天理本通りSDGsマルシェ 本ぶらサンデー – 天理時報社
天理本通りに活気あふれる
天理時報社(前川誠司社長)は5月15日、天理本通り商店街を会場に「本ぶらサンデー」と銘打ったイベントを初開催した。
これは「地域の人々が天理本通りをぶらぶら歩いて、『ちょっと、いい日曜。』を過ごしてもらおう」というもの。従来の印刷業にとどまらず“天理の町を盛り上げるイベント”の企画・提案を目指す同社が、その具体的な取り組みの一つとして、コロナ禍の影響を受けた天理本通りに活気を取り戻そうと企画した。
また、このイベントは、同社が積極的に推進しているSDGsの取り組みについて、幅広い世代に認知してもらうことをコンセプトに掲げており、参加者が持続可能な社会の実現に向け、「今から自分にできること」を考えるきっかけにしてもらうことも、テーマの一つとしている。
当日は、天理本通りに49店舗が出店。各店舗には、出店者が取り組んでいるSDGsの項目が張り出された。また、ハンドメード雑貨などの商品を扱うブースが並んだほか、キッチンカーでスイーツやファストフードなどを販売する出店者も。
また会場の一角には、同社所有の印刷の余り紙を活用した「巨大折り紙体験」や、「謎解きウォークラリー“本ぶらクエスト”」などSDGsについて考えるコーナーも設けられ、家族連れなど多くの来場者でにぎわった。
◇
「本ぶらサンデー」責任者を務めた、天理時報社の高田正一さん(44歳)は「開催に向けて協力してくださった関係者や、来訪されたすべての方に心から感謝したい。これからも魅力ある天理を社会へ発信できるよう、新たなイベントの企画・立案にチャレンジしていきたい」と語った。
SDGs(持続可能な開発目標)
SDGs(Sustainable Development Goals)とは、2015年に国連加盟国の全会一致で採択された、持続可能な世界実現のために定められた世界共通の目標。17のゴール・169のターゲットから構成され、地球上の「誰一人取り残さない」ことを誓っている。
詳細はこちら