年祭に向け実動誓う – 秋季大祭帰参者の声〈下〉
「諭達第四号」を拝して
秋季大祭帰参者の声〈上〉はこちら
いま自分にできるご恩返しを
冨山英樹さん(78歳・山代分教会教人・山口県柳井市)
これまで大きな身上を頂くことなくお連れ通りいただいたが、昨年11月に「パーキンソン病」を発症。右足が思い通りに動かせなくなり、今回は足をひきずりながらの帰参となった。
この体で満足な御用がつとまるのか不安だったが、「諭達」を直に拝し、教祖に背中を押していただいたような気がした。同時に、足の悩み以外は不自由なく通らせていただいていることへの感謝の気持ちが湧いてきた。
いまの自分にできるご恩返しの第一歩は、家族へのにをいがけだと思う。3組の子供夫婦のうち、おさづけの理を拝戴しているのは一人。気後れすることなく、しっかりと次代へ信仰を伝えていきたい。
相手のたすかりを心から願いつつ
紺谷雄大さん(22歳・飾芳分教会教人・岡山市)
今年、「布教の家」岡山寮に入寮し、にをいがけに歩く日々を送っている。
当初は、なんとかおぢばへ人をお連れしようとの思いでにをいがけに明け暮れた。そんななか、ありがたいことに毎月のように帰参者をお与えいただいた。しかし、入寮から半年が経ったいま、自らを顧みると、おぢばへ帰りたいとの思いばかりで、相手のたすかりを願う心が欠けていたと反省しきりだ。
そんななか、ある高齢の男性におさづけを取り次ぐ機会を得た。これまで以上に相手のたすかりを願って取り次がせてもらうと、男性は涙を流して喜んでくださり、あらためて“たすけ心”を持つことの大切さを感じた。
「諭達」を拝し、どのような困難な中も、ひたすらたすけ一条に通られた教祖のひながたを常に心に置き、一層おたすけに励みたいと思いを新たにしている。