地域活動の現状と展望めぐり – 支部長研修会 布教部
布教部(松村登美和部長)は11月25日、「支部長研修会」を本部第2食堂で開催。全国各地の支部長ら540人が参集した。
これは、教祖140年祭へ向かう三年千日を迎えるに当たり、地域活動の現状や今後の展望について、あらためて学びを深めようというもの。
当日は、松村部長のあいさつに続いて、「地域活動の現状とこれから」と題してパネルディスカッションを実施。パネリストとして冨松基成・布教二課長、原寛・鳥取教区東部支部長、上林敏晴・京都教区東山支部長、大山忠行・東京教区むさしの支部副支部長の4氏が登壇し、司会の福江弘一・布教部研究室員の質問に答える形で意見交換。それぞれの地域での取り組みを紹介しながら、コロナ下での工夫や今後の情報発信のあり方などについて述べた。
信用の素地をつくる
この後、中田善亮表統領があいさつに立った。
中田表統領はあいさつの中で、土地所の教会のあり方に言及。地域で輝き、頼りにしてもらえる教会を目指すことが、結果的に地域の人々へのにをいがけにつながるとして、教会が地域活動の基盤であると話した。
一方で、それぞれの教会が、その地域に住む人々にとってどのような存在になるのか、教会がどのようにして地域の結びつきの中に入っていけるのかを考えるうえで、支部活動の活性化が重要と指摘。地域で信用を得るための素地をつくっていくことを大切にしながら、一つひとつの活動を先長く積み重ねていかなければならないと語った。
最後に中田表統領は、支部長が地域で一番勇んでいる姿を体現するよう求めるとともに、年祭活動の先頭に立ち、しっかり尽力するよう重ねて呼びかけて、話を締めくくった。