おやのことば・おやのこころ(2022年11月2日号)
2022年11月2日
おやのことば・おやのこころ 人間思案は一切要らぬ。親神様に凭れ安心して産ませて頂くよう。
『稿本天理教教祖伝』第三章「みちすがら」
先月、東京在住の長女が第二子を出産し、待望の女の子を授かりました。明け方に産気づき、入院してわずか数時間後、無事に出産。ご存命の教祖から戴いた「をびや許し」のおかげで、安産のご守護を頂きました。
しかし、この日を迎えるまでには、さまざまな節を見せられました。殊に、臨月に入ってからは妊婦健診で逆子であることが分かりました。さらに1週間後には新型コロナウイルスに感染し、味覚・嗅覚障害などの症状に悩まされました。逆子が治らなかったらどうしよう、コロナ感染が胎児に悪い影響を及ぼさないだろうか……。そんな人間思案が頭をもたげてきたといいます。
その間、おぢば在住の私たち夫婦は、本部神殿と教祖殿へ毎日足を運んでお願いする一方で、「神様にもたれきったら絶対大丈夫。夫婦で心をそろえて神様にもたれきり、低い心で通らせていただきなさい」とLINEでメッセージを送りました。
その後、大難を小難にお連れ通りいただき、1週間余りでコロナが回復したため再度、健診を受けると、逆子が治っていることが判明。親神様・教祖に心からお礼を申し上げるとともに、その後は安心して出産に臨むことができたのです。
このたびの長女の出産を通じて、をびや許しの有り難さ、神様にもたれきることの大切さを、あらためて実感しました。
近々、孫娘に会えるのが楽しみです。
(足立)