特別号が来年リニューアル年祭活動の一助に – 全国社友大会 道友社
道友社(松村義司社長)の立教185年「全国社友大会」は9月25日、天理市民会館で開かれた。今年も、新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、参加者を限定して実施。直属および教区代表社友ら249人が参集した。
席上、あいさつに立った松村社長は、道友社発行の月刊紙『人間いきいき通信』(天理時報特別号)を、来年1月号から全面リニューアルする旨を発表。4ページ立ての新装紙は『天理いきいき通信』と改称し、お道に関心を示す人や、未信者向けの“にをいがけ紙”として発行していくと語った。
さらに、リニューアル後の具体的な紙面編成を紹介。教語をできるだけ使わず、お道の考え方や教えのエッセンスを感じてもらうことを念頭に、社会に暮らす人々の思いに届くようなメッセージを伝える巻頭言や、お道の女性によるエッセー、社会で活躍するようぼくの紹介コーナーなどを企画していると明らかにした。
そのうえで、本紙はポスティング用というよりも、身近な人やつながりのある人に“手渡しするツール(道具)”であると強調。秋季大祭に「諭達」が発布され、教祖140年祭に向けて三年千日の歩みが始まることを踏まえ、社会において接点ができた人に、陽気ぐらしにつながる心のありようを知ってもらえるよう、年祭活動の一助として活用していただきたいと要請した。
最後に松村社長は、年祭へ向けて全教一丸となっておたすけ活動を繰り広げるためには、お互いに成人して実践していけるよう、教友同士の励まし合いや丹精し合うことも大切だとして、「道友社の出版物やメディアを活用し、それぞれの立場で積極的に働きかけをしていただきたい」と呼びかけた。
なお、『天理いきいき通信』については、次号詳報の予定。
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休憩を挟んで行われた記念講演では、本紙で「手嶋龍一のグローバルアイ」を連載中の外交ジャーナリスト・手嶋龍一氏が登壇。「危機の時代をどう生き抜くか問われる日本の役割」と題して、東アジアの国際情勢や、いまなお混迷を深めるウクライナ情勢について、専門家としての分析を交えながら詳しく語った(詳細はこちら)。