中国語スピーチコンテスト朗読部門で「最優秀賞」- 天理大学の吉田頼親さん
2026・3/25号を見る
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天理大学国際学部中国語学科の吉田頼親さん(2年・神菅分教会ようぼく)は、先ごろ開催された第43回「全日本中国語スピーチコンテスト全国大会」(主催=公益社団法人日本中国友好協会)の「朗読部門」大学生・大学院生の部で「最優秀賞」を受賞した。
同大会は、日本における中国語学習の普及と質の向上はもとより、日中両国民の相互理解と友情を深めることを目的に毎年開催されているもの。スピーチ部門と朗読部門に、それぞれ高校生、大学生・大学院生、一般の部が設けられており、全国の中国語学習者がスピーチの内容や発音、表現力などを競い合う。
24都道府県で予選大会が開かれた朗読部門では、予選を勝ち抜いた参加者の中から、課題文の音源審査によって一人に最優秀賞が与えられる。今大会には、各地から計97人が参加した。
空き時間や授業後も自主練習を繰り返し
大学で初めて中国語にふれた吉田さん。「声調」と呼ばれる中国語の発音パターンを習得するために、通学中や入浴時間などの空き時間を活用して自主練習を繰り返した。
さらに、1年時から学内外のスピーチコンテストに出場し、語学力の向上を図るとともに、壇上で話すことに慣れていった。
また、2年時には「スピーチ中国語」の授業を履修。母音の響きやイントネーションの変化によって、さまざまな状況を表現する方法を習得した。
「課題文を徹底的に分析し、審査員が登場人物の人柄を想像しやすいように、身振り手振りを交えながら台詞に抑揚をつける練習を繰り返した」と吉田さん。
授業後も大学に残って練習を重ねたほか、自らの朗読音源を何度も聞き返し、発音を細かく修正していった。
昨年10月、奈良県大会に出場し、優勝。その後の音源審査を経て、最優秀賞に選ばれた。今年1月11日、東京都の日中友好会館で授賞式が行われ、朗読を披露した。
現在、留学先の台湾で中国語の研鑽を重ねているという吉田さん。「最優秀賞の通知を見たとき、これまでお世話になった両親や先生に恩返しができたと思い、うれしかった。これから、中国語の習得はもちろん、中国や台湾の文化への理解も深めていきたい」と話した。







