義母の口出しが疎ましい – 人生相談
Q. 義母が頻繁に電話をかけてきては、3歳の娘の教育方針や食事内容に口出しをしてきます。正直、疎ましく思っているのですが、夫は「善意で言ってくれているんだから」と、聞く耳を持ちません。我慢するしかないのでしょうか。(30代女性)
A. あなた自身も子育てに関していろいろ努力されていることでしょう。溢れる情報を選別するだけでも大変な今日、義母からの頻繁な指図を疎ましく感じるのは無理もないですね。
参考意見と割りきって聞くことができればいいのですが、「聞いたからには、その通りにしなければいけないのでは」という気持ちも働くことでしょう。あるいは、義母の「善意」とは別の気持ちを感じてしまうのでしょうか。
夫婦にとっては娘、義母にとっては孫ですが、きっとそれぞれに前生からの縁が深く、また今生も関わり合うよう、親神様がちょうどよく組み合わせてくださったメンバーなのだと思います。
そして、その中で起きてくることにどんな意味があるのか。義母の指図の具体的な内容ではなく、あなたが疎ましく感じることを通して、親神様がもっと根本的な何かを教えてくださっているのではないでしょうか。
目の前のことにとらわれ、感情に流されたり意地を張ったりして、本当に大切なものを見失わないよう、じっくり冷静に思案することが大切だと思います。
情報をさらに増やしてしまうことになりますが、少年会本部が発行している『さんさい』を読んでみてください。何かヒントが見つかるかもしれませんよ。
回答者:西村和久 (一筋分教会長・「憩の家」事情部教師)