おぢば帰りの“記念”に
近畿日本鉄道株式会社(近鉄)は、天理駅でオリジナルデザインの記念台紙つき入場券を販売している。
入場券は切符の一種で、駅に入場するためのもの。見送りなど、乗車以外の目的で駅改札内に入場する際に使用される。鉄道ファンの中には、各駅の記念入場券をコレクションする人も少なくない。
今回の入場券は、同駅の提案で作成されたもの。輸送部(板倉知幸部長)と相談のうえ、ピッキー、リボンのキャラクターや、天理―神戸三宮間を結ぶ直通臨時列車のヘッドマークを模した全21種類を用意した。価格は1枚160円。
同社の天理駅首席助役を務める山口敏夫さん(53歳)は「天理にお越しいただいた思い出として企画した。駅をご利用される方に喜んでいただければ」と話している。
近鉄天理駅の入場券
入場券(左)につくオリジナルデザインの記念台紙