえる道を共に歩んでいきたい」と抱負を語った。
なお、第2回は7月5日、同大教会信者会館で開かれ、38人が参加した。
「みなくちの集い」親里で開く – 水口大教会
6月25日午前11時、本部神殿の回廊拭きに勤しむ団体は、水口大教会(藤橋光康会長・滋賀県甲賀市)の教友たち。
同大教会は同日、「みなくちの集い」を親里で開催。これは、2022年10月に行われた「6代会長就任奉告祭ならびに創立130周年記念祭」の御礼と、大教会につながるようぼく・信者が足並みをそろえて教祖140年祭活動に取り組む契機とするもの。
当日は、各地から275人の教友が西礼拝場に参集。回廊拭きひのきしんを行った後、本部神殿での「お願いづとめ」に参拝した。
午後は、詰所で長野吉晴・本部准員による記念講話があった。
田代保雄・同大教会布教部長(64歳・郡上白鳥分教会長・岐阜県郡上市)は「大教会につながるようぼく・信者が互いにたすけ合い、勇ませ合いながら、『集い』で親神様・教祖にお誓いした決意を実行に移していきたい」と語った。